オランダでModern Hermit(隠者)生活
オランダでアルバイトを辞めてもうすぐ3ヶ月。
細々と続けていた副業も辞め、今はオランダで隠者生活を送っています。
そもそも隠者とは?
「隠者(いんじゃ)」という言葉のそもそもの意味は、文字どおり「世を避けて隠れて暮らす人」、つまり「俗世間から離れ、孤独や静寂の中で精神的・宗教的な探求をする人」のことです。
🪷語源・歴史的背景
日本語の「隠者」は、仏教や修験道などの伝統に由来し、山奥にこもって修行をする仙人や修行僧をイメージさせます。
英語では「Hermit(ハーミット)」といい、ラテン語の eremita(砂漠に住む人=修道者)から来ています。
古代キリスト教では、都市や人間関係を離れて砂漠で修行する隠遁者が「Hermit」と呼ばれました。
🔍 隠者の特徴とは?
特徴内容
🧘♂️ 隠遁生活 世間の喧騒や物質的な欲望から距離を置く
🔦 内省と自己探求 真理や自己理解のために孤独を選ぶ
🔮 精神的成熟 多くの経験と深い思索によって得られる叡智
📿 宗教的要素 仏教、キリスト教、道教などにおける修行者の姿
🌙 現代的に言うと…
「隠者」とは、
情報に振り回されず、
一人静かに心の声を聞き、
本質を見極めるためにあえて距離を置く人
つまり「スピリチュアルなミニマリスト」のような存在です。
まとめると
隠者とは、
孤独の中に真実を見出し、
喧騒から離れて魂と向き合う存在。
外ではなく「内なる世界」こそが、旅の舞台です。
実は私、この「隠者」という言葉を
昨日はじめて知りました。
一体どこで?
『タロットカード』で、隠者のカードが出てきたのです。
5月末に始めたばかりのタロットカード占い。
先日、大学時代の友人を占っている時にこのカードが出てきました。
そもそも
「The Hermit(隠者)」の意味が分からなかった私は
この意味を調べると、今の自分であることに気がつきました。
ただ、「Hermit」は英語圏では
「世捨て人」みたいな極端な意味にも取られがちなようなので
自らを「Modern Hermit」と名付ける事にしました。
「現代の隠者」という意味で、
昔の山にこもる隠者とは違い、現代の社会の中にいながらも、内省・精神性・自分軸を大切にしている人というイメージになります。
遡ること5月、
突然仕事を辞めた私は
まずは3ヶ月、
私にとっての夏休みにすることに決めました。
「今自分がやりたいと思うことを片っ端からやる!」
それは自分が心の底から本当にやりたいと思えることを
どうしても見つけたかったからです。
私にとって海外に住む夢が叶った今、
次の生きる目標になり得る次の夢が必要だったからです。
ようやく次なる夢を探すための時間が与えられたようでした。
それまでもアルバイトをしながら
やりたいこと探しの旅は続けていました。
絵を描き始めたり、
オンラインでの副業を初めてみたり、
でも、やはり
仕事に心を支配されていたようでした。
「明日は何時に起きなきゃ。」
「今日は金曜だから混みそう…」
「行くのがめんどくさい。」
せっかく休みの日でも
頭の片隅にはいつも仕事がある。
もう働いて長いし、
わからないこともほとんどない。
人間関係も良好。
でも、どうしても拘束されている感覚が拭えない。
どの職場でも
必ず何かしらの問題やトラブルはあるのは常。
ただ転職したからといって
解決する問題ではないことは分かっていました。
そこに突如、
私にとっての夏休みが訪れたのでした。
https://note.com/angelune/n/n04e497e8a5d1
だから私は、
誰にも邪魔されない、
誰にも支配されない、
完全なるストレスフリーで
自分が思い描くままに過ごす夏休み
を過ごすことに決めました。
毎日好きな時間に起きて
お腹が空いたら料理をして
好きなものを食べて
その日の気分でやりたいことをやる
気分が乗らない日は何もしない
好きな時間に寝る
何日もシャワーを浴びていなかった事に
気がつくこともしばしば笑
なぜかは分からないけれど
どれだけ寝ても寝ても眠たくて
1日6時間しか起きていない日も…
自分の中にある野生本能が赴くままに
たまに
「こんな生活をしていて良いのだろうか」
と、謎の罪悪感に苛まれることもあります。
でも、もう決めたことだから。
「今は休む期間、今までの私へのご褒美」
「自分で貯めたお金でしているんだから、
誰にも文句を言われる筋合いはない」
そう思って心を落ち着けました。
オランダにいると、日本からの声は届きません。
「周りの目を気にする必要がない」
こんな生活ができるのはオランダにいるからです。
これが日本にいたら、
「頭大丈夫?!?病んでない?!!!」
と心配されるのがオチです。笑
思い返せば
中学高校は部活で休む暇もなく
大学生活も勉強と遊びとアルバイトで忙しく
社会人なっても仕事に追われて
オランダに来ても生活をするのに必死で
長期間、休む暇がない。
もう疲れたから一旦休ませてくれ。
人生についてゆっくり考える時間をくれ。
とにかく一旦ニート生活がしたかった。
日本にいた時は、社会人になったら
永遠に夏休みは来ないもの
取れても最長2週間があたりまえ
人生とはそういうもの
と、本気思い込んでいたけれど
そんなことは決してありません。
それは完全なる洗脳です。
ヨーロッパに来て
「Gap year(ギャップイヤー)」の存在を知りました。
