「現代の神話 911の解読」 第一章
はじめに
近年の世界情勢の急激な変化に伴い、多くの人々が「世界は箱庭のようなものだ」と気づくようになりました。何らかの大きな信念や理念に基づいて世界が誘導されていると、それは国や宗教を超え行われていると、つまりこの世界はごく少数の人々の意思によって動かされている箱庭のようなものであると。

最近の例を挙げれば、JFKファイルの公開によってCIAの関与が公になり、「陰謀論」が「歴史的事実」となりました。世界の構造を以前から理解していた人々にとっては驚くべきことではありませんが、これまで「箱庭」の中で生きてきた人々にとっては、大きな衝撃となったのではないでしょうか。
少し前には、奇妙な感染症の流行とそれに伴う不可解な治療薬をめぐる騒動が、多くの人々に「世界は何かおかしい」と思わせるきっかけとなりました。さらに遡ると、3.11の東日本大震災と原子力発電所事故、1.17の阪神・淡路大震災といった出来事がありました。そして、過去最も多くの人に「世界は何かおかしい」と強く意識させた決定的な出来事が、20年以上前の9.11の同時多発テロでした。
・不可解な911

未だ論争冷めやらぬこの事件は多くの不可解な点が指摘され、世界中の人々に「何かおかしい」と気づかせるきっかけとなった代表例といえます。そんな911において、一般的に言われている不可解な点について少々振り返っておきましょう。もう20年も前のこと。お忘れの方も多いはずですから。

まず、飛行機が衝突していないWTC7が制御解体のように、制御解体よりも美しく崩壊しました。次に、アメリカン航空11便とユナイテッド航空175便が衝突したタワーは自由落下に近い速度で崩壊し、火災だけでそこまでの崩落が起こるのか疑問視されています。また、航空燃料の燃焼温度では鉄が溶けるはずがないにもかかわらず、残骸からは溶融金属が見つかり、それなのにも関わらず、犯人を示すパスポートは綺麗なまま発見されました。

さらには、通常なら即応するはずの防空システム(NORAD)が機能しなかったこと、そしてペンタゴンに突入したアメリカン航空77便の残骸や監視映像がほとんど公開されていないことなど、不可解な点を挙げればきりがありません。



魔女の視点
前述の事柄はJFKファイルと同じで、どれほど怪しかろうとオフィシャルで「我々がやりました!サーセン!」と言わない限り、我々の住む現実世界では真実になりません。もちろん、そんなことを言うはずがありませんので我々が真実を知ることはありません。

こんなことは絶対に起きないってわかるでしょ?
しかしながら前述のような状況証拠を重ね、自らの頭で思考すれば、その不可解さは明白です。さらには魔女の視点も、つまり象徴的な視点も重ねて見てみれば、あの日に行われたことの本当の意味が見えてきます。それが本シリーズの本題です。
現代神話9.11の解読。

では本題へ入る前にウォーミングアップ。魔女の視点で911をざっと見てみましょう。不可解なものが摩訶不思議なものへと変容することでしょう。知らぬ者にとっては摩訶不思議な偶然も、知る者にとっては当たり前の必然であることが垣間見れます。
・聖書のお話
まずは少々聖書のお話から。
聖書の創世記11章にて、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の祖でありユダヤ人の祖でもあるアブラハムが登場します。彼の享年は175歳です。彼の人種の宗教であるユダヤ教では数字の7が神聖視されます。天地創造は六日間で行われ七日目で休みました。そのため安息日は七日目(日曜日)です。また七年ごとに安息年が設けられ、安息年を七回重ねた年はヨベルの年と呼ばれる特別な年と定められています。
では上記の聖書の文章と、先述しました911の不可解な点についての文章とを架橋し重なる部分を抜き出してみましょう。

なんとも特徴的な数字がこれでもかと重なりますが、あまりに出来過ぎていて「こんな摩訶不思議なことは偶然である」と定義してしまいがちです。
ただ、もっと出来過ぎていたらどうでしょう?それは偶然を飛び越えて、意図を感じるはずです。続けましょう。
・9月11日

