ドコドコ昔話 メンダコ太郎#4
前回のあらすじ
おじいさんうさぎが タマテバコうらめんのしょくひんひょうじシールをかくにんしていたところ、サトイモほりにでかけていたメンダコ太郎がころがりこんできました。
だい4しょう いざない
いえのドアをつきやぶり、メンダコ太郎はさけびました。
「おばあさんが タコニャ星人にさらわれためぇっ!!!」
さかのぼること30ぷん………
サトイモばたけにむかっていたメンダコ太郎とおばあさんうさぎは、ずじょうに てき のけはいをかんじ、せんとうたいせいにはいりました。
ピュルルルルルルルル
きみょうなおとをだしながら、ぎんいろの むぎわらぼうしのようなUFOが目の前にあらわれました。
UFOのそこから ぬっ と、ネコミミがはえた青いエイリアンがかおをだし、てまねきしています。タコニャ星人です!
タコニャ星人たちは、いしそつうができず なにをかんがえているかわからないエイリアンとして ちまたではゆうめいです。とくに、メンダコがUFOにさらわれたという じけんも よくききます。
メンダコ太郎はいつでもドッコイショアタックができるよう、グッと からだじゅうのキンニクにチカラをこめました。おばあさんうさぎも、こしをおとし いつでもドコドコ波をうてる たいせいです。
「?いなこ、どけだんうもおとうろやィテーパキヤコタでちう」
タコニャ星人がコトバをはっしましたが、なにをいっているのかまったくわかりません!
メンダコ太郎とおばあさんうさぎは、かまえをくずさずに チラッとめをみあわせました。
「!パコタ!パコタ」
タコニャ星人はたくさんのしょくしゅをウネウネとじょうげにふりながら、おなじコトバをくりかえしました。
「これは イカクだめぇ……ばかにするなめぇ!」
メンダコ太郎は じめんをけり、UFOめがけてドッコイショアタックをしかけました!
ところが、メンダコ太郎がUFOにぶつかる ほんのすうミリで、UFOはブォンときえて おばあさんうさぎの はいごに ボヮンとしゅんかんいどうしました。
「!パコタ!パコタ」
タコニャ星人はまた、たくさんのしょくしゅをウネウネとじょうげにふりながらなにかをアピールしています。
「!よでいおィテーパキヤコタ」
そのときです!
おばあさんうさぎは でんきゅうがピカッとついたようなカオをしました。
「・▼・💡」
いっしゅんにしてすべてをりかいした おばあさんうさぎは、タコニャ星人のてまねきにすいよせられ UFOにのって とんでいってしました。
………そして、いえにころがり帰ったメンダコ太郎は おじいさんうさぎに いきさつをはなしました。
「おばあさんは とつぜんサイミンジュツをかけられたみたいに じぶんからUFOにのって いってしまっためぇ!タコニャ星人、ゆるせないめぇ……!」
おじいさんうさぎは ヒゲをなでながら
「タマニーハ バカーンス モ イイヨネー」
といいましたが、カオは青ざめ、ひやあせをかき、ヒゲをさわるユビはブルブルとふるえて、すこしもへいせいではありませんでした。
「おばあさんは タコニャ島につれていかれたと おもうめぇ!」
メンダコ太郎は どくじのけんかいをのべました。
タコニャ島というのは、「おにがしま」とおなじはつおんで よんでください。
タコニャ星人たちがあつまってくらす はなれこじまがあります。しゅういのうみではメンダコたちがくらしていますが、いうまでもなく メンダコたちからは よくおもわれていません。
タコニャ島からひんぱんに ぎんいろのUFOがでたりはいったりしているので、メンダコゆくえふめいじけんに かんけいがあると ウワサされているのです。
「タコニャ島へ、タコニャ星人をたいじにいきたいめぇ!」
おじいさんうさぎはブルブルとふるえながら かわいいメンダコ太郎がふたたびとおくにいってしまうのを とめようとしましたが、おばあさんうさぎが かえってこないのも たえがたく、こぶしをにぎりしめ、うつむいて めをギュッとつむって ウウッ とうなったあと、「オミヤーゲ ノ タマテバーコ、モッテ イクーゾー」といいました。
こうして、メンダコ太郎と、ポテトサラダいりの大きなタマテバコをかついだおじいさんうさぎのたびが はじまりました。
つづく
作者が病院の待合室で書いた即興作文なんか読んでないでYouTubeを見てください!
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