【noteを始めるまでの小さな物語】きっかけは、図書館で見かけた1枚のチラシ。
先日、自宅に1冊の小さな冊子が届きました。

実は去年の秋頃に「香(かおり)・大賞」という、香りにまつわる思い出を綴るエッセイの公募に応募していました。
この公募は、「文章を人に読んでもらう」ことに対し苦い記憶があった私に、「文章を書くのってやっぱり楽しい」と改めて気づかせてくれた、大切なきっかけのひとつでした。
過去の苦い記憶についは、こちらの記事で綴っています。
初めて「香・大賞」に出合ったのは一昨年。
近所の図書館でたまたまチラシを見かけたときでした。
そのときは「書いてみたいな」と心が惹かれつつも自信がなくて、結局応募できないまま通り過ぎてしまいました。
そして去年。
また同じ図書館で、あのチラシを見かけたんです。
「今度こそ、挑戦してみたい」
そう思って、原稿用紙を買ってきてドキドキしながら応募しました。
結果は、残念ながら落選。
けれど、短いながらも「エッセイを3本書き上げた」という経験は、たしかに私のなかの小さな自信になってくれました。
もしあのとき一歩を踏み出していなかったら、今こうしてnoteを始めることもなかった気がします。
バトンを繋ぐように、あのときの小さなチャレンジが、今のnoteという予想外の素敵な未来に繋がっている。
そう思うと、人生って不思議でおもしろいなと感じます。
今回の応募作も、読みやすい長さに直してから、ここでみなさんにお披露目させていただくことがあるかもしれません。
実は私、時々小説を書いて公募に出したりもしているのですが、小説を書くときって、普段は使っていない脳の領域を使っているような、とても新鮮な感覚があります。
自分がもっている最大限の力(素材)を、脳のいろんなところから頭の中心に引っ張ってきて、粘土をこねくり回してくっつけながら、新しい形を作り上げていくような感覚。
……ちょっと言葉で表現するのが難しいのですが😹
最近は、そんな風に新しいことに挑戦するのがとても楽しいです。
今は、とある文芸誌の短編小説の公募に向けて、少しずつ原稿を書き進めています。
もしかしたら、期日までに書き上げられないかもしれませんが、応募すること以上に「小説を書く」という過程自体を大切にしたいので、もし間に合わなくても最後まで書き上げたいです🌷
そして、その作品が無事に(?)落選した暁には、機会があればここでこっそりお披露目させていただくことが今後もしかしたらあるかもしれません。
(落選前提なのが少し恥ずかしいですが…😹)
振り返ってみると、私は「本を読むこと」を、幼い頃からずっと大切にしてきました。
幼少期、人付き合いがあまり得意ではなくて、友達がいなかった私の唯一の友達が「本」だったんです。
「自分の感覚を、理解してくれる人はいない」
そんな孤独を感じていたとき、本を開くと、そこには「私と同じ感覚の人」がいました。
もしあの頃に本がなかったら、私は一体今頃どうなってしまっていたんだろう、と時々怖くなるくらいです。
でも実は、そんなに大好きだったのに、ある時期から「本を読んでいる自分」が急に恥ずかしくなって、読むのを一切やめてしまっていた時期もあります。
……そのお話は少し長くなりそうなので、またいつか、別の機会にお話しますね。
子どもの頃って、どうしても持っている言葉が少ないので、複雑な感覚を周りにうまく伝えられないもどかしさがありました。
「楽しいんだけど、どこか切なくて、胸がキューってなるような……この感覚、どうやって表現したらいいんだろう」
そんな感覚を、不器用ながら伝えようとしてみても、「……?何言ってるのかわからない」と言われてしまい、落ち込んで自分の殻に閉じこもってしまったことも数え切れません。
けれど本を読むたびに、「そう、それそれ!」と登場人物に自分を重ねることができました。
本の中の言葉たちに触れることで、少しずつ自分の気持ちを表現できるようになり、それまでは「なかったこと」にしようとしていた自分の影の部分も、だんだんと認められるようになっていった気がします。
未だに、自分の中に存在するけれど上手く言葉にできない、そんな名もなき感覚がたくさんあります。
だからこそ、私はこれからも本を読んだり、こうして文章を書いたりしながら、少しずつ自分の世界を広げて、もっともっと深めていきたいです。
みなさんにとっての、心の拠り所になった「本」や「言葉」はありますか?🌷
おすすめの本をこちらのマガジンで紹介しています。まだ少ないですが、よかったら覗いてみてください🌷
noteを始めるまでの葛藤と、始めてみてよかったことについてはこちらで綴っています🌷
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