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1件100円。私が家で最大月10万円を稼いだ在宅ワークのリアル

出産直前に始めた”在宅ワーク”

「在宅ワークで収入を得たい」
「海外物販で稼げるの?」
——そんな疑問を持つ人は多いのではないでしょうか。

私自身、
産前産後に在宅の梱包・発送代行ワークを始めたことが、
結果的に夫の海外物販(副業)の挑戦につながり

7年間住んだ中古の家を引っ越すきっかけになり

現在の生活まで私たちを導いてくれたと確信しています。

妊娠9か月で内職を決めた理由

三男を妊娠中、出産のわずか1ヶ月前に始めたのが、
シュフティで見つけた
「ネットショップ商品の梱包・発送代行」でした。

それまでも電話調査や資料作成など、
細々と在宅ワークを続けていた私。
でも、この仕事の条件を見たときは思わず二度見したんです。

1件100円、1日20件こなせば月6万円。
しかも子どもが昼寝している間や、
夜中・早朝のすきま時間に取り組める。

3歳長男、2歳次男、生まれてくる3男を妊娠中だった
当時の私にとっては夢のような条件でした。
だから採用が決まった瞬間、
胸の奥からこみ上げるように「本当に採用されてよかった!」
と嬉しさがあふれたのを覚えています。

後から雇い主さんに教えていただいたのですが、
採用の決め手になったのは、
本気で書いた自己紹介文でした。

どうしても採用されたかったから、
あえて飾らずに今の状況、できる約束を正直に書きました。
年子育児の最中で、夫は不規則勤務。
完全ワンオペで外に出て働けない。
だからこそ在宅で、
納期厳守・即レス・丁寧な作業で信頼を積み上げている
――そう書きました。職歴も簡潔に、要点だけ。
結果、「人柄がにじんでいたから採用を決めました」
と言っていただけたのです。

実際のお仕事募集内容


もちろん現実は甘くありませんでした。
家は常に段ボールの山、
荷物の受け取りは毎日欠かせない。
休めないし、部屋のスペースも圧迫される…。
それでも「やれば確実に収入になる」点は心強く、
出産で5日間入院したあと退院してすぐに仕事を再開しました。

というのも、
妊娠・出産のことを伝えずに
採用までこぎつけていたため、
それ以上休むことができなかったからです。

1年以上経ってようやく雇い主に打ち明けると
「言ってくれればよかったのに」と笑ってくれました。
でも当時の私は、「休んだらこのチャンスを失う」と思い込み、
自分を必死に奮い立たせていました。

クリスマス商戦、1日100件の発送

最大で1日に発送した荷物は――なんと100件
クリスマス商戦の真っ只中、
11月から12月初旬にかけては
海外発送の物量がピークになります。

当時の主流はAmazon販売。
利用していたのは日本郵便とDHLで、9割は日本郵便

しかもその頃は、追跡番号なしで送れる
Air便やSAL便も使えていたため、
コストを抑えつつ大量発送ができていました。

物量のピークと、在宅主婦の限界への挑戦

毎日のように100個近い荷物を発送する生活は、
さすがに体力的にも精神的にも限界を迎えつつありました。

そんな折、
保育園に通っていた子どもたちが
ノロウイルスをもらってきてしまい、
家の中は看病と後片付けで大混乱。
どうにもこうにも仕事に手が回らない状況に陥ってしまったのです。

「もう無理だ…」と追い詰められていたとき、
名古屋に住んでいた雇い主さんがわざわざ駆けつけてくれ、
家に溜まっていた荷物をすべて回収してくれました。

段ボールに囲まれながら、必死にこなしていたあの日々。
その中で助けの手を差し伸べてもらえた瞬間は、
今でも忘れられません。

夫が”海外物販”を始めるきっかけ

私が必死に梱包作業をしていた頃、
夫は横でじっとそれを見ていました。

そしてある日、
ポツリと「これならもっと稼げるかも」と言ったのです。

当時はまだ、
AmazonやeBayで日本の商品を売るバイヤーはごく少数。
“何を出しても売れる”と言っても大げさではない状況でした。

任天堂のamiiboから、
日本ではあまり人気のなかったLEGOのアドベントカレンダー。
中古のゲームや本、CD、アパレルまで、
ありとあらゆる商品が出品されるたびに売れていく。

