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父が餃子を作る「優しい理由」

すっきりしないお天気が続き台風や地震も発生していますが、大きな被害が出ないことを祈りつつ、自分自身も災害時の備えについて再確認したところです。

幸い我が家は水についての災害は起きにくい場所なので、それだけでもありがたいと思っています。


さて、前回父の思い出の味として
「七草おじや」
のお話をしました。

そしてこの七草おじやの他に、もう一つ父の思い出の味があるよと書いたのですが、今回はそのお話です。

すでにタイトルにありますがその正体は「餃子」です。

私が子供の頃、年に数回だけ家族総出でたくさんの餃子を手作りしていました。
仕切るのは父。

キャベツ、ニラ、たまねぎ、にんにく、しょうがをみんなでみじん切りします。
刻んだ野菜を大きなボールに入れ、少しの塩をふりかけ父が揉みこむと野菜から水分が出てきます。

その水分を切ったら豚ひき肉と合わせて塩やこしょうその他で味付けして粘りが出るまでよく練ります。
ここでラップをかけて少し寝かせる間にみんなで一休み。

一息ついたらいよいよ皮で包みます。
最初のうちはなかなか綺麗に包めなくて
「自分で包んだ不格好なやつは自分が食べる」っていうルールがありました😅

それでも毎回みんなで100個以上作るのですぐにそれなりに上手になりましたね。

そしてその大量の餃子を焼く前に、母が蒸し器で蒸します。
もちろん一度では無理なので、何度も何度も繰り返しの作業です。
蒸すことで餃子の皮の乾燥を防ぐのと、簡単に焼けるからという理由だそうです。


ここでやっとタイトル回収へ向かいます🤗

実は大量の餃子を作ったり、その餃子を焼く前に蒸したりするのは父の同級生の家に持って行ってあげるためでした。

その父の同級生は奥様を難病で早く亡くし、小学生の息子さんとお母さん(おばあちゃん)と3人で暮らしていました。

そしてそのおばあちゃんも腕か足かが悪かったようで、小学生の孫の世話は大変だったそうです。
そのため父をはじめ、地元の同級生たちみんなで何かと気にかけて見守っていたのでした。

そんな時、手作りの餃子を父が持って行ってあげたところ息子さんとおばあちゃんが大喜びしたそうで、それからも時々餃子を作っては届けていました。

焼く前に餃子を蒸しておくことで届ける間に乾燥せず、焼くのも楽になる。
そんな気遣いもあったようですが、時には持って行ったついでに父が焼いてあげたりしていたそうです。

その小学生の息子さんとは餃子以外にも夏休みに花火をしたり、プールへ行ったりとよく一緒に遊んだりしていました。

子供が好きだった父はいつも全力で遊んでくれて本当に楽しかった!
父の思い出はお酒の失敗以外は良い思い出ばかりです。


もう何十年と忘れかけていた楽しい思い出をnoteを始めたことで思い返すことができました。

良い思い出を残してくれた両親に感謝しつつ、久しぶりに餃子を作ってみようかな😋

ということで、父が餃子を作る「優しい理由」についてのお話でした✨


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