あの頃、職場には“キャラ”がいた─登場人物紹介 ‖ #00-仕組み屋の記録帖
こらー!
谷川、何書いとるねーんって言われそうな記録
昔の私はおとなしくて空気を読んで
言いたいことがあっても
言葉にできないタイプでした。
※へっぽこ凡ミス女王でしたし(遠目)。
でも、当時の私は
ただの“寡黙な人”ではなくて——
実は、見えてたし、感じてた。
言葉にする勇気が足りなかっただけなんです。
今は話すのもだいぶ慣れてきて
ようやく書くこともできるようになりました。
止まらないのはその反動かも?(笑)
もう時効だし、
笑って読んでくれたら嬉しいです☺️
さて、今回は・・・
当時の現場を“キャラ紹介”という形で
記録と整理をしておこうと思います。
※舞台、登場人物は当時の雰囲気から。
すべて仮名&敬意を込めてお届けします😊
🌏舞台:過去所属企業
🕸️ヘブンズウェブゲート株式会社
(略称:ヘブンゲ社)
私が最初に関わったIT企業。
名前は天国。
でも、現場は少し違いました。
美しいデザインをなんとかして形にする。
ただし——
・ドキュメントなし
・テスト文化なし
👉 実装は「記憶」と「気合」
結果、
・仕様は毎回あいまい
・不具合は後から発見
作るより「発掘」に
なぜか時間がかかる開発現場😇
それでも、
私はここで初めて
「作り切る」経験をしました。
違和感と共に…
⛑️株式会社スクラップビルドシステム
(略称:スラップ社)
私が過去所属した2社目のシステム企業。
本来「スクラップ&ビルド」とは、
壊して再構築するという
前向きな言葉ですが——
この会社では少し違いました。
若手は燃え尽き、
ベテランは黙ってそっと去る。
それでもなぜか、現場は回り続ける。
👉「 属人化と気合でなんとか成立させる」
👉 危ういバランスの上にある組織。
——でも、
なぜか忘れられない会社です。
*この「ヘブンゲ社」「スラップ社」は
実在の企業とは一切関係ありません。
架空の会社として描いていますが、
登場人物たちの奮闘と失敗には、
実在した情熱が宿っています。
🌪️嵐の参加プロジェクト概要
✨️BrillanIT(ブリラント)
ギラギラ光る主役級ERPパッケージ。
期待とプレッシャーの象徴。
🌬️プロジェクト:Tempesta(テンペスタ)
詩的な名に反して、実態は嵐そのもの。
開発フェーズは混沌の連続。
🎓️開発元:SolidaTech(ソリダテック)
できる人が多く、思想も一貫。
キャラも個性も尊敬しかない。
🧭導入会社:Navisse(ナビス)
現場を支えた羅針盤的存在。
静かに寄り添い
熱く支えてくれた真のパートナー。
⛑️開発会社:スラップ社
仕様はぶっと飛ぶ、無茶ぶり納期は来る。
心が鍛えられる我が会社🤣
でも、笑って泣ける仲間がいた。
技術者のはじめの一歩
💡恩師:技術の礎をくれた上司

最初の上司の女性エンジニア。
「ヘブンゲ社」に中途入社。
開発部の中核を任された方。
情熱的で努力家。
国家資格を次々取得し
技術者としての背中を見せてくれた。
「プロジェクトには
“母”みたいな存在が必要なのよ」
今思えば、あの言葉は
現場を守るリーダーの覚悟
だったのだと思います。
名言は
/
デスペ(データベーススペシャリスト)
までは絶対、取ってね! 約束ね!!
\
*「データベーススペシャリスト」は
情報処理の国家資格です。
「システムの基本はデータ。
データの整理と引き出し方を
身につけると、一生ものの知識になる。」
そう教えてくれた言葉でした。
大阪プロジェクト前編
🌸花園班|大阪ERPチーム

転職直後、配属された美しき開発チーム。
女子率高め、会話は華やか。
ソースコードはカオス。
ERP地獄に挑んだ、若きメンバー中心。
所属メンバーは入れ替わり激しめ。
【主な所属メンバー】
左 :小梅さん、木蓮さん、桔梗さん
中央:薔薇リーダー
右 :番頭さん、谷川(場違い)、U博士
・🌹 薔薇リーダー

