道徳心
今年最後の週末は
いつも賑やか神宮外苑
国立競技場
代々木第一体育館
代々木第二体育館
よく行くエリアではあるものの
明治神宮は常に素通り
神社と神宮と大社の関係などわからぬまま
説明できるのは神社と寺の違いぐらい
今日は逆から神宮球場方向へ
目指すは秩父宮ラグビー場
ただし
熊谷と併せても
競技場での観戦は過去3回
いつも足を運ぶのは
BリーグとJリーグばかり
自身がプレーするのはサッカー
ラグビー界では新参者
それでも
毎回感じる凄まじさ
靭帯断裂を2回経験しておきながら
まず最初に思うのは
「サッカーは怪我をしないスポーツだな…」
試合は
横浜キヤノンイーグルスと
東芝ブレイブルーパス東京の対戦
そんな調子なので
対戦カードにはこだわりなし
ただし
リーチ マイケル選手の存在は
気になるところ
しかし
眼前に姿なし
前回に続きプレーが見られず
あるのはひとつ
残念な思いのみ
さて
ラグビーの魅力を問われれば
返す言葉は
「ノーサイド」
試合が終われば
激しいプレーも過去のこと
お互いを称え
次に向かう選手たち
相手のミスを願うブーイング
激しいプレーを煽る怒号
どちらも存在しないのは
おそらくスタンドにもその精神
時間は経過し帰り道
空席目立つ電車内
それでも埋まる優先席
決して珍しいことではなく
「ここではいるべき『サイド』があるのでは」
と思うのはいつものこと
釈然としないまま
何の気なしにそちらを見ると
優先席横のドアの脇には大きな身体
身長だけなら
秩父宮の選手のサイズ
スマホの画面を見ている顔は
日本の外にルーツのある方のよう
電車が動き出すと
その身体は優先席へ
再び自分の心は曇り空
ところが…
電車が次の駅に到着すると
その大きな身体は
立ち上がって再びドアの脇へ
理由がわからず困惑していると
それを察して
「たくさん乗ってきたから
席を空けたんじゃない」
という友人の声
真偽はわからず
しかし
その後30分間
こちらが電車を降りるまで
その方が優先席に戻ることはなし
立ち振る舞いは
ノーサイドの精神で
来年の志



