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元市役所職員による「自分を守る働き方」 ①年収540万円より、夫との時間を選んだ話


こんにちは。あおみかんです。

前回書いたプロローグの本編①です。


社会人なら、週5で働かなきゃだめ。

子どもがいないなら、働かなきゃだめ。

仕事は、楽しくないもの。

仕事は、耐えるもの。

仕事は、理不尽なもの。

仕事は、拘束されるもの。

みんなといるときは、強いものに従う。

私は、ずっとそう思って生きてきました。

周りもそう信じて疑わなかったと思っています。

サラリーマンが一番いいんだよ


両親は子供の私に唱え続けました。

疑ったことはありませんでした。


実際父はサラリーマン35年走りきったサラリーマンのプロ。

たしかに、父親にとってはそれが正解だったんでしょう。

人生の先輩がそういうんだから。


人生とは、

そういうものなんだと思っていました。

全員がサラリーマンになるんだ。

社長はすごい人がなるんだ。

と。

だから、

楽しくなかった。つらかった。いつ終わりが来てもよかった。

私の中には、

「我慢すればいい」という価値観が芽生え、根を張りました。

学生のうちは辛いながら我慢してれば通り過ぎました。


でも市役所の仕事は、

そうはいきませんでした。


制度として、

受け入れられないものは、

受け入れられないと伝えなければいけない。

これが非常に辛い仕事でした。

我慢して黙っていればいい、というわたしの処世術が通用しなくなりました。



だから私は、

制度を調べて、勉強をして、

根拠を理解するようにしました。

ボーナスの勤務成績率と役職手当、昇格をへて、

わたしの年収は最終的には540万までいきました。


それでも、

ずっと緊張していて、理不尽に怒られて、

責任は増えていき、夜中に何度も目が覚めて、

片頭痛も出るようになっていました。


そんななかで新型コロナウイルスが発生しました。

在宅ワークできる人はそちらをやるよう推奨されました。



家に帰ると、夫がいました。

軽やかに、

自分のやりたいことをしている夫がいました。

自宅で、ひとりで、快適に働いている。


その乖離が、

めちゃくちゃきつかった。


夫は、私よりも内向的で、

ほとんど人と関わらない人です。


それでも、

自分で技術を身につけて、在宅で働くという選択をしていました。

彼は成功しました。在宅ワークでもどんどん実力をつけていきました。


夜中でもお菓子を作る。

飲み会にも行かない。

無理に付き合わない。


それでも転職して、年収もあげる。


私は、

「こうしなきゃ」で動いていたのに、

夫は「どうしたいか」で動いていました。


その違いに、かなり衝撃を受けました。


そして、

ある日ふと思いました。

私は、誰のために働いているんだろう。

そういや、夫に働けって言われたんだっけ?

なんで、私は在宅ワークじゃないんだろう?

と。

そのとき、気づきました。

親に言われた言葉を、
そのまま信じて、
疑いもせず、
レールに乗り続けることだけが正しいと
信じきって生きてきたんだと。


ちゃんとした人間になろうとして、

一番大事な夫との時間を、

後回しにしていました。

あ、、、、と思いました。気づきました。


我慢しなくてもいいんだ。

なら、

私もそれでいいじゃん、って。


夫が軽やかにいてくれたから、

私は、呪いを手放すことができました。


だから私は、

働き方を見直すことにしました。

540万より、

上司の評価より、

毎日夫といる時間のほうが、

私にとってはずっとずっと大事でした。


大切な人とずっと家で働きたい。

お金は市役所じゃなくても稼げるのではないか。

そう結論をだしました。


そしてボーナスをもらっても1ミリも
嬉しくなかった日から辞めることを決意しました。

正直、嬉しくないどころか、無でした。
おろしたりすらしなかった。
なににも使わなかった。

ここにいたら、私は幸せになれない。

大金がかいてある明細をみてそう思ったのは
今でも忘れません。


そうはいっても、お金がなきゃ暮らせない。

夫とも相談しなくちゃならない。

30代でやめるなら次はどうすればよいか?

わたしは時間をかけて戦略を練ることにしました。

そしていま、無職一ヶ月目、なんなく困らず生活しています。 

困ってないどころか、充実しています。

次回はそのあたりを書きたいと思います。

第2話第1部はこちら↓


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