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⑤スーツケースよ、耐えてくれ|ボロボロになる旅の相棒 #エジプト珍道中

ピカピカで出発したスーツケースが、まさかの包帯ぐるぐる“フランケン”姿に!? 角が割れ、キャスターは壊れ、それでも旅を支えてくれた相棒に、今こそ感謝を。
「荷物少なっ!」と驚かれたけど、着たきり覚悟の“ミニマル旅”、それも悪くない。


旅の相棒、それはスーツケース。ところがエジプトでは、その相棒が、思ってた以上に過酷な目に遭うことになるんよ。

まず衝撃やったのが、ツアーメンバーのひとりの高級スーツケース。
ブランドもんで、一生モノのその子が、なんとダイアルロックの衝撃破損。
番号が合わへん。
000から順に合わせても開かへん。

夜通しトライしても無理やって、結局…鍵の引っかける金具、スパッとナイフで切断。
目ん玉飛び出るスーツケースが…泣ける話やった。

スーツケースの扱いの荒さは空港だけかと思いきや、ホテルでもクルーズ船でも容赦なし。
自分のが戻ってきたら、まずはボディ確認→角の割れ・凹みチェック
→キャスターの滑りチェック。
フルコースで検品や。

私のは、昔ながらのハードタイプ。
重量6kgの古株で、今どきは避けられるタイプ。
でもな、この子、めっちゃ頑丈。
角も割れず、キャスターも快調。ラッキーやったわ。

一方で、最近の軽量ソフトケース勢は…角ぜんぶ割れてガムテープぐるぐる。
「包帯巻きのフランケンやん」って思わずツッコんだくらいやで。

キャスター破損もあった。
これやられると、旅行が一気に筋トレ合宿。
持ち上げて移動→ふくらはぎパンパン→無言。


スーツケースは量も大事。
私たち夫婦は、大型スーツケース1つで参加。
これがツアー中、ちょっとした話題に。

「え、1個だけ!? なんでそんな少ないんですか?」
「着替えが少ないから。着たきりスズメやもん」
「砂まみれになるのに!?」

「うん、まぁ…潔くあきらめてる(笑)」

エジプトの砂埃はほんまにすごい。
全身うっすらグレーになるんよ。
目・鼻・口・肺、全部に砂が入る感じ。
服も靴も、毎日うっすら白。

でもね、移動が多いエジプトツアーでは、
荷物多いほど毎回のパッキングに時間取られる。

「その時間がもったいない」「疲れる」って感覚、
ピースボートで鍛えられてたわ。
とはいえ、おしゃれさんは毎回違う服。
夜のパーティやディナーで、服も靴もチェンジ。
見てて「ええなぁ」とは思う。

でも私は“手間と荷物の重さ”を天秤にかけた結果、
“同じ服でええやん派”で行ったわけ。
旅って、ほんまこの自分バランスをどう取るかやな。

そしてラストの衝撃:

ホテルやクルーズ船でスーツケースを預けるとき。
運んでくれるのはありがたいねんけど、
ポーターさんが、階段でスーツケースをガンガン!
キャスターのとこ、あきらかに「ドン!ドン!」って鳴ってた。

見かねた日本人添乗員さんが、現地スタッフに
「持ち上げて運んでください!」って注意してた。
…その気持ち、わかる。ほんま、命がけで守ってる相棒やもん。

旅に出るとき、スーツケースってただの荷物入れやと思ってた。
でも今は、「一緒に旅した仲間」やって思うようになったわ。
ボロボロでも、ようがんばった。ほんま、耐えてくれてありがとう。


ーーAppy

ピラミッドより濃い旅の続きを、またのぞいてな。

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