一歩
「隣の聞き取れないひと」
この本を手に取ったのは
以前
映画
「ぼくがいきている、ふたつの世界」
を観たことに始まります。
その後
「聴こえない母に訊きにいく」
を読み
今回に至ります。
さて
自分のことを言えば
日常生活において
聞き取りに苦労や不安を感じたことは
ありません。
Lid / APDという視点に立てば
非当事者ということになります。
大変失礼な言い方になるかとは思いますが
当然のごとく
「聴力に問題はないが
聞き取りに困難がある」
方々がいるなんて
考えたこともありませんでした。
もしかしたら
既に出会っているにも関わらず
その苦労や不安に
全く気づかなかった可能性もあります。
当事者でないと理解できないことは
たくさんあるでしょう。
しかし
当事者とか非当事者とか
考えようもない
そもそも認知すらしていないことも
あるのかもしれません。
合理的配慮
障害者差別解消法
障害者雇用促進法
社会の受け止め方が
困難を理解する方向へ
変化してきたのは確かです。
けれども
誤解を恐れずに言えば
目指すべきは
法律や制度が不用な世の中。
誰にでも得手不得手があるもの。
高い所にある荷物は背の高い者がおろし
重い荷物は力のある者が持ち上げる
が如く。
障害者と健常者
当事者と非当事者
そんな線引きではなく
誰もが助け合うことが
当たり前になるといいなと思います。
その第一歩は
知る
ということ。
遅くなりましたが
Lid / APDについて
今日が最初の一歩です。
内閣府のホームページ。
掲載された障害者に関係するマークは
2022年8月と変わらない様子。
「いつかこの一覧に
『APD マーク』が加わるように…」
という著者の願いは叶わず。
この拙い文章が
誰かの一歩となり
その願いに繋がりますように。
