肥前通仙亭と、秋の佐賀散歩~建築と神社と、ときどきクスの木~
もう11月が終わってしまいそうなので、季節外れにならないうちに投稿。
ふたつ前の記事、佐賀県立美術館に若冲が来た!「売茶翁と若冲展」の続きです。
「売茶翁と若冲」展を見終わった後は、サテライト会場である肥前通仙亭へ。ついでに秋の佐賀市内をぶらりお散歩してきました。
寄り道しつつ、肥前通仙亭へ
佐賀県立美術館から肥前通仙亭へは徒歩移動。
11月中旬とは思えない、暑いくらいの日差しの中ぶらぶらお散歩です。

落ち葉のじゅうたんとベンチ


どうやらわたしはベンチが好きらしい(笑)

こういうギザギザした外観が特徴の
市村記念体育館(1963)
設計:坂倉準三

そこから少し歩くと大きなクスの木が!



佐賀市内にはこういったクスの古木・大木がいたるところにあるイメージ。

肥前通仙亭まではGoogle Mapによると徒歩20分でしたが、たっぷり40分ほどかけて到着。

(建物の写真は撮り忘れ)
肥前通仙亭で煎茶をいただく
肥前通仙亭は売茶翁の情報館。(入館無料、喫茶コーナーあり)
せっかくなので「売茶翁と若冲」展にちなんだ煎茶セットを注文してみました。

若冲墨画の煎餅(京都 吉富)
カシューナッツ羊羹
ドライフルーツ
茶器は有田焼
説明書の手順に沿ってお湯を入れ、タイマーを押して1分半待ちます。

売茶翁が茶道具を入れていた籠の複製

ピピピッとタイマーが鳴り、なんか情緒ないなぁと苦笑しつつ、1煎目をいただきます。
1口飲むと、これはもう、旨味爆弾。
初めて玉露を飲んだ時の衝撃を思い出しました。
お出汁か!?と思うほどの凝縮された旨味。普段ペットボトルの緑茶しか飲まない人がこれを飲んだら、ひっくり返るんじゃないかというくらい。
わたしは普段から嬉野茶を愛飲していますが、同じ嬉野茶でも全くの別物。スタッフの方に
「これ、いいお茶ですね…!」
と当たり前の感想を言ってしまいました(笑)
1煎目、2煎目、3煎目と、少しずつ味が変わっていくのですが、個人的には3煎目が一番好みの味でした。
旨味も十分にありつつ、少し甘みもあって口当たりよく感じられました。旨味が強すぎると脳がバグってしまうのかも。
ちなみに説明によると、最後に茶葉を取り出して鰹のお出汁をかけて食べるそう。

食べてみた感想としては「体によさそう」…かな(笑)
わたしは飲む方が好き。


高遊外は還俗後の名前

この売茶翁は後ろ姿
書も絵も、味があって好き
(撮影が下手すぎる)
ぶらり建築散歩
肥前通仙亭のすぐ近くに、明治期の歴史的な建物が並んでいる通りがあるのでそちらにも寄り道。

小道の先には大きなクスの木

佐賀市は水路の町

瀟洒な建物が見えてくる
この道、雰囲気があって好きだなぁ
旧古賀銀行


いい感じ

こちらは現在浪漫座というカフェ。10年くらい前に友人に連れて来てもらったことがあります。吹き抜けになっていて中もすごく素敵なのですが、この日は貸し切りでした。
旧古賀家






副島種臣(蒼海)の書
独創的な書のイメージが強いけれど
こういう力強い書もいい

この日はどこもかしこも、七五三の写真撮影の家族連れだらけ。
全力で子どものご機嫌を取るカメラマンさんの大声と、子どもたちのはしゃぐ声が建物中に響き渡っています。(カメラマンさん、お疲れ様です)

旧牛島家

旧森永家

看板が出ていなかったので
この日はお休み?
旧三省銀行


インパクト大
旧久富家

中で2組ほど待たれていたので
ランチは断念
ついでに神社巡り
美術館まで戻る道すがら、神社にも寄り道。
松原神社





ついクスの木ばっかり撮ってしまいます。
大きな木とたくさん出会えて嬉しい。





佐嘉神社
お隣の佐嘉神社へ。
佐嘉神社は幕末の佐賀藩主・鍋島直正公を祀り、松原神社は藩祖の鍋島直茂公を祀っているので、鍋島家つながり。



武器ばかりで物騒な神社みたいですが(笑)、幕末の佐賀藩の技術力をたたえているということで。
境内は七五三参り・撮影の家族連れでかなりにぎわっていました。

1927年開館の
佐賀で最も古い博物館

美術館を見て、秋晴れの中お散歩して、大きなクスの木たちにパワーをもらって。
いい休日を過ごせました。(ランチは食べそこなっちゃったけど)

