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ペンだこ

エンピツやペンを使っているとペンだこができます。

 ギターだと弦を抑える指先が固くなって痛みを感じなくなるものですが、そうなるまでがひたすら痛いです。最近はギターを弾かなくなってしばらく経ち、たまに思いついたように鳴らすだけですから毎度痛い思いをします。

 それに比べればペンだこはギター程は痛くないのですが、痛くなるくらい描かないとペンだこは取り戻せないってことになります。毎日の授業とか受験勉強とか長時間エンピツやシャープペンシルを握っている頃はそれなりのペンだこがありました。知らぬ間に力を入れて握っているからかも知れません。けれど、パソコンが当たり前になりペンだこは解らないくらいになってしまいました。触ると少しは固いですが。

 手描き作品の為にエンピツを握って作画のリハビリをしています。脳内の描きたい衝動の方が先行してしまい、ラクガキばかりがどんどん増えて行きます。エンジンを空ぶかししている感じでしょうか。エコじゃありませんね。でも、この無駄なラクガキの蓄積が作品につながることになります。言うなれば、ペンだこは脳内イメージと描かれたラクガキを繋ぐ点になるわけです。

 いつか役に立てたい…立つだろうと思って少しずつ買ってあった紙やエンピツ、パステルや絵の具。そんなものがまた必要になる時が来たような気がしてワクワクしています。実はもう無駄なことに思えてホコリが積もっても掃除するのも嫌になっていたのです。そんな感じですからマーカーとかボールペンとか使えなくなったものもありますが、インクと墨汁がまだ生きていたのは救いでした。インクは使おうと思った頃にはカラカラに乾いていることが多かったので、まだ使えると言うことはそんなに時間が経っていないと言うことででしょうか。でも、前回はいつ使ったかと言う記憶は忘却の彼方です。

 手描きのリハビリしながらヨシトくんのキャラクターを再定義。ヒロイン役をどうしようかと検討中です。

 昔は目から描いていたような気がしますが、今は大きな形のイメージを捉まえると目鼻の位置がぼんやり見えてきます。描く前からイメージが浮かんで来るのは調子が良くなっている証拠です。問題は、そのぼんやりしたイメージに狂いなく描き込むこと。脳と指先とのリンクがきちんと出来ていれば、描く前からそこにイメージが存在していることになります。まだ空回り状態なのでズレが生じるので少し苛立ちます。
 脳内のイメージとリンク出来る時間が短いので描いては休むの繰り返し。繰り返しているうちにリンク時間が長くなるのではないかと思います。

 その頃にはペンだこも復活しているでしょう。

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