今度はスニーカーで会いに行く
3週間ほど前、あるnoterさんの記事を読んだ。
あまりにも共感してしまい、
「ものすごく共感です!」
とコメントした。
その記事には、
ずっと前から知っている人なのに、なぜか緊張してしまうこと。
そして、その緊張は相手に自分を合わせようとしすぎることで生まれるのかもしれない、と書かれていた。
その方は、それを「フィット過多」と表現していた。
読んでいて、ある人の顔が浮かんだ。
私が20歳の頃に出会った元上司の女性だ。
もう30年以上のお付き合いになる。
尊敬しているし、大好きな方だ。
それなのに、お会いする時は今でも少し緊張する。
前回お会いした時には、普段はもう履かないパンプスを履いて行き、帰りには足が痛くなった。
今思うと、私もフィット過多だったのかもしれない。
出会った頃のその方は、私の面接をしてくれた、バリバリのキャリアウーマンだった。
当時は課長さん。
カーリーヘアに、かっこいいスーツ。
パンプスをカツカツと鳴らしながら歩く姿は、とても格好良くて、憧れの存在だった。
20歳の頃から、50歳になる頃までの私を知っている。
もちろん、恥ずかしい部分もたくさん。
仕事を辞めたこともあるし、迷惑をかけたこともある。
それでも、ご縁は続いている。
その方から、先週末に連絡をいただいた。
先月末で役員を退任し、長年勤めた会社を退社したとのことだった。
「これからは年金生活よ」
そう笑っていた。
すぐに会いましょうという話になり、来月お会いすることになった。
ものすごくお世話になった方だから、その時は絶対に私がご馳走したい。
長い間お疲れさまでした、という気持ちを込めて。
でも、私は決めている。
その日は絶対にスニーカーで行く。
ちょっと良いお店を予約したから、あまりカジュアルになりすぎないようにはするけれど、それでもスニーカーで行く。
オールスターの黒いローカットなら、きっと大丈夫だろう。
敬意は変わらない。
でも、もう無理にフィットしなくてもいいのかもしれない。
30年以上経った今は、そんなふうに思っている。
※この記事は、のぞみんさんの「緊張は、フィット過多のサインだった」を読んだことがきっかけで書きました☺️
