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【第3回】BESSの家と13年。自給って大変

「大変なこと」って、誰だってできれば避けたいものです。

でも、「大変」という字をよく見ると――
それは「大きく変わる」と書きます。
つまり、変化の大きさを表していて、
それに見合うエネルギーが必要だということ。

避けていたら、いつまでも同じ場所
変わりたければ、大きく動けば良いのです。

“当たり前”の暮らしから、“自給的な暮らし”へと舵を切る。
そのエネルギー量は、もちろん生半可ではありません。

「いつかは、家庭菜園をして、薪で火を焚く暮らしをしたい」
そう思い描いていた未来が、とうとう現実として目の前に現れたのです。

小さな畑づくりは苦行の連続!?

はじまりは、想像以上に泥だらけでした(笑)
まずは、小さな畑をつくることから。
「庭で野菜を育てて、収穫して、食卓に並べたい」
そう夢見ていたものの、現実はなかなか手強く…
家が建っている土地は、もともと宅地用に整地された場所。
地面はガチガチに固く、大きな石はゴロゴロ、
しかも粘土質なので、水があるとネロネロという悪条件
「これは畑にするには一筋縄じゃいかないぞ…」
と頭では思いながらも、体は止まりません。
水はけをよくするために、客土して畝を高く。
その為には、土が流れないようにする土留めが必要。
その土留め石を、ホームセンターで購入して自力で運搬。
汗だくになりながら、スコップで土を掘り返し、石を並べていく。

そして、 畑に適した客土を何往復もして運び入れる

優雅な家庭菜園を目指して、ひたすら肉体労働(笑)

一シーズン寝かせて様子

小さな畑、大きな気づき

完成した畑は、わずか4坪ほど。
EMぼかしを混ぜて育てた土は、次第に黒々とした健康な姿に。

種を撒き、苗を植え、小さな実りを楽しむ。
無理せず、欲張らず。自然と向き合い、寄り添う暮らし。
子どもと一緒に収穫して、食卓に並べる。
お金で買ったものではなく、自分で育てたモノを頂く
暮らしを、自分の手でつくっていく。
これが安心感であり、幸福感であり、本当の暮らしなのです。

◆ 庭木も“つなぐ”暮らし

畑づくりと並行して、庭にも少しずつ手を入れていきました。
ある日、親戚から「琵琶の木を切る予定なんだけど…」と聞き、
なんとかその命をつなぎたくて、我が家に迎え入れることに。
重機で運ばれてきた琵琶の木を、ズボッと庭に植え込み。
その翌年、しっかりと実をつけてくれた姿に、
「この土地を気に入ってくれたんだな」と思わず笑顔になりました。

ビワの収穫

他にも、お庭には沢山の美味しい果樹が沢山実ります。

◇新築の記念樹にもらった梅の木

◇手作りフェンスに這わせた山ぶどう

山ぶどうジュース

◇クリスマスに飾りつけをするホプシー(ブンゲンスホプシー)

“庭”という場所が、家族の思い出や時間をつなぐもう一つの家になっていきました。

◆ 次回予告:「DIYの極み!? 地下付き物置とレンガ工事」

次回は、「秘密基地」として作った地下付き物置と、
子どもと一緒に敷いたレンガのアプローチ&水場DIYの話です。
家の外観や庭の表情を、手作業で変えていく過程には、また違った喜びがあります。
お楽しみに!


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