「現代の神話 911の解読」 第九章
はじめに
前章までのDecodeで、「現代の神話 911」の儀式そのものの解読は完了しました。しかし、この深遠な出来事には、まだ解き明かすべき二つの重要な謎が残されています。
「知る者が見ればすぐにそれと分かる痕跡をなぜ堂々と残すのか?」
「儀式が世界に与えた影響」
一つ目は、「知る者が見れば一目瞭然であるはずの痕跡を、なぜ隠蔽することなく、むしろ残すかのようにするのか?」という疑問です。今回の儀式に限らず、建物や芸術などには頻繁に特定の象徴が用いられます。本来は秘匿すべき密儀を使い、まるでマーキングをするかのようになぜ堂々と残すのか?この矛盾とも言える行動の裏には、一体どのような意図が隠されているのでしょうか?
そして二つ目は、「911の儀式が、世界にどのような影響を与えたのか?」という問いです。単なる悲劇的なテロ事件として片付けるには、その後の世界情勢の変容はあまりにも劇的です。あの日の出来事を境に世界は大きく変容を遂げました。この変化は、偶然の産物なのでしょうか?それとも、儀式が意図的に引き起こした必然的な結果なのでしょうか?
本章では、残された二つの謎に深く切り込み、全ての秘密を解き明かしてゆきます。シリーズもいよいよフィナーレ。一気に走り抜けましょう!

なぜ堂々と?
・ダンのマーク

He Granted a new order of ages children of dan
彼はダンの子供達に、時代の新しい秩序を与えた
「知る者が見ればすぐにそれと分かる痕跡をなぜ堂々と残すのか?」の答えもまた象徴にあります。ここでDecodeすべき象徴は、これまでに何度も登場した、失われた十支族の一つ「ダン族」の象徴。

「何度もダン族の紋章が蛇だって聞いたから知ってるよっ!」とお叱りの声が飛んできそうですが、本当に理解しておりますでしょうか、ダン族の象徴を。例えば、米国の国璽もダン族の象徴ですよ。蛇でなく鷲の国璽がです。

米国の13文字のモットー「E Pluribus Unum / 多数から一つへ」と書かれたリボンを鷲が咥えておりますが、それ「蛇」なのです。古き壁画と照らし合わせれば一目瞭然ですね。ただ、蛇を咥えているからダン族の紋章であると言っているのではございません。ポイントは、鷲も蛇もダン族の紋章の一つだということ。
鷲は北方陣営の長であったダンの印であり、4大シンボルのもう1つである。興味深いことに、鷲は蛇と組み合わされることもあり、蛇を鷲の爪で掴んだり、ワイバーンのような蛇のような体を持つ鷲とのハイブリッド動物にされたりした。
ダン族は失われた十支族の中でも、最も多くの象徴を持つ部族です。つまり、蛇だけがダン族の紋章でもなければ鷲だけでもないということ。ダン族の紋章は全部で四つ。そして、紋章を使用する人々は神話と同様に、この四つの紋章も垣根なく、時には組み合わせたハイブリッド紋章まで使用します。したがって米国の国璽の鷲も蛇もダン族を示す紋章と考えられます。

問題は、この一握りの賢しき人々は、カバリストなら簡単に分かるような痕跡をなぜに堂々と残すのでしょうか?
・なぜ?

なぜ”わざわざこんなこと”、つまり手間暇かけて”象徴的に印を残すようなこと”をするのでしょうか?多くの人が疑問に思いながらも、一向に結論の出ない問題。この答えもまた象徴にあり、ダン族の象徴、特に「蛇と馬の象徴」の理解が必要になります。
まずはダン族の象徴の由来から始めましょう。蛇と馬の紋章の由来は創世記49章17節の一文とされています。
ダンは道のかたわらのへび、道のほとりのまむし。馬のかかとをかんで、乗る者をうしろに落すであろう。
この一文は、「ダンは道のかたわらのへび、道のほとりのまむし」と「馬のかかとをかんで、乗る者をうしろに落すであろう」の二つに分けられ、それぞれの意味を合わせると「なぜあんな象徴的なことをあえてするのか?」の理由が分かります。まずは前述の一文からDecodeしてゆきましょう。
「ダンは道のかたわらのへび、道のほとりのまむし」の一節は、創世記49章から。この場面は、ヤコブが今際のきわで、12人の息子たち一人ひとりに対して、その将来に関する予言的な祝福または宣告を与える場面です。前述の文はヤコブが息子のダンに与えた予言の一節。その象徴的な解釈は「毒蛇は行く先々で跡を残す」というもの。この一節を成就させるかの如く、ダン族の紋章を使用する人々は、その痕跡を残して回ります。
ダン族のマークがどれほど残っているかご存知ですか?
こんなに☟ですよ。

ヨーロッパの各地には、「ダン」という名を持つ河川、都市、その他の地理的特徴が散見されます。これは、ダンの象徴を用いる人々が移動しながら、あたかも毒蛇が這った跡のようにその名を刻み、彼らの「足跡」を様々な場所に残すというヤコブの予言の成就といえます。それは上図に示されたダン・マークがよく示しています。
また、デンマークという国名は、「ダンの痕跡」を文字通り表しています。そこに住む人々はデーン人と称され、一説では、彼らの始祖はダンという人物だったと伝えられています。このことから、ダンの血を引く多くの人々がデンマークに根を下ろしたという説があり、国の名前が「ダンマーク / デンマーク」になったというわけです。このように、国の名前にしてしまうほど堂々と残すのです。それはもう掟または使命のようなものなのでしょう。
以上が「知る者が見ればすぐにそれと分かる儀式をなぜ堂々とするのか?」の答えとなります。ダンの象徴を用いる人々は、ヤコブの予言の通りに自分たちの痕跡を堂々と残します。それは紋章然り、儀式然りなのです。
・もう一つの予言
ヤコブの予言のもう一つは「馬のかかとをかんで、乗る者をうしろに落すであろう」です。この象徴のDecodeは、「911の儀式」による「世界への影響」にもつながってゆきます。

ヨーロッパ史の黎明期において、デーン人の大部分は恐るべきヴァイキングとしてその名を轟かせました。彼らは何世紀にもわたってヨーロッパ各地の沿岸や内陸へと侵攻し、富を略奪するだけでなく、既存の社会構造や政治体制を根底から揺るがし、それらの王国の確立されていた法と秩序を後方に押し倒すように破壊し、その後に新たな秩序を再建せざるを得ない状況を作り出しました。「馬のかかとをかんで、乗る者をうしろに落すであろう」というヤコブの予言の成就と言えます。
しかし、蛇の狡猾さの本当のところはここから。
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