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「現代の神話 911の解読」 第八章

割引あり

はじめに

 早速ですが、前章で綴った儀式の流れを象徴で振り返り、その続きへとまいりましょう。

神話は儀式の筋書きであり、儀式はそれを実行すること。


・太陽神の冥界下り

現代の太陽神と神殿の門(祭壇)
神殿の入り口
3体の巨人

このまま真っ直ぐ進み、古の冥界の門を抜けた先にノルンたちはいる

古の冥界の門
運命を司る3体の女神ノルン

お前が我々のもとを訪ねる「冥界下り(大いなる業)」をしたように、世界にも冥界下りをさせるのだ。旧世界の象徴である祭壇を破壊し、新しい祭壇を築くのだ。すばらしい新世界、つまり新しい世界の秩序は混沌なしには生まれぬゆえに。混沌こそが新しい秩序の母体なり。

ある者らは、恐ろしく巨大な像を持ち、その編み細工で編み込まれた肢体を人間たちで満たして、それらを燃やして、人々は火炎に取り巻かれて息絶えさせられるのである。

「ガリア戦記」第6巻16節
My pet Goat:P153

Steel plane must hit like a kite.

鋼鉄の飛行機は凧のように衝突しなければならない

And God said, Let there be light: and there was light.

「光よ、輝き出よ。」神が言われると、光がさっとさしてきました。

創世記1章3節:KJV


 現代の太陽神は、ヘラクレスがアトラス山を叩き割ったかのように、サムソンがペリシテ人のダゴン神殿を崩落させたかのように、神話という筋書き通りに、古代ドルイドの儀式ウィッカーマンを実行しました。

 そして、2,977の命が捧げられたこの土地は、のちに「グラウンド・ゼロ」と呼ばれ、新たな祭壇の母体となります。

 この混沌の大地が、新しい秩序の母体となるのです。





混沌からの秩序

・英雄のように山を築く

 現代の太陽神はウィッカーマンを達成した地「グラウンド・ゼロ」に、新たな祭壇を築きます。

 ペルセウスが蛇頭のメデューサの首を使い「アトラスを山」にしたように、サムソンがペリシテ人の骸1000体で「あご骨の丘」を作ったように、イエスが亡くなり聖地化した「ゴルゴダの丘」のように、巨大な祭壇を築きあげました。

 13年と1ヶ月23日かけて。


 その名は「One World Trade Center」。すばらしい新世界の名である「One World」が冠された、高さ1776ftの祭壇です。

 その足元には、蛇を象徴するスネーク・アイズが添えられています。

 それはまるで新たな祭壇を守るラドンのよう。

 そして、現代の太陽神の儀式と新たに築かれた祭壇は、現代の太陽神の信奉者たちの思惑通りに、「すばらしい新世界」への扉を開くことに成功しました。

 神話的に申し上げたら、太陽神は冥界下りを達成し、旧世界の祭壇を破壊。その後、破壊の地を母体とし、新しい秩序の神殿を築き、真の太陽神へと変容を遂げ、世界を「すばらしい新世界」へと導きました。

 その結果の今現在です。


魔女の本気

 ここまでが「911の儀式」の全貌です。ただ、神話は完結いたしましたが象徴のDecodeはまだ終わっておりません。それらの意味を理解し、初めて「911の儀式」の全貌の理解となります。その後に、911の儀式が与えた世界への影響へと続いてゆきます。

 ではここから前章と同じように、象徴を一つ一つ丁寧に読み解いてゆきましょう。


・なぜ行って戻るのか?

 現代の太陽神が身廊を通りノルン泉に到達し、その後再び戻るストーリー。これはわたくしが無理にこじ付けたストーリーではなく、古来より”そういうもの”なのです。入り口があれば出口がある。入れば出る。行けば戻る。循環は理ですから必ず繰り返します

 いくつか例を挙げましょう。


 デュアル・トーラスをイメージしてください。銀河の中心から湧き上がったエネルギーは、球体の表面を巡りながら下降し、再び中心へと回帰します。

あの日の特別さ」より

 これは「魂の旅」と称されるプロセスであり、銀河の中心から生じた私たちの魂は、トーラスの軌道に乗って上昇し、球の周縁を下降した後、シルバーゲートを通過して太陽系内で物質化します。そして、肉体の寿命が尽きると、ゴールデンゲートから離脱し、再び自らの源である銀河の中心へと還ってゆきます。入り口が存在するならば出口もまた存在します。魂から始まった旅路であるならば、その終着点は魂への回帰となるのです。

