本棚:『しんきらり』
1980年代のマンガです。どうして読んだのかというと、以前、上西充子さん(主な著書『呪いの言葉の解きかた』)のセミナーに参加し、その中で紹介されていたから。古い本だけど、意外と今でも変わっていないと思うところがあるとおっしゃっていました。読んでみると、ふむ、確かに…。
ちなみに古い本ですが(私が読んだのは1988年発行のもの)、さすが図書館。書庫にありまして、借りることができました。貸出カードがついていて、時代を感じさせます。
主人公は、結婚して10年、夫と二人の子どもと暮らす主婦。なかなか哲学的で先進的でもあります。一人で働きに出ることを決めたり、夫の実家での家族会議に行くにあたり、「わたしにも席がほしいわ ― 台所じゃなく」と言ったり。
秋ごろ、ジェンダーについてのセミナーに参加し、20代の若い子たちでも、親戚の集まりで女性ばかりが動き回って、男性は座って飲んで食べているだけ…ということを言っており、そういうのはなかなか変わらないんだろうなぁと思いました。たぶん、家庭内では男性が家事をするのは珍しくないと思うのですが、親戚の集まりとかになっちゃうと難しいんだろうなぁ。
もう20年も前ですが、新入社員の頃、定年間近のおじさんから、「女の子は結婚して家庭に入るのが幸せだと思うよ」と言われて、衝撃を受けました。考え方は人それぞれだと思いますが、今だと禁句でしょうなぁ。
