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読解(どっかい)映画「ベスト・キッド:レジェンズ」のリー・フォン💞パスカルの「人間は考える葦である」を読み解く!💞コラム+ラップ

読解 

リー・フォンなら「人間は考える葦である」をどう読むか

パスカルの「人間は考える葦である」という言葉は、強い人間をほめる言葉のようでいて、実は逆です
人間は樫の木のように頑丈ではない
風が吹けば折れてしまう葦のように、弱く、傷つきやすく、死にも負ける存在だという認識から始まっています
けれども、その弱さを知り、なお自分の生き方を考えられるところに、人間の尊厳がある
この言葉を映画「ベスト・キッド:レジェンズ」のリー・フォンが読むなら、きっと彼はまず「葦であること」を恥とは思わないでしょう

リー・フォンは、ただ腕っぷしの強い少年ではありません
彼はカンフーの才能を持ちながらも、過去の痛みを抱え、母とともに新しい土地で生き直そうとする少年です
つまり彼は、最初から“無敵のヒーロー”ではない
むしろ、環境が変われば不安になり、人との距離感に戸惑い、心の古傷がふいに疼く、ごく人間らしい存在です
もし彼が「人間は考える葦である」という一節を口にするなら、それは「人は弱い」という意味だけでは終わらないはずです
彼にとって大切なのは、弱さの中でどう立つかだからです

武術映画では、強さはしばしば勝敗で測られます
どちらが倒れ、どちらが立っているか
しかしリー・フォンが学んでいく強さは、それだけではありません
争いを避けたいと思うこと
怒りに飲まれないこと
恐怖を感じても、自分が守りたいもののために前へ出ること
そうした内面の選択こそが、彼の強さをつくっている
この点で、パスカルの言葉は武術の精神と深く響き合います
人間は折れやすい
だが、折れやすいからこそ、自分をどう保つかを考える
考えることが、暴力に流されないための支えになるのです

おそらくリー・フォンは、この言葉を「弱いままでも価値がある」と読むでしょう
なぜなら彼の世界では、痛みを知らない人間より、痛みを知ってなお誰かに手を差し伸べられる人間のほうが、よほど強いからです
本当に怖いのは、倒されることではなく、考えることをやめることです
怒りに支配され、自分の悲しみをそのまま他人にぶつけるなら、人はたしかに力を持てるかもしれない
けれどその瞬間、ただの“折れる葦”ではなく、“考えることを捨てた葦”になってしまう
リー・フォンはきっと、それをいちばん警戒するはずです

また、この言葉には孤独を越える響きもあります
葦は群れて風に揺れます
一本で立っているようで、実は風景の中にいる
リー・フォンもまた、一人で強くなったのではなく、師の教えや母の思い、出会った人々との関わりの中で、自分を立て直していく存在です
考えるという行為は、頭の中だけの作業ではない
自分は何を受け継ぎ、誰を守り、どんな人間でいたいのかを問い続けることです
その問いがあるから、彼は単なる格闘の勝者ではなく、成長する主人公になれるのです

だからリー・フォンにとって「人間は考える葦である」とは
「人は弱い だが弱さを知ったうえで、自分の心の向きを選べる」
という言葉になるのではないでしょうか
殴られても立ち上がることだけが強さではない
傷ついたあとで、自分はどう生きるのかを考え続けること
その姿勢こそが、本当の意味で人を強くする
リー・フォンならきっと、そう読み解くはずです

そしてこの言葉は、映画の外にいる私たちにも返ってきます
学校や仕事や人間関係の中で、私たちもまた簡単に揺れる葦です
けれど揺れるたびに、自分の心を見つめ直し、倒れない方法ではなく、立ち直る方法を考えることができる
そこに人間らしさがある
リー・フォンのように、痛みを抱えながらも前を向く者にとって、パスカルの言葉は古い名言ではなく、今日を生きるための静かな技なのです


「人間は考える葦」

ラップ・オリジナル歌詞・オリジナル曲
「人間は考える葦」

風に揺れてる 街のノイズの中
折れそうな yesterday まだ胸の中
痛み抱えたまま stepping to the front
逃げたい夜ほど 試される my soul

強がるだけじゃ 越えられない wall
怒りにまかせりゃ 見えなくなる goal
拳の前にある 震えてる heart
その鼓動の意味を 知るとこから start

北京の記憶 背負ったまま move
静かな呼吸で 整えてく groove
傷があること 隠さなくていい
それでも前を向く それだけで美しい

人は弱い だけどそれでいい
揺れるたびに 見えてくる real scene
倒れないことが 強さじゃない
倒れてもまた 問い直せばいい

何を守る 何を信じる
誰かのために 自分を生き切る
風にしなる その姿でいい
考えるたびに 強くなる reed

人間は考える葦
揺れながら明日を探す命
折れそうでも 終わりじゃない
意味を探してまた立ち上がる life

人間は考える葦
涙の跡さえ光に変える意志
勝つためじゃない 生きるため fight
心の闇を切り裂いてく light

新しい街で 鳴り止まない fear
笑顔の裏に 隠してきた tears
誰にも見せない 孤独の輪郭
でもその沈黙が 未来への感覚

勝ち負けだけで 決まらない value
自分を見失えば 全部ただの残響
速さや強さを 誇るよりも
折れそうな自分を 見捨てないこと

師の言葉とか 母の願いとか
胸の奥でまだ 燃え続ける flame
一人じゃなくても 自分で立つんだ
支えを抱きしめて 踏み出していくんだ

人は脆い だからこそ知る
誰かの痛みに そっと寄り添える
考えることを やめたくない
その想いだけで 夜を越えていける

何を捨てる 何を残せる
問い続けるほど 心は研がれる
風にしなる その姿でいい
弱さの中にも 誇りは宿るし

人間は考える葦
揺れながら明日を探す命
折れそうでも 終わりじゃない
意味を探してまた立ち上がる life

人間は考える葦
涙の跡さえ光に変える意志
勝つためじゃない 生きるため fight
心の闇を切り裂いてく light

Yo
ただ強いだけじゃ 見えないものがある
ただ速いだけじゃ 届かない明日がある
痛みを知るから 守れるものがある
揺れるからこそ 折れずに残る core

怒りのままなら 一瞬で burn
でも理性があれば 傷も wisdom turn
人は小さい だけどそこで think
その一滴の意志が 暗闇に ink

怖いままでいい 止まらなければ win
完璧じゃなくていい まだ伸びる scene
リーみたいにいま 自分を越える
考えるたびに 新しい風を呼べる

人間は考える葦
嵐の中でも消えない灯
倒れないことが 正義じゃない
倒れてもなお 立ち上がるのが pride

人間は考える葦
傷つくたび深くなる魂
殴るためじゃない 生きるため fight
昨日の自分を超えていく tonight

人間は考える葦
揺れながら未来つかむ命
脆さの中に 本当の強さ
リーのように今 照らしていく明日

風は吹く
また揺れる
それでも人は
考えながら進める

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