アラフィフ療養中|幻想エッセイ#20🌏閉幕後の万博イタリア館に駆け込む
こんばんは。
アラフィフ療養中のスピカです。
前回紹介したブラックサンダー至福のバターと、自家製ハニーラテを飲みながらnoteを描いています。合計100円くらいかな?🤭ケチくさいかもしれないけど、これがまた私には良いのです😊
雨が降って夜が冷えてくることが多くなりました。今年はちょっと雪☃️が見たいななんて思ってます。私の神経系の後遺症は寒くなってちょっときつくなりました。頭痛対策としてまだ早いけどニット帽は欠かせません。対策すればできる範囲で冬にもたくさんの感動ができる気がします🌟
今週は水彩と油性の色鉛筆をメルカリで買ってポスカも増やしました😊
のんびりですが、絵を描くのがやっぱり楽しい!
🐈 🐈 🐈
👇ここからは「ふうと銀河鉄道の夜へ」です。
ふうは、もうおじいちゃん猫であまり目が見えないんですが、
銀河鉄道のICカード「Fupica」を使って銀河鉄道に乗って楽しく旅をしています。今夜は、閉幕後の万博に行くことにしました🍁🍁🍁
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🌌閉幕後の万博イタリア館に駆け込む
銀河の深い夜。
ねえねが出窓でそっと星空を見上げていると、
いつものフクロウ車掌さんが、静かに窓をコンコンと叩きました。となりにはミャクミャク様がいる!
「今夜は特別便ですぞ。」
その声に、ふうはすぐにベッドから飛びおりた。
目はあまり見えないけれど、気配と匂いで「銀河鉄道の夜」を感じる。
とろりっちおじさんも、
「あ、ほんまかいな」と、いつもの関西弁で小さく笑いながら合流した。
銀河鉄道は、青白い光をまとって静かに軌道を走り始める。
車窓の外には、風のように流れる星々。
ふうはねえねの膝の横にぴたっと座り、
おじさんの手に鼻をクンクンとした。
「ふう、今日もいてくれてありがとうな」
おじさんが言うと、ふうは喉をほんの少し鳴らしました。
🇮🇹 誰もいない、万博のイタリア館
銀河鉄道が静かに着地したのは、閉幕後の静まり返った万博会場。
夜風が吹き抜ける通路を通り抜け、三人はイタリア館の扉をそっと開けた。
天井の間接照明だけが淡く灯っている。
そして一番奥の展示室。
そこに・・・
🗿 天空のアトラス
巨大な大理石の男が、
天球を支えるようにして立っている。
「……でかい」
ねえねが息をのむ。
とろりっちおじさんは腕を組んで、
「こんな重たいもん、よう持っとるなあ…背中痛ならへんのかいな」
ふうは静かに近づき、
アトラスの足元を一周して、
その石の温度や空気の流れを感じた。
アトラスの支えている天球の表面には、
古い星座が金の線で描かれている。
ふうはそのままその真下に座り、
上を向いて、胸をすこし膨らませるように息を吸った。
「ふう、どうした?」
ねえねがそっと聞くと
「きれい、なんやろな」
とろりっちおじさんが代わりに言った。
その声は、ふうへの優しさが混じった、とても柔らかい声だった。
ふうは小さくゴロッ…と喉を鳴らした。
“うん、わかってるよ”と言うように。
🌟 天球がアトラスからふわりと浮いた
すると突然。
天球の金線がふっと輝き、
まるで呼応するようにふうの胸がぽうっと温かく光った。
星々が浮き上がり、
展示室の天井いっぱいに広がる星図となって舞い上がる。
ねえねは目を丸くし、
とろりっちおじさんは「うわぁ…これは反則や…」とつぶやいた。
ふうはその真ん中で、
光の風をそよそよと浴びていた。
それは、
“星が見えなくても、ふうの中に宇宙がある”
と、天球が語りかけているようだった。
帰りの銀河鉄道。
ふうはおじさんの膝に前足をのせ、ねえねの腕に体を寄せて眠り始めた。
ねえねはふうの頭をそっと撫でて、小さく言った。
「ふう、今日もありがとう。
こんな景色を一緒に見せてくれてありがとう。」
とろりっちおじさんは、
窓の外の星を見ながらぽつりと。
「ふうはな…ほんまにええ子や。
またええとこ連れてったりたいな。」
銀河鉄道は三人をやさしく包み、
星の海を静かに走って行った。
🌟今日はここでおしまいです。

ギリシャ神話にでてくる巨人の神で、ゼウスとの戦いに敗れた罰として、世界の西の果てで永遠に天空を両肩に担ぐ役割を命じられたそうです。
アトラスはコピックと水彩色鉛筆。夜空は水彩色鉛筆とポスカ。サインはガラスペン🌟

暗くなりすぎるときもあるのですが、この感じも好きです。
👇過去の記事です。ふうのことがわかるお話かなと思いますので、よければ読んでいってください🐈🐾🐾🐾

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最後まで読んでいただき、嬉しいです。
今日も明日も、ありがとうございます🌟
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