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HSPの人は恋愛関係で満足できるのか

感覚処理感受性(Sensory Processing Sensitivity; SPS)とは,人混みや騒音といった外部で生じる事象と,思考や感情といった内的な刺激の処理における違いを生じさせる,パーソナリティ(性格)特性のような安定した個人差のことです。

SPSの個人差には,感覚の閾値と認知処理の深さという両方の個人差が含まれています。そして感覚の閾値が低く(つまりすぐに感じる),認知処理が深い(あれこれ考える)人のことを,SPSが高い人とされ,いわゆるHSP(Highly Sensitive Person)と呼ばれます。

SPSが高いHSPの人は,刺激に対して過剰に反応し,感情的な反応も強く,細かい違いに気づくという特徴をもつとされます。


HSPがなりやすいこと

HSPは,さまざまな特徴に関連することも示されています。

◎新しい状況でネガティブな感情を経験しやすい
◎シャイネス,不安,抑うつ,恐怖,ストレスなどを経験しやすい
◎神経症傾向や内向的なパーソナリティと関連する
◎愛着不安や愛着回避に関連する

こういったネガティブな特徴を示す人物は,対人関係の中でもストレスを抱きやすいのではないでしょうか。HSPと恋愛関係における対人関係上の特徴や満足度との関連について検討した研究結果を見て,内容を確認してみましょう。こちらの論文です(Investigating the relationship between sensory processing sensitivity and relationship satisfaction: mediating roles of negative affectivity and conflict resolution style)。

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