アラフィフ療養中|#10 🎃ハロウィンはまだもうちょっと先の夜、とろりっちおじさんがきた
🎃ハロウィン続きですみません。しばらく続きます。
うちの猫たちがこんなふうに夜な夜な遊んでくれたらいいな~という願望が止まりません。
先日の膝痛事件、整骨院に行ってきました。
これからとにかく膝を動かします。階段やエレベーターに乗るときも「今からいくぞー」と屈伸をしています。えらい気合い入れて階段を下りてる人がいたら、それは私かもしれません👻
最近、コメントを頂いたり、送ったりと嬉しく楽しいです。
今日も明日もありがとうございます🍇
👇からは「ふうと銀河鉄道の夜に」です。
ふうととろりっちおじさんの、優しい関係。大好きなのです。
今日もそんなお話です。
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ハロウィンはまだもうちょっと先の夜。
星がちりばめられた空の下、月はゆっくり笑っていた。
ふうはかぼちゃの上にちょこんと座り、風の音を聞いていた。
金色の毛が、月明かりをうけてやわらかく光っている。
そこへ――ふわりと白い影が現れた。
とろりっちおじさんだ。
手には小さな白い袋をぶらさげて、どこか少し緊張したような顔。
「……ふう、こんばんは。今夜もがんばっとるなあ。」
おじさんは、そっと手をのばした。
( ふうはナデナデが苦手なんやけど…… )
そう思いながらも、ふうの背中に、手をゆっくり近づける。
ドキドキ――。
おじさんの心臓の音が、夜の静けさの中で聞こえるようだった。
けれど、ふうは逃げなかった。
そのまま、月を見上げながら、じっとしていた。
おじさんは、ためらいがちに一度、なでた。
ふうの毛はあたたかくて、お日さまのにおいがした。
ふうは少しだけ目を細めて、
「……おじさん、いいよ。」
とでも言うように、静かに瞬いた。
その瞬間、おじさんの胸の中に、言葉にならない光がともった。
それは、ふうとおじさんにしかわからない、小さな絆の光。
かぼちゃのランタンが、下でくすくす笑った。
「やっと、ナデナデできたね。」
おじさんは「やっとナデナデさせてもらったわ~と」照れくさそうに笑って、ふうの背中をもう一度、そっとなでた。
白い袋の中では、トロリッチが小さくゆれている。
今夜だけの、特別な夜。
ハロウィンのまえの夜、とろりっちおじさんがきて、ふうをナデナデした。
ふうは嫌がらなかった。
それだけで、月が少しやさしく光った。

おじさん、ナデナデできたね

本日も最後まで読んでくださってありがとうございました🎃
また、遊びにきてくださると嬉しいです🌌
↓ 「ふうと銀河鉄道の夜へ」についてのあらすじです
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