風景印で振り返る3ヶ月 -大阪・京都-
退職後、大阪にある友人宅に5日ほど居候した。
その間に風景印を求めて歩いた大阪・京都での記録。当時は切手も風景印も配置もこだわりが無く、展示のために風景印の押された風景印帳を用意することだけが目的だった。
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大阪で最初の風景印
大阪|大阪東郵便局
FOLK old book storeから徒歩3分、大阪東郵便局に着いた。
書いたばかりの手紙にはいつも通り風景印での発送をお願いして、初めての記念押印の依頼。
🏣 真下でよろしいですか?
👩🏻 はい。
反射で真下を指定したものの、どこに押すか考えたことがなかった。
ネットで風景印収集している方のサンプルを見て斜め下(切手の角に少しだけ風景印がかかる形)に押すのが普通かと思ったら指定できるのか。
斜め下に押してもらうつもりで切手をやや左に貼っていたので、想定よりも中心が左寄りになった。

この日はすでに18時台で、近くに営業している郵便局もないので帰った。

大阪|浪速郵便局
大阪東郵便局で風景印を押していただいた翌日、夜は居候先の友人と京都で食事の約束をしていた。
昼間のうちに大阪で風景印をいただいてから京都に行くつもりが、浪速郵便局は想像よりも大きくお客さんも沢山。少し待って押していただいた。

京都でガンダ郵便局巡り
京都|京都出町郵便局
なんば駅から御堂筋線に乗って淀屋橋駅で乗り換え。
駅員さんに京阪本線の行き方を聞いて無事に乗車。
家を出るのが遅くなったので、京都の風景印は諦めるつもりだったものの、郵便局の営業時間内に到着できることに気づいた。
京都の風景印も収集できないか改めて道や時間を調べると、目的地から出町郵便局が近い。さらに別の郵便局には舞妓さんの風景印があることを発見。散歩するつもりだった道を電車移動にすればどちらも間に合いそう。
出町柳駅に着いた。
京都の最初の目的地は緑寿庵。
17歳の頃にお土産で天然水サイダーをいただいたのが緑寿庵との出会いだった。それからは京都に来たときに立ち寄ったり、昨年の結婚式ではお見送りの際にゲストにプレゼントとして渡りたりと、思い入れのあるお店。

試食をいただいて、お土産の金平糖を買って、結婚式のお礼を伝えて退店したら小走り。出町柳郵便局まではバスで10分、徒歩で13分。徒歩の方が待ち時間が無い分信頼できると思った。
郵便局に着いたら相性の悪くなさそうな切手を貼って、風景印を押していただいた。
平行、くっきり、きれい。

京都|京都祇園郵便局
次の目的地は京都祇園郵便局。
見出しの「京都でガンダ郵便局巡り」の由来はここでの記憶から。
出町柳駅発の次の電車に乗りたくて、賀茂大橋を走った。
なんで京都でわざわざ走ってるんだろうと思った。

京阪本線に無事乗車。降りるまでに出口を定めたいものの、マップに最適な出口が表示されない。祇園四条駅は大通りの中心かつ出口がいっぱい。
降車してとりあえず地上に出たらにしんそばが目印になって、予習した道でたどり着けた。
到着したのは16:58ごろ。閉局の2分前。
🏣 真下でよろしいですか?
👩🏻 はい。
驚くことに、局員さんは紙に切手くらいの大きさの四角形を書いて練習を始めた。
風景印って切手を買わない限りその局の売上にならないし、切手を買ったところで85円〜とかなり少額。手間だけかけさせてしまうと思うけど、そんな無料(または少額)のお願いでも、どの郵便局でもいつも快く引き受けていただいてありがたい。
手元に沢山あるシール式切手ではなく、通常切手を窓口で購入した。
桜の方が舞妓さんの風景印に合う気がしたのと、値上げ前なので通常の63円切手だけで風景印を押せる残り少ない機会だと思った。


京都|京都中央郵便局
京都のもう一つの目的地はPURPLEだった。20:00まで。
京都中央郵便局は18:00まで。
時間的には京都中央郵便局に行ってからPURPLEだとは分かりつつ、夜また京都駅周辺で集合することを考えると、三条→京都駅→三条→京都駅と、Z字で移動することになる。面倒が勝って京都中央郵便局を諦めた。
東京で教えていただいたPURPLEは、ギャラリーだと思っていたら写真集のお店も併設していた。
野口里佳さんの父のアルバムが目に止まった。数日前に行った専門学校の文化祭で見せていただいた写真集。写真集販売のエリアを歩いていたら、横から急に渡されたので手に取ったという、ちょっと変わった出会い方だった。
野口さんのポストカード何枚かと、How to Book in Japanという本の作り方の本を購入した。
私が肩に下げていたSIGMA fpからお店の方と話が広がって嬉しかった。


