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最前線

その頃の数年間
縁あって
医療現場で仕事をしていました。
命と向き合う職場で
それまでの日々とのギャップに
戸惑ったことを覚えています。


映画
「フロントライン」
を観ました。

あの時
ニュースを見ていた自分は
ただの傍観者。
最前線で何が起きているかなんて
想像することもありませんでした。
自分事となるのはしばらく先のこと。

未知のものに挑む
たくさんの方々の
使命感
不安や憤り
そういったことについて
考えたのは初めてです。


日常が非日常になり
非日常が日常に

生と死
失ったものと手にしたもの

あの頃知った
忘れてはいけない大切なことが
甦ってきました。


この映画を観る数日前
観たのはあるテレビ番組。
新プロジェクトX
「ドクターヘリ 赤ちゃんの砦を守れ
熊本地震18時間の救出劇」
です。

熊本地震の際
倒壊の危機にある市民病院へ
鹿児島からドクターヘリが離陸します。
自力で呼吸ができない赤ちゃんの
命を繋ぐのは
医師
看護師
パイロット
整備士
たちでした。


人命は何より尊いはず
しかし
不確かな大義名分を掲げ
それを軽視する強者の世の中。

それでも

医療
警察
消防
防衛
保安 等々


日々
人の命と向き合う方々に
敬意を込めて。



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