ネコが届けに来た、私のビジョン。
我が家の中庭には、近所のいろんなネコが訪れます。
オランダの戸建の家には、
必ずと言っていいほど中庭があります。
我が家にもプライベートの中庭があります。
隣の家とは木やレンガの壁があり、
近所のネコたちがその壁を利用して行き来しているのです。
我が家の中庭は、「ネコルート」でもあるのです。
たまにネコが中庭に入ってくることもしばしば。
家の中にまで入って来ることもありました。
私自身、元々ネコが大好きなのですが
ネコを飼うつもりはないので
たまに来てくれるとかなり嬉しいです。
そして、1週間ほど前、
今まで見たことのない新たなネコが現れました。
ネコルートを移動中のそのネコは
私の存在に気がつくと、こちらに来て
「触ってくれ」とでも言わんばかりに
なんとも警戒心ゼロで
たくさん触らせてくれて
いきなり我が家に入って来ました。
家中の探索を楽しんでいるようで
洗面台の中に入ったり
キッチンの上に乗ったり
私の椅子を陣取ったり
「ここは私の縄張りだ」
とでも言わんばかりに、
家のあらゆる家具に身体を擦り付けていました。笑
何度か中庭にも出ますが
帰るそぶりも見せず、横たわっています。
その日は彼が仕事から帰って来るまでずっといました。
ネコが彼とも交流し終わった後、
満足したように帰って行きました。
それがこのネコとの出会いでした。
それから数日後にまた訪れ、
数時間、家の中と中庭で
ゴロゴロして帰る日々が何回か続きました。
このネコの家が気になったので
表のドアから一緒に出てみたことがあったのですが
どうやら本人は見たことのない景色でパニック状態だったので
急いでキャットフードで釣って家に戻りました。
あまり街中では見かけないネコなので
おそらく中庭内のみで放し飼いされているネコなのでしょう。
向かいのネコズも中庭のみで飼われているようです。
まるで狛犬のように、双子の狛猫が
2階のベランダから向き合い、門を守るように
こちらを見つめてくる光景

に、何度となく、
ほぼ毎日?出くわします。
オランダのネコは日本と大きく違う点があります。
みんな、放し飼いが当たり前なのです。
家の外にいて、なんぼ。
家の中だけでネコを飼っている人の方が少なく感じます。
首輪すらしていない飼いネコもよくいます。
「え?!そんな放し飼いしてて大丈夫?!
危なくない?!心配すぎる!!!」
こっちに来てカルチャーショックだったことの一つでした。
でも、こちらでの生活が長くなるにつれ
それがあたりまえになっていきました。
オランダのネコはまるで冒険家です。
公園を散歩していると
放し飼いされたネコに出逢いました。
こちらに遊びに来てくれたけど
どうも近くにいる「大きな犬」が気になるようで。
その瞬間、
その大きな犬がものすごい勢いで
ネコを追いかけて
「えええ!大丈夫か?!ネコ!」
と目で追うと、
最短で木の近くに向かって
木によじのぼって逃げ切りました。
大きな犬が木の下で
わんわん吠えていますが、びくともしない
どうせ登って来られないのを見据えていたようでした。
「さすが、ネコ。」
その光景を見ながら
「やっぱりネコは賢いなぁ」 と。
我が家のネコルートでも
隣の家の犬がわんわん吠えていますが
そんなのも気にせず
いろんなネコが犬を横目に
通り過ぎていくのをよく見かけます。
そして今度は逆に、
日本のネコに対して
疑問を抱くようになっていきました。
小さい頃から
ペットショップが苦手でした。
あんな小さい空間に閉じ込めて
見せ物みたいにされて
もし売れ残ったら….
その行き着く先を知っている。
可愛いけれど
見るたびに複雑な気持ちになりました。
最近、
家で飼われているネコの顔や目が
なんとも丸っこく、角や尖った部分がないように
感じるのは私だけでしょうか。
狭くて安全な室内で育てられると
まるで野生本能を無くしたように
動きもかなり鈍いように感じます。
あくまでも私の意見ですが、
ネコだって本当は、
外で思いっきり駆け回るのが楽しいはず。
家の中にいるだけじゃつまらないと思うのです。
数日前、
夜遅くに再び現れたネコ。
私たちはもう寝る時間なので、
いつでも外に出られるように
中庭の扉を開けたまま寝ることにしました。
ネコのことなんてすっかり忘れて起きた朝、
「まだいる….。」
ずっとリビングのソファにいたようです。
そして、私が買いものに出かけるので
中庭に出したのですが
数時間後、家に帰ったあとも
「中庭にいる…。」
中庭のあらゆる場所で
腹を出して横たわるネコ。
お腹をいくらゴシゴシしても
全く嫌がらず、むしろ喜んでいる。
あまりにも長くいるから
ついついおやつをあげてしまって
いつもお散歩の時に持ち歩いていた
ジップロックの小袋キャットフードは
あっという間に空になってしまいました。
この日は1日中、ずーっと家にいました。
この家に居てくれるのは嬉しいけど
飼い主が心配しているんじゃないかと心配で、心配で。
その日の晩はもちろん、
ネコを中庭に出してから寝ました。
ところが翌朝、
「まだ中庭にいる…。」
いつまでいるの……….?