9月11日といえば、現代では「テロの日」というイメージが定着しておりますが、歴史を遡ると、1572年に教皇グレゴリウス13世が「ユグノー虐殺」と「レパントの海戦」の合同祝祭日として定めた日でもあります。
つまり、特定の人々にとっては、9月11日は「元々特別な日」だったのです。では、なぜ9月11日が特別な日とされたのでしょうか?それを理解するためには、数字に秘められた象徴的な意味、特に「911」という数字の密儀的な意味を知る必要があります。
・Ⅸ Ⅺ

「911」は、ローマ数字で記すと「Ⅸ Ⅺ」となり、象徴的な視点で見たなら「2本の柱とその間の扉(ゲート)」という意味になります。この意味は「ルカの福音書11章9節」に由来します。
求めなさい。そうすれば与えられる。
探しなさい。そうすれば、見つかる。
門を叩きなさい。そうすれば、開かれる。

「門を叩く」という象徴は、古き叡智の探求は他者に依存するのではなく、自らの意志と主体性、そして覚悟が必要であり、自発的に行わなければならないことを示した象徴です。端的に申し上げれば、一般的な人が密儀へ参入し、新たな自分へ変容を遂げる第一歩を示した象徴です。

転じて、「扉をくぐる(柱の間を通る)」=「新しい自分に変容する」=「新しい世界への旅立ち」となり、テロのあった9月11日は「新たな世界への扉を開いた」という意味も込められております。我々にしてみれば、意志も主体性も覚悟もなく、無理に開かされたんですけどね。
2001.9.11で大きく変わったのは「敵の概念」です。
— 霜月 やよい@「数」と「幾何学」と「象徴」 (@As_above_So_me) December 21, 2020
それまでは赤と青で争っている演出でした。しかし911からは「テロリスト」という赤青共通の見えない敵になり、対テロの名の下に法整備が進みました。
2019も同じです。世界共通の見えない敵が現れました。そしてまた上記と同じ事が繰り返されます。 pic.twitter.com/b5M5BTshVJ
・101
「101」と言う象徴も、前述しました「911」「Ⅸ Ⅺ」「扉を開く」の象徴と繋がっています。この象徴の理解には、少々の数学の知識を必要とします。

宇宙の始まりは円(点)です。したがって円は最高神の象徴となります。しかし、最高神は、我々の住む物質界においては具体的な姿を持ちません。なぜなら、物質界・自然界において、完全な円や球は存在しないからです。そんな物質界において、最も円に近い正多角形は六角形です。つまり、物質界において六角形は最高神の姿に最も近い図形であるということ。

また、最高神を「色即是空」に当てはめるなら「空」であり、数字に当てはめるなら「0(ゼロ)」です。
「円」「六角形」「空」「0(ゼロ)」が繋がっていることがご理解いただけましたか?では、これらの知識を念頭に「Ⅸ Ⅺ」を見てみましょう。

ローマ数字の「9」と「11」の間には「半角スペース(空)」があり、そこには「空」で象徴された六角形が存在します。この象徴を視覚化いたしますと以下のようになります。

前述したように、六角形は最高神「円」の似姿であり、「空」であり「0(ゼロ)」です。数字の「11」は、その姿から「2本の柱」の象徴でもあります。したがって、上記の象徴は以下のように書き表すことができ、「Ⅸ Ⅺ」と「101」が重なります。

この象徴は現実世界でよく目にしますね。お気づきですか?

「2本の柱」と「空」を用いて象徴しております。十字架は立方体の展開図であり、立方体は二次元に落とし込むと六角形です。しっかりと前述のルールに則って象徴されていることが分かります。

そして、哲学的なヘラクレスことフランシス・ベーコンは、自身の著書で以下のように示しています。

上記の表紙はあまりに密儀が露骨に表現されているとしてお蔵入りし、以下の表紙に差し替えられました。

地中海の「ヘラクレスの柱(ジブラルタル海峡)」から、「理想郷アトランティス(アメリカ)」という「新たな世界」へ向けて出航する。表現方法の絵は変われど、その象徴的な意味は同じです。

