【作中資料|映像比較】一致しない二つの記録|第二記録「記録の矛盾」
以下は、共有フォルダ「湖畔エリア_02」に保存されていた画像と、直江透が持ち帰った記録を比較した際の記録である。
比較記録
関連案件
CASE-B
対象フォルダ
湖畔エリア_02
比較対象
湖畔および橋を記録した画像
比較目的
複数の画像が、同一地点を記録したものか確認する
対象画像
画像A
湖畔から、霧の奥へ延びる橋を撮影した画像。
橋の延長上に、門のような構造物が確認できる。

画像B
画像Aとほぼ同じ位置から撮影されたと考えられる画像。
湖岸、橋、手前の柱は画像Aと近い位置にある。
一方で、門と奥の構造物の配置が異なる。

共通している要素
二枚の画像には、以下の共通点がある。
湖岸の形
橋の始点
手前にある柱
橋の進行方向
背景に見える山の輪郭
霧が発生している範囲
撮影位置に多少の差があったとしても、同じ湖畔と橋を記録した画像である可能性が高い。
01|門の位置
画像Aでは、門は橋の延長上にある。
橋をそのまま進んだ先に、門が置かれているように見える。
画像Bでは、門が橋の中心から外れている。
橋の向きは大きく変化していない。
手前の柱と湖岸の位置も、ほぼ一致している。
カメラの向きだけが変化した場合、橋や湖岸も画面内で移動するはずだが、その変化は小さい。
門だけが、別の位置に記録されている。

02|水面の反射
画像Aでは、門の下に反射らしき形が確認できる。
画像Bでは、門の位置と水面に残る形が対応していない。
構造物が移動したのであれば、反射も同じ方向へ移動するはずである。
しかし、一部の反射は元の位置に残っているように見える。
霧や水面の揺れによって輪郭が崩れた可能性はある。
ただし、それだけでは門の位置とのずれを説明できない。

03|奥の構造物
二枚の画像には、門の奥に複数の細い構造物が映っている。
形状は似ている。
一方で、以下の点は一致しない。
構造物同士の間隔
門との位置関係
橋の延長上に見える構造物
水面に現れる反射の位置
画像全体が横へずれた形ではない。
手前の橋を基準にすると、奥にある構造だけが異なる配置で記録されている。
04|橋と周辺構造
橋の始点と手前の柱は、二枚とも近い位置にある。
大きな破損や形状変化も確認できない。
異なっているのは、主に橋の先にあるものだった。
門
奥の構造物
水面の反射
橋との接続位置
湖畔と橋は共通している。
その先にあるものだけが一致していない。
05|ほかの記録との比較
共有フォルダ内の別画像と、直江透が持ち帰った映像も確認した。
記録によって、以下の差がある。
門が橋の先にある
門が橋の中心からずれている
門が確認できない
柱の位置に端末状の構造がある
同じ位置に端末が存在しない
奥の構造物の数と配置が異なる
一つの画像だけが破損している状態ではない。
記録ごとに、異なる配置が残っている。

除外できない可能性
以下の可能性を検討した。
撮影位置の違い
完全には否定できない。
ただし、橋、湖岸、手前の柱が近い位置にあるため、撮影位置の違いだけで門と反射のずれを説明することは難しい。
撮影時刻の違い
霧、明るさ、水面の状態には影響する。
一方で、固定された構造物の位置が変化する理由にはならない。
レンズによる歪み
画像全体に影響するはずだが、主な違いは橋の先に集中している。
映像または画像の破損
可能性は残る。
ただし、複数の記録で異なる配置が確認されるため、単一ファイルの破損だけでは説明できない。
比較結果
二枚の画像は、同じ湖畔と橋を記録したものと考えられる。
一方で、橋の先にある構造は一致しない。
特に以下の差が確認された。
門の位置
水面の反射
奥の構造物
橋との接続位置
端末状構造の有無
現時点では、どの画像が正しい記録であるか判断できない。
すべてが誤っている可能性もある。
また、すべてが異なる状態を正しく記録している可能性も否定できない。
直江透・追記
同じ場所を撮ったものだと思っていた。
並べるまでは。
橋は同じだった。
湖も同じだった。
違っていたのは、その先にあるものだけだった。
映像だけなら、どちらかが壊れていると思えた。
ただ、違う記録には、同じ反応が残っていた。
関連記録
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