【44歳、家族に内緒でKindle本を書いた話 ②】管理栄養士なのに料理が苦手。そんな私が書く意味について考えた話。
管理栄養士だからって
料理が得意とは限らない。
そのことを
ちゃんと言葉にしたかった。
📝 2話はこんな話です
Kindle出版の企画を考えるとき
一番悩んだのが「専門性をどこまで出すか」でした。
管理栄養士の知識を詰め込めば教科書のような本になる。
でも、それでは 読んだ人を追い詰めてしまうかもしれない。
どのように考え、どこで線引きしたのか?を書いています。
こんにちは、あやです。
前回、Threadsでの何気ない一言をきっかけに、
Kindle出版のコミュニティ「まさかり部」に
飛び込んだところまでお話ししました。
まさかりちゃんからいただいた
Kindle出版・戦略ワークシートを開いて
さあ、企画を考えよう。
そう思ってパソコンに向かった私に
最初に立ちはだかったのは
自分自身への、ひとつの問いでした。
📖 無料パートでは、専門性をどこまで出すか悩んだ話を。
🔑 有料パートでは、「誰に届けるか」を決めた7つの問いを私の答えつきで書いています。
「管理栄養士なのに」を、書くと決めるまで
私は管理栄養士です。
栄養の知識はある。
資格もある。
400名以上の方へ
ダイエット、特定保健指導、
体質改善の個別相談もしてきました。
でも
料理が苦手です。
そもそも料理自体、好きじゃないです。
そのことは、栄養士としての
個別相談をお受けするときに
絶対に開示するようにしていました。
黙って話を進めてしまうと
「管理栄養士さんだからできるんでしょ?」
と、その人との間に
線を引かれてしまうから。
私は先生になりたくなかった。
病院に勤めていたとき
病棟を歩くときは白衣が必須でしたが
正直なところ、好きではない。
目の前にいる相談者さんは
もれなくここまでたくさんの経験を
積んでこられた方ばかり。
まずは、その方に
自分の今のお話をしてもらう。
そして、お話を伺う中で
「これだったら私にもできそう」
と思ってくれるきっかけや
気づきを持って帰ってもらうことを
大切にしてきました。
その人にとってちょうどいい、
改善できそうなポイントを、
一緒に探す。
それが、私の相談スタイルでした。
でも、本という形にしようとすると
違和感が。
相談は一対一で、
その場の反応を見ながら話せます。
本は
顔の見えない大勢に向けて
一方的に届けるもの。
同じように開示していいのか
分からなくなりました。
それでも、書きたい理由は
はっきりしていました。
「管理栄養士でも料理が苦手な人はいる」
栄養の知識があっても
資格を持っていても
毎日の台所は別の話。
それを正直に伝えることで、
「栄養士さんでも大変って思うことなんだ。私だけじゃなかった」と
思ってもらえるなら書く価値がある。
そして、さらに止まったのは
書くか隠すかではなく。
どこまで専門性を出すかでした。
管理栄養士としての知識を
もっと詰め込もうと思えば詰め込めます。
でも、それをやると
教科書みたいな本になってしまう。
正しいことを並べる本。
「ちゃんと栄養を摂れていますか」
「これくらいはできていますか」
そう問いかけられるたびに
できていない自分を
責めてしまう。
そんな本にはしたくなかった。
専門性を出しすぎないところで
あえて止める。
それが、私の出した答えでした。
教科書じゃなく、リアルを書く
料理が得意な管理栄養士が書く
「時短お弁当術」は
世の中にたくさんあります。
私が書く意味があるとしたら。
それは
料理が苦手で、好きでもなくて、
それでも3人分のお弁当を毎日回している
という私自身のリアルの方だと思いました。
正しさを並べた本ではなく
読んでくれている人の隣に座って
一緒にお話しするような本にしたい。
読んでくれた人に、
「あなたはもう十分がんばってる」
「これ以上、無理しなくていいんだよ」
と伝えられる本にしたい。
まさかりちゃんから
もらった課題(企画書)に向き合う中で
はっきりとそう感じたのでした。
まさかりちゃんがくれた、ひとつの視点
出来上がった企画を
まさかりちゃんに見てもらったとき
こんな言葉をもらいました。
「ママたちは『手抜きしてる自分はダメな母親なんじゃないか』
という罪悪感がある。この本は罪悪感からの解放が
最大のベネフィットだと思います」
その言葉をもらえたことで
”専門性を出しすぎない”と決めたことが
この罪悪感の解放につなげたい。
正しさを教える本ではなく
お弁当を作るママたちに
安心してもらうための本。
そんな本を作りたい。
そう、強く思ったのでした。
今回の仕込みノート📝
✍️やっていたこと
「管理栄養士なのに料理が苦手」を正直に書くと決めた
まさかり部長に企画を見てもらい、フィードバックをもらった
🪨つまずいたところ
専門性を出しすぎると教科書的になり、読者を追い詰める本になってしまうという迷いで、しばらく書くのが止まった
❓どう解決したか
「誰かを苦しめる本にしたくない」という軸に立ち返り、専門性を出しすぎないところで止める判断をした
まさかり部長の「罪悪感からの解放」という言葉で、判断に確信が持てた
専門性を全部出すことが
誠実さとは限らない。
どこで止めるかも
書き手の選択だと知りました。
この気づきが、本全体のトーンを決めました。
この時はまだ、「ないないづくし」を武器にできることを知らなかった
自分の弱みを余すことなく書く!
と決めました。
でも、覚悟が決まったからといって
すぐに本の形が見えたわけではありません。
お弁当の本なのに
レシピ集にするという選択肢は
最初から私にはありませんでした。
だって、レシピが書けない。
いつものメニューは、全部目分量。
道具もほとんどない。
「ないないづくし」の自分に、
どう企画を合わせていったのか。
(第3話「仕組み本として、企画がぶれなかった理由」につづく)
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Threads:@aya3dietitian
📌 この先の有料パートで書いていること
☑️「誰に届けるか」を決める7つの問い(私の回答つき)
☑️ 全員に届けようとすると、誰にも届かない理由
☑️ Amazonの紹介文に「役に立ちません」と書いた結果
☑️ 専門性を出すか抑えるか、私が使っていた判断基準
☑️ 管理栄養士として、書けたけど書かなかったこと4つ
📌 「誰に届けたいか」を決める7つの問い
企画で一番大事なのは 「誰に届けるか」だと思います。
ここから先は

「毎日のお弁当、本にできるよ。」 Threadsでもらった、たった一言から始まりました。 管理栄養士なのに料理が苦手。 レシピも書けない。…
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