「あ、し、の、ほ、ね、が、な、い」|写真スタジオを片付けた夜
当時のXの原文ままをまとめています。
2023年2月に急性心筋梗塞で心停止40分、低酸素脳症で障害が残った夫「さわくん」と、ダブルケアで生きる家族の記録です。
(※さわくんは今も在宅で、私と息子と暮らしています。安心して読み進めてくださいね)
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▼ 2023年3月18日
【急性心筋梗塞から42日/出産まで152日】
集中治療室で意識がなかった期間にずっと力が入っていたため足の筋肉が関節が固まっていてマッサージが必須の状態です。理学療法士さんにやり方を教わってやっていますが、骨が固まった訳じゃないのにこんなにも硬い?っていうくらいカッチコチビクともしません💦
バレリーナみたいにピーンとつま先まで真っ直ぐのままなので立ち上がる為に地面に足が付けないので足首を曲げられるように頑張っています。

ただ今日、帰り際に変なことを言うのです。「あ、し、の、ほ、ね、が、な、い」と。
はい??君は何を言い出してるの?マッサージして触ってるじゃん!って言っても目が閉じてるから見えなくて感覚だけ感じてるのか…。
という事は、足の感覚が無いのかも。。。足動かして~って言われると腿からグググーっと持ち上げて引き寄せられるのに、どっかから足の感覚が無いって事なのかも…このピーンと張っちゃってる足首から先が怪しいな…
明日からスパルタ強化やな。神経通じさせなきゃ!!
面会終わりにスタジオの片付け、引越しの準備に荷物の整理に寄りました。さわくんの衣類の整理をしながらたくさん撮影の時に着ていたスーツや普段着ていた洋服を処分しました。
袋に詰めながら、ポロポロポロポロ涙が出てきて、「この時幸せだったな」って感情が溢れて溢れて嗚咽して泣きながら片付けしてた。夜にやるんじゃなかったぜ💦
随分と健康的な体型になったし、またお家に帰ってきたら新しい洋服買うんだから!!と言い聞かせてポーンと捨てました。どうしても捨てられない思い出の洋服はタンスの奥にしまってあります。
もう前にしか進めないから進むしかないんだ。ここから。
【急性心筋梗塞から42日/出産まで152日】集中治療室で意識がなかった期間にずっと力が入っていたため足の筋肉が関節が固まっていてマッサージが必須の状態です。理学療法士さんにやり方を教わってやっていますが、骨が固まった訳じゃないのにこんなにも硬い?っていうくらいカッチコチビクともしません
— 旦那さんは蘇生後低酸素脳症で障害者になりました。ダブルケアでも頑張って生きる家族の記録。 (@arigato_kioku) March 18, 2023
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🔜 次回予告
「あ、し、の、ほ、ね、が、な、い」——翌日、謎言葉の答えが分かった。強力シャンプーでガシガシ洗髪した帰り際、「あ、り、が、と、う」と声も出せないのに顔をクシャクシャにして号泣するさわくんに、こっちも泣き崩れた。
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▽ この記録の行先は
発症後の急性期病院での救命のあとは、回復期病院でのリハビリ→出産→在宅介護の始まり…とまだまだ目まぐるしい波瀾万丈な記録が続きます。
▽ なぜnoteに記録し直しているの?
ここまで読んでくださってありがとうございます。
当時、急性心筋梗塞からの低酸素脳症で発症から照らし合わせられるような、回復の記録(そもそも回復するのか?どのようにしてどのくらいの度合いどのくらいの時間で回復するのか?など)を探しても事例を見つけられませんでした。こんな記録があったら、あの時の自分は心強かっただろう。もっと視野を広く物事を進められただろうと思います。
情報収集を理由に始めたXですが、そのうち日々の様子を記録して我が家がその一実例となり足跡を残せたらと思うようになりました。
3年ほどの回復記録が蓄積しました。
あいにくXは、過去の投稿を見返しやすいシステムではありません。
そのため発症直後の投稿はタイムラインから埋もれてしまいます。
そして、同じように情報を探している当事者のご家族さんから、たくさんの質問DMを頂いてきました。
こうして、noteにまとめることでweb検索にのり、より多くのあの時の絶望の中にいる嫁ちゃんのような方に届くといいなと思っています。
発症日からカウントする方式やイラストなどをつけてわかりやすくまとめたつもりです。
よろしければフォローして、続きを一緒に回復を見届けてください。
同じようなご経験のある方は、コメントで教えてもらえたら嬉しいです。
▽ 回復記録のアーカイブはこちら
▽ 嫁が書くエッセイのアーカイブはこちら
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パパがこのnoteで稼いだ分は、回復のための活動や、家族の次のチャレンジに使わせていただきます。
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