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親孝行≓事業承継? その1


新卒でIT企業に入社

私は新卒でIT企業に入社した。入社に至るまでに父親と衝突もあった。
その原因は、「ウチの会社に入社してくれないか?」だ。
私は4人兄弟の長男で祖父が創業したこともあり、私自身その会社に入社すると思っていた。幼いころまでは。

私が大学に入り、本格的な将来の話しを父親にした時、「会社のことは考えなくていいから、やりたいことをやりなさい。」と言ってくれた。当時、父親は会社の社長を務めていた(・・・たしか)。何度か確認したが回答は毎回同じだった。
「そうだったんだ」と思ったが、社長がそう言うならそれに従い、やりたいことを探した。自分なりに進路を考え、就活の準備をいろいろ始めた。
そして就職活動解禁日(当時は3/1とかだったような)に父から「ウチの会社に入社してくれないか?」と言われた。

かなり準備を進めていた為「今更何言ってんだ!」と口論になった。むしろ何故このタイミングで言うんだ?と思った。結局、私は入社する気持ちは当時は無かったので、その誘いは辞退することにした。
きっと父は、私が家業に入らないことで社内で責められ、保身のために無責任に誘ってきたんだろうな、と思った。

転職したきっかけ

IT企業で5年間働いた。色々な経験をした。仕事は大変だったけれど、それ以上に面白さも知ったし、チームで働く楽しさも学んだ。人生の師匠と呼べる先輩にも出会えて、本当に充実した時間だった。

そんな中、私の祖父が老衰で亡くなった。社会人になり業を起こす偉大さやこれまで育ててもらった恩を強く感じた。

会社に勤めている間も、長男としての使命感(勝手に思ってるだけ)か、どこかで祖父の会社に対してモヤモヤする気持ちがあった。色々考え、父にも相談し、転職することを決めた。綺麗事のようだが、人生を懸けた親孝行ができると本当に思ったし、モヤモヤしたまま一生後悔したくないと思った。

入社してみると

どうせ「企業で上手くいかなくなって、仕方なく親の七光りで入社した息子」と思われるだろうな、と思っていた。
なので、何を言われても我慢する準備はしていたし、とにかく関係構築に努めた。製造業ということもあり職人気質の人が多いが、素直で建設的な人が多く、とてもいい会社だと感じた(いや、私が父親の息子だから良くしてくれたのか・・・)。

雲行き怪しいな

ある程度社員との関係性が出来てくると、今の会社の不満や私に対して期待していること(?)を古参から聞くことが多くなってきた。

端的に言うと、会社の運営方針に不満があるらしい。

具体的には・・・(次回へ続く


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