お腹が空いているだろうに
なぜ帰ろうとしないのか。
いつまでも中庭にいる。
ようやく帰ったと思っても
すぐに戻ってくる。
「このネコが突然現れて
ここにいる意味はなんなのだろう?」
「一体何を伝えたいのだろう?」
何か意味があるような気がして、
でもその意味がわからなくて…
とりあえず名前をつけることにしました。
いろんな名前で呼んでみて、
返事をしたやつにしようと思って
あらゆる名前で呼んで反応してくれたのが
「FISH(フィッシュ)」
これからよろしくね。
その晩のこと、
あらゆるビジョンが
突如、頭の中に降ってきました。
自分がこれからの人生でやりたいこと
自分が今するべきこと
来月するべきこと
日本に帰ってするべきこと
帰国後にするべきこと
数年後、数十年後、
私が死ぬまでにすべきこと
今までのこの隠者生活でも色々見えて来ましたが
それが一つにまとまったような感覚。
今までの人生で起きた全ての出来事が
一本の線で繋がって
過去だけでなく未来までも繋がって
今すべきことが明確になりました。
そのビジョンはとても壮大だけれども
今の自分になら実現可能だとも思いました。
今すぐにはできなくとも
そのために今すべきことが見えていて
その先にすべきことも見えている
あとはひたすら行動に移すのみ。
これだったら自分がやりたかったこと
自分が今世で成し遂げたいこと
あらゆる夢が全てが叶う方法だと
確信を持ちました。
一体それは何か。
それは、
心と身体の癒しの空間を提供し
魂の本音に向き合ってもらうこと。
まずは
この家をヒーリングサロンのように
私と彼、それぞれのやり方で
ゲストに癒しの時間を提供します。
そしてどうやらFISHも
これから私の事業パートナーになってくれるようです。
時々この家に来て、
ゲストを癒してもらう存在になる予定です。
こんなに人懐っこいネコは、
なかなかいないから。
本人もやる気満々のようです。
もちろん、
ゲストを癒してくれたあかつきには
ご褒美キャットフードを対価として与える約束です。
「働くネコ」
なんともカッコいい。
近いうちに
この家を私の完全オフィスにする予定です。
私の大切な人達が
いつでもオランダに泊まれるように、
隠者生活 / ギャップイヤーをするための
時間が取れない方のために、
困った時の駆け込み寺として
ここに来れば大丈夫と思えるような場所、
いつでも癒しに来れる空間にしたいです。
もちろんいずれは
近所の住人、大家さん、会計士さん
みんなの理解と協力が必要不可欠で
やることが山積みではありますが
まずは中庭の改装、
ネコがもっと通りやすいように
ネコルートの開拓
雨風に打たれてボロボロになった木のベンチに
手でヤスリをかけて、ニスを塗って修復作業
他にも庭の手入れが色々と必要ですが
とにかく中庭の改装は7月中に終わらせる!
これは死守です。
これが終わるまでは誰も呼んではいけない。
と、言ってもあと1週間…..
ニートの本領発揮です。
8月以降、トライアルとして
オランダでお世話になった友人達を招待する予定です。
去年の12月、
日本からオランダへ帰って以降
職場以外の人には
ほとんど誰にも会っていません。
なぜなら、
誰かに会ってしまうと
どうしても自分のエゴが出てしまい
自分の心の声がすぐに閉ざされてしまうのを分かっていたから。
このエゴを消し去るまでは
誰にも会いたくないし、会ってはいけない。
そう思い、あえて
誰にも会わないように過ごしていました。
一言でいうと:「エゴ」とは?
「自分とはこういう人間だ」と思っている “思考上の自己イメージ” のこと。
それは本当のあなたではなく、社会や過去の経験が作り上げた「仮の自分」です。
🧩 エゴの特徴
🔒 自分を守る
傷つかないように、他人の評価や期待に合わせて仮面をつける
🏷 ラベルをつける
「私は◯◯な人」「あの人はこういう人」などで世界を整理しようとする
⚖ 比べたがる
上下・勝ち負け・正しさを基準に「自分の価値」を測ろうとする
💭 過去と未来に生きる
「あの時こうだった」「この先どうなるか不安」など思考が止まらない
🙅♀️ 分離感を持つ
「私は私、あなたはあなた」「世界と自分は別」という感覚にとらわれる
🕊 エゴを手放す=「なくす」ではなく「透明になる」
エゴを完全になくす必要はありません。
でも、エゴに支配されずに、
ただ在ることができる状態はとても自由で楽です。
「あ、今の私、エゴで反応してるな〜」
と気づいてあげるだけでOK。
それだけで少しずつ、思考の鎖がほどけていきます。
今ならようやく人に会えそうです。
それは、ようやくエゴを手放すことができたからだと思います。
ここ最近、今までと段違いで生きやすくなりました。
この忙しない現代社会で
どうすれば生きやすくなるのかを
自分なりの方法で伝えていけたらと思います。
9月、1年ぶりに
また日本に帰ります。
日本でも、
やらなければいけないことが盛りだくさん。
これを書いてしまうと、また話が長くなるので
今日はここまで。
とにかく、
ネコの FISH は
私のビジョンを伝えるために
来てくれたようです。
FISH、ありがとう!
これからも一緒によろしくね!