「Gap year(ギャップイヤー)」とは、学業や仕事の間に意図的に取る休暇期間のことを指します。多くの場合、高校卒業後に大学進学する前や、大学卒業後に社会人になる前、あるいは仕事を辞めた後に人生を見直すためなどに取られることが多いです。
🌍 ギャップイヤーの目的と特徴
🔄 「立ち止まって考える」時間
自分の進路、価値観、生き方を見直す時間として使われる。
特にヨーロッパでは、単なる「遊び」ではなく、人生設計の一部として認識されています。
✈️ 旅・ボランティア・語学学習など多様な過ごし方
世界一周、異文化交流、ワーキングホリデー、瞑想リトリートなど。
自分を見つめ直す「内面の旅」に使う人も多い。
💼 将来への準備期間
一時的に立ち止まることで、次に進むエネルギーを蓄える。
海外では履歴書にも堂々と書ける「自己成長の証」として認められている国も多い。
🇪🇺 ヨーロッパでのギャップイヤー文化
オランダ、ドイツ、イギリスなどでは特に一般的。
「キャリアブレイク」「サバティカルイヤー(sabbatical year)」として、働く大人が取る長期休暇の延長線としても広がっている。
教師、医療関係者、研究職などでは制度として取り入れている組織もある。
🧘♀️ ギャップイヤーの精神的価値
「社会の流れから一歩離れ、自分に還る時間」
内面の声を聞き、「本当にやりたいこと」を再発見する
忙しい現代において「意図的に何もしない」という贅沢な選択
これは、ヨーロッパでは当たり前のことです。
これはただの怠けではなく、人生にとって必要な期間なのです。
ただ、それが日本にいるとマイナスなイメージで受け取られてしまう。
だからこそ海外でやることに意味があると思いました。
そして、私は
自分が心の底から
本当にやりたいと思えることを
見つけるために
結局、あらゆることに挑戦しました。笑
🌿5月にやったこと
Kindleに入会して、本を読み漁る
キャンバス絵1枚完成!
ロンドン旅行
Ilustratorを使ってみる
CanvaとChat GPTをめちゃくちゃ使いこなす
ウルトラワイドスクリーンをGET!!!
コロッケと餃子を作ってみる
手編みニットセーター完成!
DJの練習
部屋の模様替え
クロスステッチ刺繍
切れ味抜群の包丁を購入
Kindleで本を出版!
結局人間はじっとしていられない生き物なのでしょう。
この1ヶ月はとてもとても長く感じました。
そして5月末、本を出版し終えて
「次、どうしよう。」
と、思った時に、
ふっと、
「占いって自分にもできるのかな?」
「タロットならいけるかも??」
Chat GPTに聞いてみたら、
「タロットカードを買えば意外といけそう。」
そう、思いました。
そして次の日、
すぐにタロットカードを買いに行きました。
オランダでは
スピリチュアル文化が日常に溶け込んでいるようで
天然石やお香、スピリチュアルグッズ
などが売られているお店をよく見かけます。
チェーン店も存在します。
オランダ人は
日常的にそういったものを生活に取り入れているようです。
タロットカード売り場へ行くと
どれもオランダ語ばかり….
ここはオランダなのだから、
あたりまえのことなのだけれども。笑
そんな矢先、
一つだけある英語のタロットカード。
デザインがとても私好みで美しい、
素敵なタロットカードに巡り合うことができました。
一緒にラピスラズリの天然石も購入しました。
タロットカードのお供に。
家に帰って早速、
英語の説明文を頑張って翻訳しながら
初めてタロットを行いました。
その時、ビビってきました。
これだ!!!!!って。
自分はこれをやりたい。本気で思いました。
私の次なる目標が見つかった瞬間でした。
そして今は、日本の友人達に
オンラインで占いをする日々を送っています。
オランダに来てから、
まともに話せていない友達がたくさんいました。
占いをきっかけに久々にみんなと話せる良い機会になりました。
数年の月日が流れると
皆それぞれ人生のあらゆるステージにいて
厳しい逆境の渦中の人もいれば、悩みがないなんて人も。笑
でも、間違いなく、
みんな確実に進んでいる。
ついつい昔話に花が咲き、
気がついた時には数時間あっという間に経ってしまっています。
そして、
とても面白かったのが
みんなスピリチュアルが大好きで
半信半疑だったとしても
そういった世界に興味を持っているということ。
そもそも スピリチュアルとは?
目に見えない“魂”や“本質的な自分”に触れること。
人生の意味や、生きる目的、宇宙とのつながりなどに意識を向ける姿勢。
💡もっと具体的に言うと…
スピリチュアルという言葉は、日本では少しふんわりした印象があるけれど、もともとは英語の "spiritual"(=spirit:魂・精神)から来ていて、宗教とは必ずしも一致しない。
スピリチュアルは「特別な力がある人だけのもの」じゃなくて、
“感じる力”を大切にする生き方そのものです。
日本では
「スピリチュアル=信じる or 信じない」
客観的事実 or 妄想か?
という二元論で判断しようとする文化が強い
ヨーロッパでは
「スピリチュアル=生き方や感覚」
正しいとか信じるとかの問題ではなく
日常の中にあるものとして捉えている
私も以前までは目にみえるものしか信じられませんでした。
科学的根拠がないものは信じられないのが普通です。
もちろん、
目にみえるものではないから信じがたい
でも、
目にみえるものだけが全てじゃない
本当はあるものだけれど
それでも
「スピリチュアル=信じる or 信じない」
の二元論だとしたら
信じた方が単純に生きやすくなる
それなら信じたほうがいい
私はそう思います。