友人はまだ仕事中。こんな時間まで営業してる郵便局があったりしないかと「京都 郵便局 営業中」で検索すると、「京都中央郵便局 ゆうゆう窓口」が出てきた。諦めた京都中央郵便局、営業しているのか。
ゆうゆう窓口で風景印を押してもらえるか分からないものの、行ってみたら押してもらえた。
祇園郵便局と同じ理由で花の切手を採用。色違いにした。

日本郵便トップ > 切手 > 風景印 > 京都中央郵便局(旧京都支店)
🧑🏻 何か集めているんですか?
👩🏻 !?
郵便局を出たところで話しかけられてびっくり。風景印の説明をした。
聞いてみると、彼女は郵便局で退職届を出してきて、最近は休職していたとのこと。私もかつて上司と合わず休職したことがあった。
育った家庭環境とか、社会に適合しにくい性質とか、マイノリティであることが嫌になることは多いけど、稀に当事者同士で話すときにその経験の価値を感じる。
それから友人と合流して、乾杯してご飯食べて帰宅。


ワンピースとポストが同じ赤
大阪にもKITTEがあった
大阪|大阪中央郵便局
友人は日中セミナーで夜から熱海。私は東京に帰る日。
新大阪駅で集合して同じ新幹線に乗ることにした。
そういえば、前日居候先に帰るともう一人居候が増えていたんだ。
3人で一泊の共同生活。
シェアハウスみたいに賑やかで楽しかった。

私は2日前に行けなかったポスト舎を目指した。
ポスト舎は手紙の書ける雑貨店。
お店にはポストカードを中心に、筆記具やインテリアなど、ときめくものが沢山ある。窓際には机と椅子のセットが2つ置いてあって、手紙を書くことができる。
その日は撮影をしている様子だった。せっかくなので順番を待って利用したいと相談してみると、読売テレビが撮影をしている旨を教えていただいて、私も撮影にも協力することにした。
手紙は5日間居候させてくれた友人に宛てて書いた。ローカル番組とはいえカメラが回っているところで手紙を書くのは緊張して手が震えた。
書き終えてから、手紙を書くようになった経緯や、手紙展のことなどを話した。
インタビューが進むにつれて、いつもは蓋をしている過去にも話は広がり、放送しないでほしいと前置きをして話す場面もあった。
この日の映像が放送されたのは11月22日(金)、手紙展の1日目。
風景印ミュージアムといい、撮影といい、手紙展に際してタイムリーなことが続く旅だった。




大阪中央郵便局に行ってみるとKITTEだった。
東京に暮らす私にとって、KITTEといえば丸の内。
郵政の商業施設が全国にあるのは考えてみれば普通。しかしKITTEは丸の内のイメージが強かった。大阪にもあることが新鮮だった。それにしても全然知らなかった思って調べると、2024年7月オープン。私が行った9月は出来たばかりだったと判明。納得。




余談|タニロクが楽しい
初日に仕事終わりの友人と待ち合わせをしたのはnim.。
喫茶おおねこのInstagramで知って、行ってみたいと思ってたお店。美味しくて、楽しくて、器とか絵画とか一つひとつが好み。
帰り際に喫茶おおねこ経由で来たことを伝えて、3人で写真を撮ってお店を後にした。
ハシゴするお店を探して気になったのがCafe&Bar Hampi。
nim.から歩いてすぐだった。行ってみると一軒家みたいなところで、中が全然見えない。少しの勇気を出して入ってみると、とても居心地の良い空間だった。
その日は私たちの他に常連さんがいて、店主の方と4人で大阪のこととかお店のこと、趣味の話をして過ごした。
それから数日後、紙もののお店を開拓しようと行ったのがエモジやチャルカ、道中で見つけた"の君に本を"だった。
みんな谷町六丁目周辺。タニロクというらしい。
好きなお店があって、顔見知りの方がいて、土地勘も開拓もまだまだけど、蔵前と似た匂いを感じている。
次回は東京の風景印巡り。配置にこだわり始める。

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