雪化粧した大晦日|京都
数年前の大晦日から元旦、京都の町が雪化粧しました。
大晦日の平安神宮。
すでに正月飾りがされ新年を迎える準備が整っていました。
そんな平安神宮の應天門も雪化粧されて冬ならではの美しい姿に。
二層に葺かれた屋根瓦に雪が積もり、下段の瓦には上段のひさしに遮られた雪が緑青色の濃淡をこしらえていて、二層碧瓦葺造りの美しさを際立たせていました。

白川に架かる一本橋(行者橋)は、知恩院さんへの参道(華頂道)へ続く石造りの橋です。
すでにしっかり積もっており、渡っていく人も、足跡もありませんでした。
背景が雑多な気がしたので、ピントを手前の降り落ちる雪に合わせてます。ストロボを持っておくべきでした。

平安神宮の華やかな楼門とは対象的に、黒と白だけのシックな佇まいの知恩院三門です。
雪が薄く積もった石段には真っ直ぐ登る足跡が残っていたので、自分が期待していた冬の京都風情が撮れました。
知恩院の石段は一段が約24cm高もあり、かなりの急勾配なので「男坂」と云われてます。
こんな雪の日に登り詰めた方、後ろを振り向いてから、帰りは「女坂」を降りようと思ったに違いありません。

遅い紅葉で知られる、下鴨神社の参道も雪化粧しました。
その参道も綺麗だったけど、参道脇の散り紅葉に、雪が降り重なっていくさまが、美術映像のスローシーンかのように美しかったのを思い出します。
そして雪の結晶が乾いた葉に落ちるとき、微かに音を鳴らしてるような気がして耳を澄ませました。
決してメルヘンなオッサンの妄想ではありません。
とくに自然風景を撮られてる方ならそんな経験ありませんか?

▼ ▼ 後編へつづく ▼ ▼
