ワイン雑記:グアド・アル・タッソ (アンティノリ) ヴェルメンティーノ 2024
旅とワインと歴史、イタリア旅行記の番外編です。
イタリアから何本かワインを持ち帰った内の一本、グアド・アル・タッソ (アンティノリ) ヴェルメンティーノ 2024を帰国後に飲んだので、その感想やらなんやらを書いていきます。

フィレンツェのスーパーでワインを物色していて見つけたこのワイン。
「お、アンティノリがボルゲリでヴェルメンティーノを作ってるのか!」と、衝動買いしたわけです。
色々な知識の方がいると思うので、一つづつ整理しながら書いていきたいと思います。
ヴェルメンティーノという品種について
まず、ヴェルメンティーノは私の大好物です。
イタリアを色々回っていますが、一番好きな白品種といっても過言ではない!
ヴェルメンティーノはイタリアでは広く栽培されている品種で特にティレニア海沿い(イタリアの西側の地中海)〜アペニン山脈西側で栽培されているイメージがありますね。ローマより北でよく見ます(逆に南部で見たことはない)
日本ではサルディーニャ島のヴェルメンティーノをよく見ますが、トスカーナでもポピュラーな品種です。
◉ 主な特徴
色:淡い麦わら色〜レモンイエロー
香り:柑橘系(レモン、グレープフルーツ)、青リンゴ、白い花、ハーブ(セージやローズマリー)
味わい:フレッシュで爽やか。ほどよい酸とミネラル感が特徴的。苦味がやや感じられるものもあり、余韻はすっきり。
ボルゲリ
ボルゲリはトスカーナの西側、ティレニア海沿いの山がちな地方です。
私はトスカーナの中でもヴォルゲリは好きな地区で、見ると買ってしまいます。
代表的な作り手にはスーパータスカンと言われる「テヌータ・サン・グイド(サッシカイア)」、「オルネライア」、等があり、アンティノリ所有の「ソライア」もこのボルゲリ地区のワインです。
上記高級ワインたちはすべて赤ワインで、カベルネ・ソーヴィニヨンで醸されています。ボルゲリといえばカベルネ!というイメージが有る中、ヴェルメンティーノなんて作っているのか〜、というところにつながっています。
グアド・アル・タッソ (アンティノリ)
歴史と背景
グアド・アル・タッソの歴史は17世紀に遡り、貴族デッラ・ゲラルデスカ家がこの地でワイン造りを始めました。1930年代には、カールロッタ・デッラ・ゲラルデスカがアンティノリ家に嫁ぎ、現在のアンティノリ家の所有となりました。この地は、アンティノリ家が所有する複数のワイナリーの中でも重要な位置を占めています。
アンティノリはイタリア屈指の巨大ワイン企業で、トスカーナでいくつもワイナリーを所有している企業ですね。日本のサントリーみたいな感じかしら。
テイスティングノート
開けたてはぷちぷちした酸が舌に触り、爽やかな白い花の香りが口いっぱいに広がる。青りんごのニュアンスも感じる。
飲み口はほんのりとした酸とミネラル感。ヴェルメンティーノにしては芳醇というか、濃厚というか、味がしっかりしている。後味にはほんのり苦みを感じた。ちょっと苦みにクセがあるかも…
ワインだけで楽しむのには向いていないかなぁ…と思っていたら、メロンを合わせたら抜群に合う!、というミラクルを起こしました笑
メロンの青臭さをヴェルメンティーノの香り、特に柑橘の香りが打ち消し、メロンの甘ったるさをワインの酸が洗い流してくれます。ちょっと苦手かも…と思った後味の苦みはメロンの甘さで感じなくなっていました。
ヴェルメンティーノはメロンと相性抜群!
白品種にはメロン香のあるものもあるし、マリアージュして当然のような気もします。一緒にブリー(チーズ)をいただいていたので、チーズの塩気も味を引き立てていたかもしれません。
イタリアの陽気な雰囲気はありつつも、名門ワイナリーらしくどこか気品を感じさせるワインでした(メロン効果かも)
イタリア、大変だったけど楽しかったな〜、と思い出に浸っておりました。
雑談
さて、このワイン、実はエノテカが日本に輸入しているようですね。
2022年のヴィンテージはネットでもいくつか引っかかります。
2024年はまだ日本では流通していないようです。(2025年5月28日現在)
ということで、このワインを買ったことは勝ち!ということで笑
スーパーで15ユーロ(約2500円/2025年月時点)だったことも、日本で買うよりも安かったので勝ちポイントですね。
イタリア旅行記でも触れますが、2025年のイタリアの物価は日本よりも高く、日本で買えるワインはことごとくイタリアで買うほうが高いという状態になっています。なので、どのワインを日本に持って帰るか、めちゃくちゃ悩みました…
何本も持って帰れないので、通常は高級ワインを狙うのですが、これが馬鹿みたいに高い。サッシカイアとか倍くらいします。(この謎については今後、本編で考察します)
そんなこんなでお土産ワインを一本消費してしまいました。
本編、イタリア旅行記も進めていきますので、ご期待下さい!
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