中でも一番驚いたのは「こたつ」。
玄関に届いた段ボールにプチプチをぐるぐる巻きにしただけで、
そのまま海外へ出荷していましたw

レッドオーシャン化とリスク

しかし断言します。
今からeBay輸出を始めるのは絶対におすすめしません。
在庫リスク、為替リスク、アカウント制限…
想像以上にシビアで、
続ければ続けるほど消耗するビジネスモデルだからです。

その当時(2014年ごろ)は、
周囲から「eBay輸出?なにそれ?」と
不思議がられることが多かったです。
SNSにもほとんど情報がなく、
今思えばまだまだブルーオーシャンでした。
だから夫も挑戦できたし、
少しの努力で成果につながる可能性がありました。

でも、いまはまったく違います。
SNSやYouTubeで情報があふれ、
完全にレッドオーシャン市場
「稼いでいる」とされる人も、

実際には
コンサルタントとして“稼ぎ方を教える側”に回っているケースが
ほとんどで、自分では物を売っていないことも多いのです。

さらに、トランプ政権下の関税問題をきっかけに、
日本郵便の荷物には
商品価格に関わらず一律80ドルの関税がかかる可能性がある
とまで言われるようになりました。
実際、夫もリスクを避けるために、
すべての発送方法を日本郵便からDHLやFedExに切り替えています。

「1日100件」という数字に興奮したあの頃とは違い、
いまは海外発送のハードルがぐっと高くなっているのです。

そう考えると、
あの頃に私が在宅ワークを始め、
それをきっかけに夫がeBay輸出に挑戦したことは、
時代に恵まれた偶然だったのかもしれません。

まとめ

三男の妊娠中、出産直前に始めた
「梱包・発送代行」の在宅ワーク。
そこから夫が刺激を受け、
「eBay輸出」に挑戦したのも
私たちの大きな転機でした。

最初は、出せば売れる夢のような時代。
から、10年後
市場は急速にレッドオーシャン化し、
在庫や為替、関税問題に振り回される厳しい世界へ。

「やれば確実に収入になる」安心感があった一方で、
続ければ続けるほど消耗していく現実。
あの頃の経験があったからこそ、今の私にははっきりと言えます。

👉 在宅の梱包・発送代行は、主婦にとって魅力的な働き方のひとつ。
👉 しかし、海外物販は今から始めるにはリスクが大きすぎて、おすすめできない。

夫婦のちょっとした会話から始まったチャレンジは、
私たちに大きな学びをくれました。
「流行っているから」ではなく
「自分の生活や強みに合う働き方を選ぶこと」
それが何よりも大切だと、今振り返って強く感じています。

もし在宅ワークを探しているなら、
“自分の暮らしに合う働き方か”を基準に考えてみてください。

振り返れば、
あの頃の「ネットショップの梱包・発送代行」の仕事がなければ、
今こうして海外に住むこともなかったかもしれません。
海外の顧客とやり取りを重ねた経験が、
私や夫の視野を大きく広げるきっかけとなったからです。

当時はただ必死に「目の前の仕事をこなすこと」
に精一杯でしたが、

今になって思うのは
人生のどんな出来事も、
今の自分を形づくる大切なパーツになっているということ。

苦しかったことも、選んだ小さな一歩も、
すべてが未来へとつながっているのだと実感しています。
無駄に思える経験も、
きっといつかあなただけの“宝物”になりますよ。

ほかにも「在宅ワークのリアル」
「これまでのやらかし体験談」など、
日々の気づきを綴っていますので、
ぜひ他の記事も覗いてみてくださいね。

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あや|倒れない体をつくる栄養士 最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。 いただいたお気持ちは、次の記事を書くための取材費(書籍など)として大切に使わせていただきます。