我が大阪ERPチームの品質の『門番』。
厳格レビューで有名。
設計書、コード、テスト――
どんな成果物でも容赦なく差し戻す。
そして、そのトゲは手痛い🌹
何度も泣きそうになりました。
でも、今なら分かります。
その壁があったから、
品質は守られていたのですから。
・🧩番頭さん

派手ではないけれど、
現場の空気を整える人。
客先と開発の間に立ち、
静かに全部を受け止めていた。
怒鳴ることはない。
でも、問題が起きると
いつも一番前に立っていた。
現場の盾のような人。
赤木さん、香取さんと同期。
・🦾大野さん|大阪ERP部長

営業出身の事業責任者。
若い花園班が白旗を上げた時、
「もう無理せんでええ。
オレが頭を下げればええ」
と条件変更と引き継ぎを決めた。
早く止めた人ではない。
遅すぎなかった人である。
・🧠U博士:宇佐美さん

派遣先から花園班に帰還後、共に東京へ。
ひょろ長ポッコリ体型と
天然ボケで愛される癒し系。
「へへっ、ここ、誤字ってますね〜😆」
実は、ロジックに強く、
難所を静かに見抜く人。
東京プロジェクト編
🗼東京ERPチーム
・🍷辣腕マネ:日野さん

仕訳金額に命を懸ける
社内随一の知的プロフェッショナル。
そして、プロジェクトを
静かに完遂させる達人でした。
口癖は
「個人最適ではなく全体最適」
「経理は会社の要」
「絶対数字は狂わせたらあかん!」
その言葉は、今でも耳に残っています。
私が東京に常駐し、
仕訳パターン地獄に二人三脚で挑んだ日々。
不具合との戦いの中で
可能性を信じてくれたのが
日野さんでした。
現場では“辣腕マネ”と呼ばれていました。
🎓ソリダテック関係者
・🐉女傑マネ:真鶴(まづる)さん
マツコ系・毒舌&愛の人。
ズバズバ言うけど、本質を見抜いてくれるソリダテック重鎮。
真鶴さんの「喝」は今でも私の中に残ってます。
後に私ととある共通点が発覚。笑。
・👓ソリダテック中堅:椎野さん
スマートな話し方とキノコヘアが特徴。
頭の回転が早く、
要所要所でナイスアシスト。
・🌀ソリダ若手:湊くん
パーマがおしゃれな好青年。
何事も素直に学び、ぐんぐん成長する姿に、現場全体が癒されていた。
東京/大阪プロジェクト中編
⚓大阪マネ:赤木さん

現場の兄貴分。
東京から大阪ERPチーム
「花園班」に配属後、
男女比のバランスがとれたチームへ変革。
白目をむくようなスケジュールでも
「巻きで行け。ケツは俺が持つ!」
と言ってくれたのは、この人。
現場とワンピース愛で
厳しいけれど本気でぶつかってくれた。
あのときの信頼関係は
今も忘れられません。
ナビス編
🧭ナビス 導入チーム
〜静かに寄り添い、熱く支える〜
長きに渡り参画したERP導入チーム。

それぞれ役割がはっきりしていて
安心感、安定感のあるチームでした。
・☀️導入責任者:川上マネージャー

穏やかで落ち着いた雰囲気の
ジェントルマン。
日焼けした爽やかな笑顔が印象的。
打ち合わせでは
場の空気を整えながら
静かにプロジェクトを前に進めていきます。
議論が混乱しそうになると
「まず整理しよか。」
この一言で、すっと落ち着くのでした。
・🗺️システムリード:楠葉リーダー

冷静でロジカルなエンジニア。
関西弁とは少し違うイントネーションが
混じるのがちょっとしたアクセント。
ホワイトボードの前に立ち、
「ここは流れが変わります。」
即座に図解を交えながら
新旧システムの違いを丁寧に整理。
・📝 業務理解:南野さん

親しみやすい雰囲気のベテラン技術者。
ユーザーの話をよく聞きながら
現場の目線で整理、確認。
「これ、回りそう?」
この一言で、
議論はいつも 現場の視点 に戻るのでした。
大阪プロジェクト後編
🔥赤木さんの後任マネ:香取さん