第 3 代アメリカ合衆国大統領で独立宣言の起草者であるトーマス・ジェファーソンは次のように書いています。「ベーコン、ロック、ニュートン。私は彼らを、例外なくこれまでに生きた 3 人の偉大な人物だと考えています。物理科学と道徳科学で培われた上部構造の基礎を築きました 」
この上部構造のもとに成り立つアメリカですから、理念を受け継ぐ末裔たちが、自分たちの支配地域を象徴的に作り上げるのは当然のこと。古代は神殿を神聖な象徴で飾りました。神聖なる神殿を神聖な象徴で飾るのは当然のことですから。現代は古代よりも規模が拡大し、街ごと神殿のように作り象徴で飾っています。フランスのパリが良い例です。エジプトのルクソール神殿に模して作られておりますが、その規模はご覧のように桁違いです。

もちろんアメリカの首都であるワシントンD.Cも巨大な神殿として作られております。

では”そういう視点”で、9.11のあったWTCを見てみましょう。

神殿の入り口に聳え立つ2本の柱そのものです。WTCは単に珍しいビルではなく、とても象徴的であり、NYという神殿の一部分なのです。
・まとめ

「9月11日」を象徴的な視点で見てみれば、「Ⅸ Ⅺ」「101」と繋がり、それらは総じて「あたらしい世界への扉」や「入り口」を象徴していることがお分かり頂けたかと思います。

私見では、それらは予言や予告という類いではなくて、むしろ「モットー」のようなものであると考えております。まるで「我々が一丸となって新世界へ導く」という、あちらさんの強い意思表示のよう。


そんなモットーの通り2001.9.11から新しい世界へと変容を遂げました。冷戦から対テロ戦争へ。

911テロの「911日後である2004.3.11」には「マドリード列車爆破テロ事件」が、911テロの「3年300日後の2005.7.7」には「ロンドン同時爆破事件」が立て続けに起きました。
これにより人々の敵の認識は「主義・思想の違う国」から「見えない敵」へと変わり、それに伴う法整備が進みました。
上記のテロからの法整備の流れは、5年前の「流行病」からの「法整備」の流れと酷似していることにお気づきですか?冷戦から対テロ戦争へ、対テロ戦争から対ウィルス戦争へ。その度に法を厳格化し、来たる新世界への準備を整えております。
そして、これから我々が直面するのは、対ウィルス戦争から……


日本も例外ではありません。髷と和服を捨て、洋服という首輪に変わった大政奉還は1867年11月9日で、民族的に根付いていた太陰暦から、キリスト教的太陽暦への切り替えの日は明治6年1月1日(611⇔119)です。日本の大きな転換点となった大地震は2011年3月11日であり、歴史的な原発事故が起きたのは三日後の3月14日(π=3.14…)です。さらには機体記号JA8119の123便が御巣鷹山に墜落した例の事故の慰霊碑も2本の柱を象徴しております。


世界が丸ごと箱庭であると再認識していただけましたでしょうか?

さて、ウォーミングアップはこれくらいにして本題です。こんな箱庭を運営するあちらさんのこだわりは「数字」だけでなく「演出」にまで及びます。
現実世界で古き神話を演じるということ。

あれほど的確に象徴や数字をかましてくるあちらさんですから、現実世界で神話を演じるなんてことは朝飯前。哲学的なヘラクレスことシェイク・スピアの信念・理念を受け継ぐ者たちですから。

そして、この潮流は過去の終わった話ではなく、今なお継続中ですので知る必要があるのです。

現代においても、我々を新しい世界へと強制的に導く者たちの象徴は変わりありませんから。


神話は儀式の筋書きであり、儀式はそれを実行すること。
次週からはいよいよ本題に進みます。9.11で演じられた神話についてのDecode。二つの神話と現実とが交錯する仮想現実のような現実のお話です。一つ一つゆっくりと紐解いてゆきましょう。

万博にやってきたアトラスとイエス。これらの意味も繋がってゆきますよ。
それでは本件はこれにて締めとさせて頂きます。あなた様の心にわたくしのDecodeが届きましたなら引き続きお付き合いをお願いいたします。
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