ドコドコ昔話 メンダコ太郎#5
前回のあらすじ
タコニャ星人にさらわれたおばあさんうさぎをすくうため、メンダコ太郎はタコニャ島へしゅっぱつしました。おじいさんうさぎも 大きなタマテバコをかついで ついていきます。
だい5しょう しれん
タコニャ島にいくには バスとでんしゃをのりついで まる1にちかかります。
メンダコ太郎とおじいさんうさぎは マンタバスにのるために、山のふもとのバスていへと むかいました。
山をくだりながら メンダコ太郎は、タコニャ星人のおそろしさ、おばあさんうさぎとのはげしいバトル、タコニャ島への せんにゅうさくせんなどを、おじいさんうさぎに アツくかたりました。
メンダコ太郎が はじめて いえにきたときは、ホウチョーウをもったおばあさんうさぎをみて 月までとんでにげるほど おくびょうだったのに……つよく たのもしい 大メンダコになったものです。
そして、ここまで大きくりっぱにそだてたのは ほかでもない おじいさんうさぎと おばあさんうさぎです。
メンダコ太郎はこぶしをにぎりしめ
「おばあさんは きっとタコニャ星人のこうげきを やりすごしながら たすけをまっているめぇ!」
と、そらをみあげて いいました。
おじいさんうさぎは ウンウンと ほこらしげにうなずき、大きなタマテバコをドッコイショと せおいなおしました。
メンダコ太郎とおじいさんうさぎは 山のふもとのバスていにつきました。しばらくまっていると、みちのむこうから おおきなモモいろのマンタバスが「おまんたせ〜」と はしってきました。
マンタバスとは、マンタをバスにかいぞうした すいりくりょうようの こうきょうこうつうきかんです。
パタパタとはばたきながら バスていにちかづき、ゆっくり ていしゃすると、んまっと 大きく口をあけました。マンタバスは口からのりこむタイプのバスなのです。
ところが メンダコ太郎はとっても大きかったので、マンタバスの口にすっぽりハマって うごけなくなってしまいました。
おじいさんうさぎはメンダコ太郎のおしりを ドッコイショ‼︎ ドッコイショ‼︎ と おしましたが、大きくりっぱにそだった メンダコ太郎は すこしもバスに はいりません。
マンタバスにのっていた小さなメンダコたちも ドッコイドッコイ!と 口の中からチカラをあわせてメンダコ太郎をひっぱりましたが、それでもメンダコ太郎はびくともしません。
口がふさがれたマンタバスは くるしそうに「こまんたね〜……」と こえをしぼりだし、ウミガメのしゅっさんのように しずかになみだをながしています。
みんなで チカラをあわせて ふんとうしましたが、もうマンタバスはガマンのげんかいです。とうとうメンダコ太郎は ペッ とはきだされてしまいました。
マンタバスの口から じょうきゃくの小さいメンダコたちが かおをだして「おきのどくめぇ〜」「がんばってあるくめぇ〜」「でも大きくてうらやましいめぇ〜」と 口ぐちにいうと、マンタバスは はんべそをかきながら じょうきゃくたちを口の中におしこんで「まんたね〜」と はしりさってしまいました。
じこくひょうによれば、ここには1にち1ぽんしかバスがこないようです。
メンダコ太郎とおじいさんうさぎは、しかたなく あるいてタコニャ島へむかうことにしました。
とてつもなくしょんぼりしているメンダコ太郎のとなりで、おじいさんうさぎのおなかが グゥーギュルルールーとなりました。
メンダコ太郎はここぞとばかりにタマテバコのフタをあけ、ギュウギュウにつまったサトイモのポテトサラダを おじいさんうさぎといっしょに たべることにしました。
ポテトサラダをみたおじいさんうさぎは、まるでタマテバコのなかみをしらなかったかのように「ナンダコーーーレーーー⁉︎」と ひっくりかえっておどろき、バタバタあしぶみしながら よろこんでみせると メンダコ太郎は たちまちえがおになりました。
ここに おばあさんうさぎも いたらなあ。
そのとき!
ちかくのしげみがガサガサとゆれ、なにかがとびだしてきました。
つづく
おばあさんうさぎも今ごろYouTubeを見ています!YouTubeを見てください!
LINEスタンプもあるよ!
