【社長面接 逆質問】年30回同席した人事が明かす、内定を決める質問の作り方|第二新卒|最終面接
結論からお伝えします。
社長面接の逆質問で見られているのは、質問の中身でも、聞き方の上手さでもありません。
「自分がこの会社で働く姿を、どれだけ具体的にイメージできているか」
見られているのは、ただそれだけです。
配属されてから、質問できる相手がチャットの向こうにしかいない。出向先で腫れ物扱いされ、成長している実感がないまま日々だけが過ぎていく。配置換えを願い出ても、通らない。そういう状況で転職を決意する人も、少なくありません。
そして、こう思ってしまう人もいるはずです。
「実績なんて何もない自分が、転職活動をしていいのだろうか」
私はこの記事を読んで、逆質問への向き合い方が180度変わりました。
そう言ってもらえる内容を、今日はお届けします。
大手人材会社で人事として自社採用を担当し、年間30回以上、社長・役員面接に同席してきました。国家資格キャリアコンサルタントを保有し、以前はCAとして全国3位に選ばれたこともあります。CA時代には2年間で55名以上の20代の転職を成功させてきました。
現場でエージェントとして候補者を見てきた経験と、今は経営側で候補者を評価する側に回った経験。その両方があるからこそお伝えできることがあります。
自己紹介をもっと詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ。
この記事でわかること
社長が最終面接で本当に見ている「話の中身以外」のポイント
逆質問がうまくいかない人に共通する、たった一つの勘違い
一発内定を狙える人が、通過連絡から最終面接当日までにやっていること
「聞くことがない」のではなく、聞き方を間違えている
最終面接への切符をようやく手にした。でも、ほっとする間もなく次の不安がやってきます。
「社長のようなお偉いさんに、何を聞けばいいのかわからない」
書類選考ですら苦戦してきた方なら、なおさらです。実績らしい実績もない。話せることなんて特にない。そう感じてしまうのも無理はありません。
はっきりお伝えします。これは才能やセンスの問題ではありません。
私はこれまで自社の最終面接に年間30回以上、通算で50回を超える回数同席してきました。「秀逸だ」と唸る逆質問をする人と、「もったいない」と感じる逆質問をする人。この差は、もともとの話術ではありませんでした。
多くの方は、逆質問を考えるとき「何を聞けば評価されるか」から入ります。実はここに、うまくいかない一番の理由が隠れています。
「評価される質問」を探すほど、内定は遠のく
評価されるための質問を探している限り、その質問はどこまでいっても借り物です。台本を読んでいるのと変わりません。
ネット上には「これを聞けば間違いない逆質問リスト」のような記事が数多くあります。正直に言うと、そういうリストを読んで用意してきたのだな、とすぐにわかってしまいます。社長は丁寧に答えてくださいます。でも、印象に強く残ることはありません。
面接は試験ではなく、お見合いに近いものです。
試験なら「正解の質問」を探す発想も理解できます。でもお見合いの場で、相手に気に入られるための台本通りの質問をされたら、どう感じるでしょうか。むしろ、その場を借り物の言葉で乗り切ろうとしていることの方が伝わってしまいます。
本当に評価されている逆質問に共通していたのは、質問そのものの巧さではありません。「もし自分がこの会社で働いたら」という想像力と、その解像度の高さです。自分を主語にして会社の情報と結びつけているからこそ、質問は自然と湧いて出てくるのです。
評価はすでに動き出している、という仕組み
最終面接、特に社長面接の合否は、当日その場だけで決まっているわけではありません。次のような流れで、評価はすでに動き始めています。
準備 → 一次面接 → 二次面接 → 社長面接(最終) → 内定
それぞれの面接で見られているポイントは、実は違います。
一次・二次面接:主にスキルとカルチャーフィット
社長面接:「この人に会社の未来を任せられるか」という、もう一段先の視点
もう一つ重要なことがあります。
社長面接に進んだ時点で、あなたはまっさらな状態で社長に会うわけではありません。人事は最終面接の前に、必ず社長へそれまでの面接の評価を伝えています。私自身も選考前には毎回、社長へ候補者の評価ポイントを共有しています。社長面接に進んだ人のうち、社長がまったくの手ぶらで座席に着く人は、一人もいません。
今日からできる、たった一つの行動をお伝えします。
最終面接の通過連絡が来たら、人事担当者にこう聞いてみてください。
「自分のどんな点を評価していただけたのでしょうか」
これだけです。でもこの一言で得られる情報には、かなりの価値があります。おそらく同じポイントは、すでに社長にも共有されています。だからこそ、社長面接ではその評価ポイントを軸に、具体的なエピソードを添えてもう一度自分の言葉で語る。それだけで、一貫性のある強い印象を残せます。
正直に言うと、これはまだ入り口にすぎません。
実際の現場では、二次面接の評価が普通だったのに社長面接でひっくり返って内定を勝ち取る人もいます。逆に、評価が高かったのに最終だけ落ちる人もいます。
その差を分けているのが、当日社長がどんな情報をもとに、どんな逆質問を「良い」と感じているのか、というもう一段深い部分です。
ここから先では、人事が社長へ何を伝えているのか、そして社長を唸らせる逆質問を実際にどう組み立てるのか、その具体的な中身をすべてお伝えします。今日から準備に落とし込める内容です。無理にとは言いません。気になった方だけ、続きをご覧ください。
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