写真家ロバート・フランクが亡くなった・・・
写真家ロバート・フランク

ロバート・フランク(Robert Frank -1924 - 2019/スイス生)は、20thで最も影響を与えた写真家といわれる。
代表作となった写真集「The Americans」(アメリカ人)は、米全を横断し、アメリカ人の何気ない日常生活をスナップ撮影した物だが、そこにはロバート・フランクの視点が収まっている。
その写真集は、全世界のアメリカに対する見方を変えた。
ロバート・フランクの視点は、持ち前の感性と移民としての目を通し、刹那の1枚(スナップショット)を率直に表現している。




モノトーンの世界
アメリカでは、当時すでにスタンダードだったカラーフィルムではなく、白黒写真ではアメリカの出版業界に相手にされず、写真集「The Americans」も、フランスで1958年に"Les Americains”として出版された。(米国では、グローブ・プレスより、1959年出版された。)
ただ、モノトーンの世界にも、実は色彩は存在するのだ。それは、色彩の科学で解決ではなく、色彩は私たちの側の問題だからだ。この事も、すでに、ロバート・フランクは理解していた。
そのコンテンツは・・・
そのコンテンツは、アメリカン・ドリームからは縁のない人々の、決して明るくはない無表情な写真だ。それは、その後の1960年代のスナップショット・エステティック(美学)の台頭といわれた。
現在では、フォトジャーナリズムに従来型の規則性に革新をもたらした作家として、評価はゆるぎないものだ。
最後に
ここに、今後も普遍的な表象に対する、ロバート・フランクの言葉を記述したい。
「機材を変えることで違うものをつくることは簡単だが、それだけではだめだ。自分を変えるリスクを負わなかれば・・・」Robert Frank
「知性と直感、どちらも私たちを導いてくれる。だが、直感の方が好きだ。シンプルであり、イージーで、だいたいは良い結果を導く・・・」Robert Frank
それは、現在のクラウド時代にも当てはまるだろう。
拝
