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【第33回3つのお題に空想のひらめきを】失敗作の楽園生活|1402字

どんちゃん どんちゃん♬
わいわい がやがや♬

ここは雲の狭間。
万年気候が良い空間の中、失敗作として送られた者達が、食っちゃ寝を延々と繰り返せる楽園。
誰も期待をせず、ただ笑い声だけが響いている日々。


二「そん時5ってばさ、鼻から牛乳吹き出してさぁ!も〜、笑わかされて腹が辛いわ〜!」
五「2だって、そこの何もないところで5回転して転んでただろ〜!」
四「あれはマジ傑作、さっすが失敗作同士だねぇ。」

一「あははは…ってあれ?いつの間にか固定に留守電入ってんよ?」
四「あ、ほんとだ。聞いてみるか。みんな静かにしてー。」


🔘ポチっ
《やっほ〜!1〜5の失敗人類よ、神だよ〜ん。なんか楽しんでるみたいだから、留守電に吹き込んどくね♡》

二「やっぱり神じゃーん。」
三「あは、気づかんやったわ。」


《神、また失敗しちゃってさ、てへぺろ。6と7を同時に送るから。
因みにさ、7で完璧に出来ると思ったんだけどねぇ…。ま、優しくしてあげてね。よろしく〜♪》

二「神かっる。」
一「ま、今に始まったことじゃないけどね。」


程なくして、
何もない空間にドアが現れた。
🔘ピンポーン

二「はいはーい!やっほ〜、よろしくね!」
四「よろしく!ささ、こっちに来て楽しもうよ。」
五「何だよ6!目だけ美形アイドル並なのに、他はめちゃおっちゃんじゃんww」

三「…どうしたの七?こっちに来なよ。」
四「お腹でも痛い?」


7は、閉ざしていた口を小さく開く。
7「…皆さんはこのままでいいんですか?期待されず、失敗作と言われて、悔しくないんですか?」
7は少だけ震えていた。


一が静けさを切った。
一「悔しいとか…あったっけ?忘れたなぁ。」

二「てかさ、期待される方がしんどくない?
ほら、失敗したら怒られるじゃん。」
五「そそ!ここ怒る人いないし。鼻から牛乳で褒められるし。」

三「俺とか“真面目にやれ”って言われ続けてたけど、ここ来てから“真面目に転べ”って言われるんだよ。それ最高じゃん。」
四「期待されないって自由なんだよね。好きに転んで、好きに笑って、好きに寝ていい。」

六「俺なんて、地上じゃ“目だけイケメン”って言われて。ここは天国だな。」
五「いや6…ここでも言われちゃうかもね。」

二がケタケタ笑って言う。
二「とりあえず幸せで笑ってれば成功なんじゃない?」

7「………え。」

四「そーそー、失敗で成功だったよ。ね〜。」
五「七の幸せってどんな時なの?」
7「私は……」

プルルルルプルルルル…
固定電話が鳴った。
二「もぉ、取り込みチュー!」


♪メッセージをどうぞ
《やっぽ〜神だよーん。七ちゃんだけど、完璧過ぎるから失敗だったんだよね。でも、もう一回チャレンジさせたいから戻すよ〜♪》

7は戸惑っていた。


一「七はどうしたい?」
7「何が正解かわからないです…。」
二「正解とか不正解ってないよ。七がどうしたいかだよ。」


その時固定電話から声がした。
《こほん。神聞いてたよ〜。でも戻る手続きしちゃったからさ。とりあえず戻って、それから考えてもいいよ〜ん》

五「げー聞いてたんかい。」
一「ってことで、ゆっくり考えて来なよ。」
三「気長に待ってるからさ。」
7「はい…。ありがとうございます。」


7は来た時のドアを開け、戻っていった。


二「んで。さっき何話してたっけ?」
四「1が半目で寝てたやつとか?」
一「それー、言わない約束だろー!」


どんちゃん どんちゃん♬
わいわい がやがや♬

今日も気候が良い雲の隙間では、笑いが響いていた。


1402文字
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片桐みかんさんのお題に参加させていただきました✨今回で3回目です!

まとまらなかったんですが、一旦投稿しました_(:3」z)_💦

理想だなー。
好きなことして、好きなだけ食べて飲んで寝る。…成功者じゃないっすかね、これ?w

🔽前回の投稿分はこちら💁



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