 もう一つの例はD.C。

 アメリカ合衆国が誕生した日は1776年7月4日、蟹座の日。この蟹座には以下のような意味があります。

ミトラ教の洞窟はゾディアックの巨蟹宮と磨羯宮で装飾されていた。-中略- 巨蟹宮は下降の、磨羯宮は上昇の門であった。これは不死なる魂が地上から天上へ、天上から地上へと上下するときに通る道であった。

Manly P. Hall

 占星術において、巨蟹宮は魂が天上から地上へ降りる下降の門、磨羯宮は地上から天上へ昇る上昇の門とされました。これは不死の魂が、物質世界と霊的な源の間を循環する道筋を示していました。魂はこれらの門を通り、生と死、天上と地上を往来すると考えられておりました。

 フリーメイソンの象徴画のアーチの中心に蟹座♋️があるのも偶然ではありません。

 北回帰線が「Tropic of Cancer / 蟹座」、南回帰線が「Tropic of Capricorn / 山羊座」の対で定められているのも偶然ではありません。象徴の密儀的な意味を知る者たちが定めた故に、このようになっております。

 したがって、現代の太陽神が身廊を通りノルンの泉に到達し、その後再び戻るというストーリーは、古代から現代に至るまで変わらぬ密儀の「習わし・考え方」に沿ったものなのです。 


・山(祭壇)

 第四章で述べた通り、「高い丘の上」「木の下」「高き所」は神聖な祭壇です。ヘラクレス(ペルセウス)的な視点では蛇の象徴を持つ者が旧世界の象徴(アトラス)を石に変え築いた祭壇であり、サムソン的な視点では敵(ペリシテ人)の死体で築いた「あご骨の丘」のような祭壇。キリスト教的な視点で見れば「ゴルゴダの丘」であり、フェニキア人的な視点では「バアル・バアラト・エルに捧げられた祭壇」です。


 あらゆる視点で「神聖な祭壇」が象徴される「One world trading center」ですが、この祭壇を理解するために最も必要な象徴は「ゴルゴダの丘」です。ヴィア・ドロローサの「13」が結びつけられた「ゴルゴダの丘」。

 「One world trading center」という祭壇の理解には、付随するその他の文脈も読み取らなければなりません。なぜなら象徴は文脈の中で機能するものだから。この場合、ゴルゴダの丘に結びついている13に注目しましょう。911の混沌から、新たな秩序の象徴である祭壇ができるまでの年数も13年であり、アメリカ自体に付随している数も13だからです。この13の意味を理解することで、祭壇の意味も、ひいては儀式全体の文脈も見えてきます。


・13年と1ヶ月23日

 太陽暦において、9月11日の911日後が3月11日であるように、普遍である暦の日数は、普遍な神話のように大切な象徴手段の一つです。その視点で見てみると、WTCの破壊が「2001.9.11」であり、OTCの完成が「2014.11.3」。911と113となります。

テンプル騎士団の始まりと終わりの数


 象徴主義において英語のBとVが相互に入れ替え可能であるのと同様に、数字の6と9も象徴的に見た場合相互に入れ替え可能です。その視点でテロが起きた911と新しい祭壇が完成した113をアナグラムとして捉え整えたなら、 「119と113」となり、テンプル騎士団の創設年(119)と歴史から姿を消した日付(113)と重なります。

 もう一つ。テンプル騎士団が火炙りにされた日が13日の金曜日であったことから「13は不吉な数」という迷信が広まり、大衆が避ける数となりました。13を象徴的に用いる人々にとっては誠に好都合なことだと思いませんか?一般的な人々は神聖な数13を不吉な数と認識し使用を避けますから。


 また、同様の視点で整え「116と113」とし、暦の数と組み合わせてみれば、その象徴的特別さは類を見ない組み合わせであることがわかります(動画参照)。



 そんな特別な数に挟まれた間の日数は「13年と1ヶ月23日」。この場合「13」と「1.2.3」が象徴されていることが読み取れます。

 そして、その意味は「死」と「復活」です。

 今はまだ、なんのことかさっぱり分からないと思いますが、のちに全て理解できます。魔女の本気ゆえに知っていることを全てを綴りますから。続けましょう。

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