『ぐりとぐら』の作者・中川李枝子さんから学んだ、子育てを少しラクにする3つの言葉
子どもが生まれてからというもの、仕事と育児の両立に追われる毎日。
「自分はちゃんとできているのだろうか」
「もっとよい方法があるのではないか」
と、不安が頭から離れない瞬間が、どんなパパ・ママにもあるのではないでしょうか。
そんなときに出会ったのが、この本。
幼少期に大好きだった絵本『ぐりとぐら』を生み出した児童文学作家であり、長年保育士として子どもと向き合ってきた著者の中川さん。
「もっと自信をもって」という言葉に惹かれ、パパですが、思わず手に取ってしまいました🤣
私は、仕事でも、育児でも、つい「正解」を探してしまうタイプ。
中川さんの言葉の数々が、そんな私の肩の力をふっと抜いてくれました。
今回は、特に印象に残った3つの言葉を紹介しながら、私自身の気づきを書いてみたいと思います。
👶 「子どもは勝手に遊ぶし、大人よりも楽しみを見つけるのが上手」
子どもたちと家にいると、つい
「何をして遊ばせようか?」
「どうすれば楽しんでくれるだろうか?」
と考えてしまいます。
でも、中川さんは「子どもは遊びを探してくる天才」と語ります。
放っておいても勝手に楽しみを見つけてくるというのです。
確かに、私の子どもたちも、何の変哲もないお風呂場の籠を引きずり回しては笑い転げたり、公園の滑り台では逆から登って踏切ごっこをしてみたり。——あらゆる方法で人生を楽しんでいるように見えます。
その姿を見ていると、大人が「何かを探してあげる」なんておこがましい。むしろ余計な手出しをせず、子どもが見つけてきた遊びを、一緒に全力で楽しむ姿を見せることこそが、親の役割なのかもしれません。
📖 「子どもが好きな本ではなく、大人が読みたい本を読み聞かせれば良い」
これは特にハッとさせられました。
本屋さんに子どもを連れていくときは、ついつい子どもコーナーにまっしぐら。
「乗り物が好きだからこの絵本が良いかな?」
「この本はまだ早すぎるかな」
と、考えてしまいます。
しかし中川さんは、読み聞かせる分には、大人が読みたい本を選べばいいと言います。
大人が本気で本を読むことを楽しんでいなければ、子どもたちが本を好きになるはずがない、と語るのです。
以前、こちらの記事では「3歳までにどれだけ語りかけたかが重要」という研究を紹介しました。
確かに、大人が好きで楽しんで読むからこそ、自然と声に抑揚がつき、言葉が豊かになり、子どもに届く。
そして、子どもにその姿が届けば、きっと読書を好きになり、今度は自ら好きな本を探しに行ってくれるはず。
以来、私は本屋さんで悩み過ぎるのを止めました。
仕事終わりで疲れていても、自分が好きな本を読み聞かせるのは、全く苦になりません。
👀 「子どもは知らないふりして、大人のことをよく見ている」
この言葉には、正直ドキッとしました。
子どもは親から「言われたこと」よりも「親のふるまい」から学ぶ存在。
たとえば、私がスマホをいじりながら「早く準備しなさい」と言っても、子どもには伝わりません。
逆に、私が楽しそうに家事をしていると、子どもも自然と手伝いたがる。
大人の背中を見て育つ──これは子育てに限ったことではないかもしれません。
誰だって、楽しんで働いているリーダーにはついていきたくなりますし、そういう職場は活気があふれています。
人は言葉より姿勢や態度から多くを学ぶのかもしれません。
この言葉を知って以来、子どもたちに「何を語りかけるか」よりも、自分が「どう生きるか」を意識するようになりました。(決してうまくはできていませんが…)
✍️ 最後に
中川さんの言葉に共通しているのは、「子どもを信じ、大人自身も楽しむこと」ではないでしょうか。そんな想いが「もっと自信をもって」というタイトルにも表れている気がします。
私自身、つい「正しくやらなきゃ」と力んでしまいますが、子どもはもっと自由で柔らかい目で世界を見ています。その視点を借りることで、大人の方が学べることがたくさんあるのだと気づかされました。
きっと、これは育児に限らず、人生全般においてそうなのでしょう。仕事でも同じように「正解を探す」のではなく、自分が楽しみ、周りに背中を見せていける存在でありたいと思います。
あなたはどうでしょうか?
今日の気づきが、同じように迷う方の心を少しでもラクにできますように。
📚 もっと知りたい方へ
著者は、『ぐりとぐら』『いやいやえん』といった名作を生み出した児童文学作家。子どもと共に過ごした時間から生まれた言葉には、どれも温かさとユーモアがあり、「大丈夫だよ」とそっと寄り添ってくれます。
この記事は、note大学・子育て教育部の9月課題として執筆しました。
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