なぜか毎回
炎上案件にアサインされる宿命の男。
自虐も多く、どこか憎めない上司でした。
後に「火の男」
と呼ばれるようになります。
実は赤木さんとは元同期で
密かにライバル視していた節も。
決して
香取さんは「悪人」ではありません。
納期逆算・気合・属人対応を是とする
当時のスラップ社の姿勢を体現する役割を
担わされていた存在だったと思います。
「背負う役」を引き受け続けた結果
いつも炎上の中心に立っていた——
そんな人でした。
実は、
香取さんには妹がいます。
名前は…
🔥香取の妹:香取 燃子(もえこ)
なぜかレビュー会に来て、
本当のことを言います。

🌷スラップ若手:川宮さん

スラップ入社2年目の若手設計担当。
主軸を失った
大阪ERPチーム「花園班」の
次世代のホープ的存在。
今日も支えがない中、
一生懸命、設計書を書き続ける。
🪻ERP導入PM:木蓮さん

真面目で努力家。
谷川より半年前に入社し、
共に「花園班」に配属。
「花園班」の炎上案件を経験した後、
受託開発部門へ異動。
業務知識、開発経験、
コミュニケーション力を磨き、
受託案件のPMとして実績を積む。
社内の信頼と期待を集め、
大型ERP導入プロジェクトの初代PMへ。
「すぐ決めて、確実に進める」が信条。
前へ進める力と責任感を持つ、
優秀な中堅社員でした。
ただ、
受託開発のPMと、ERP導入のPMは
少し似ているようで少し違う。
久しぶりに戻ったERPの世界で、
彼女を待っていたものとは——。
🧠ベテランSE:東先輩

ブリラントを熟知したベテラン。
長年の保守経験とソリダ常駐で
数えきれないトラブルを見てきた人。
多くを語らないが、
システムの構造を誰よりも理解している。
そして、危ないプロジェクトほど
静かに一言つぶやく。
「……これ、ヤバいな。」
その言葉は
感情ではなく、経験から出る警告だった。
🌪️剛腕リード:郷田さん

東京開発側から
最後の案件へ投入された
小さな剛腕技術リード。
谷川より年上で、入社時期はほぼ同じ。
背丈は谷川と同じくらいだが、
発言力、体力、自信は大型。
曖昧な説明を通さず、
「なぜですか」
「誰が決めたんですか」
「これでどうやって動かすんですか」
と、正面から切り込む。
人呼んで『風の男』。
強い推進力を持つ。
そして、
火の男と組んだとき…

案件は、
さらに激しく燃え上がる。
🗣天の声(上層部):夢と圧とズレ

「旧システムのリプレイスを
全部カスタマイズで!期間は1年!!」
と言われた瞬間、時が止まりました。
え?・・・マジで言ってます??
現場は全員、意味わかんない状態でした。
筆者のあとがき
👀クスッとしてるあなたへ
あっ、これ読んで
「こういう人、いたな」と思った方。
たぶん、どこの現場にもいます。笑
名前は書いていないけれど、
あの頃の現場で出会った人たちの空気感は、
今も私の中で一緒に働いています🤭
💬辣腕マネ化、はじめました
昔の私を知っている人が
これを読んだら、たぶん言うでしょう。
「こらー!アイツ、
毒舌キャラに育っとるやん🤣🤣🤣」
はい、ごめんなさい。
でも、もう黙ってられないんです。笑。
あの頃、感じながらも
言葉にできなかったこと。
今なら意外と言えるし、書けるし、
クリアに見えちゃうんです。
約束通り、デスペ保持できましたし。
これからは、私も——
辣腕マネの系譜として、
ズバズバ言わせていただきますね🤭
🔁辣腕マネへ。
昔「管理職に興味ない?」って聞かれたの覚えてますか?
あの時は「無理です・・・」って言ったけど
どうやらそうも言ってられないところに
たどり着いてしまいました。ご報告まで🤣
というわけで、
また誰か思い出したら追加するかも。
香取さん、また燃えてないか
かなり心配してます😂
あ、さすがに内輪ネタすぎるので。
次の記事からエピソード書いていきます😁
どうぞお楽しみに♪
✍️「仕組み屋の記録帖」 のご案内
燃え尽きた開発現場。
色で整えた心。そして、再びシステム職へ。私が見た過去・今・これからの働き方の記録です。
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