パートだから戦力外?その考えが組織を弱くする
「パートさんだから。」
この言葉を聞くたびに違和感があります。
確かにパートと正社員は違います。
働く時間も違う。
責任も違う。
求めるものも違う。
それは事実です。
しかし、
だからといって組織への貢献度まで違うとは限りません。
むしろ私は、
組織にとって本当に大切なのは雇用形態ではなく、方向性だと思っています。
パートと正社員の目的は違う
まず最初に言います。
正社員とパートは違います。
当然です。
正社員は、
会社の成長や将来に対して一定の責任を持つ立場です。
一方でパートは、
子育て。
介護。
家庭。
趣味。
副業。
様々な事情の中で働いています。
だから優先順位も違う。
それは悪いことではありません。
むしろ自然なことです。
問題は雇用形態ではない
しかし現場では、
時々こんな考え方があります。
「どうせパートだから。」
「責任感はない。」
「会社のことなんて考えていない。」
本当にそうでしょうか。
私は違うと思います。
同じ方向を向く人は宝
例えば、
勤務時間は短い。
会議にも出られない。
残業もしない。
でも、
患者さんのために動く。
仲間を助ける。
医院の理念を理解している。
困っている人に自然と手を差し伸べる。
そんな人がいます。
その人は本当にパートだから価値が低いのでしょうか。
違います。
むしろ組織にとっては宝です。
組織を支えているのはこういう人
実際、
強い組織を見ていると共通点があります。
正社員だけで回っていません。
パートさん。
時短勤務者。
子育て中のスタッフ。
様々な立場の人が、
同じ方向を向いている。
だから強い。
時間ではなく想い
経営者は時々勘違いします。
長く働く人が偉い。
たくさん残業する人が偉い。
そうではありません。
本当に大切なのは、
組織の目的を理解しているかです。
週40時間いても、
文句ばかり言う人もいます。
週20時間しかいなくても、
組織を良くしようと考える人もいます。
どちらが組織にプラスでしょうか。
答えは明らかです。
本当に大切にすべき人
私は経営者として思います。
評価すべきは、
働く時間だけではありません。
肩書きでもありません。
役職でもありません。
同じ方向を向こうとしてくれているか。
そこです。
パートだからこそ見えることもある
実はパートさんだからこそ見える問題があります。
患者さん目線。
家庭目線。
子育て目線。
地域目線。
正社員だけでは気付けない視点です。
だからこそ、
意見を聞く価値があります。
組織の未来を作る人
未来の組織を作るのは、
正社員だけではありません。
理念に共感し、
患者さんを大切にし、
仲間を大切にし、
同じ方向を向いてくれる人たちです。
その人が正社員かパートかは、
実は二番目の話です。
最後に
パートと正社員は違います。
責任も違う。
目的も違う。
優先順位も違う。
でも、
組織に対する想いまで違うとは限りません。
だから私は思います。
パートだからではなく、
同じ方向を向いてくれているかを見るべきだと。
そして、
もし方向性が一致しているなら、
その人は必ず大切にするべき存在です。
なぜなら、
そういう人こそが組織文化を作り、
患者さんからの信頼を作り、
仲間の安心感を作るからです。
雇用形態は契約です。
でも、
同じ方向を向くことは信頼です。
組織を強くするのは、
契約ではなく信頼なのだと思います。
