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【ずぼらな梅仕事】失敗を重ねながら人は大人になっていく

【梅干し】

私にとって梅との思い出はかなり酸っぱい。

いや、しょっぱい思い出だ。


あれは小学生の頃だった。

とにかく朝早く学校に行く子どもだった。
学校の門が開くのを待つ。それが毎日の日課。

なんでそうしていたのか、今となっては思い出せない。

でも毎日早く学校に行くのが当たり前。
遅刻もしたことがない。

あの日以外は。



私の記憶によると唯一1日だけ遅刻した日があった。
その日のことは未だに強い記憶と結びついている。


朝の食卓に梅干しが並ぶ。

「カリカリの梅干し」

当時の私は梅干しが嫌いだった。

でも母は
「食べるまで学校に行ってはいけない」
という。


食べなさい

嫌だ

の繰り返し。


詳しいいきさつは覚えていないが、
おそらく何か【お互いに譲れない状況】
になってしまったんだろう。


一度嫌だというと譲れない強情な娘。

食べろといった手前引けなくなった母。


おそらく大戦争が勃発したのだろう。

4歳の娘がいる今ならなんとなく状況が見える。



無情にも過ぎていく時間。

学校に行く時間はとうに過ぎている。


しかしお互い譲らない戦い。

譲れないのだ。




最終的には娘が
泣きながら我慢して梅干しを食べたのだった。


そして涙をふきながら学校へとひた走る。


学校に着くころにはもう授業が始まっていた。

授業中の教室の戸をあける。



先生は何も聞かなかった。


いつも通りに席について
いつも通りに授業を受けた。


それは梅と共に刻まれた私の遠い記憶。



そして今
大人になった私が梅と向き合っている。


私の梅仕事

そんなしょっぱい梅の思い出が
こびりついているからか
そんなに梅干しは食べてこなかった。


けれど
梅で色々なものが自分で作れることを知り
手を出してみることにしたのだった。


ただ、根っからずぼらな私。

梅干しはちょっと干すのが大変そう・・・

先延ばしにした。

いつかやってみることにしよう。


梅干し以外で【手軽に梅と戯れる】
ことからスタートすることにした。


1、梅醤油

青梅を醤油に漬けるだけ。カリカリ梅干しに近い。

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【材料】
青梅 500g
醤油 500g

1、青梅を洗い、1時間ほど水につけてあく抜き。

2、水けをふき取り、梅のホシ部分をつまようじでとる。

3、殺菌した瓶に梅と醤油を入れる。

4、1週間ほど漬ければできあがり

梅はしょっぱくなるので、私は取り出して保存。
細かくしてごはんや野菜と混ぜて使ったり、手軽に使えて便利。

納豆に混ぜても美味しかった。

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醤油自体も梅の香りが移り美味しくなっています。

スライス玉ねぎに和えたり、
お肉を漬けたりなんでも使えるので重宝する。


2、梅酒

これは去年作ったもの。
梅と氷砂糖、ホワイトリカーで漬けるだけ。

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半年では美味しくなかったけれど、
1年たつとかなり美味しくなっていました。

自分で梅酒が作れることに感動。

もともと梅酒は好きなので、
飲みすぎることだけが問題。

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ロックかお湯割りで飲むのが好き


3、梅塩麹

梅と塩麹を漬けるだけ。
塩麹に梅の香りが移って美味しいらしい。

【材料】
完熟梅 
塩麹 
※同量を混ぜる。

3日に1回混ぜる。

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がっと瓶を振って混ぜてみる。
汚い。

そして

一週間後ワクワクしながら瓶を開けると・・・・


やっちまった!

瓶の中はカビのオンパレード


・・・


どうしようもなくなって処分。

殺菌が雑だったのか
冷蔵庫に入れるべきだったのか

いや、きっと雑な混ぜ方が問題だったのだ。


とにかく「だけ」レシピも雑にやると
失敗することを痛感。


4、梅酢味噌

母から小梅と共に
ある新聞記事のコピーが届いた。

記事の内容は
「梅酢味噌が人気」というもの。

なんだかわからないけど、作ってみることにした。

梅に砂糖と味噌を入れるだけ。

【材料】
青梅 1キロ
砂糖 600g
味噌 1キロ

洗ってホシをとった青梅に、砂糖、味噌をのせて漬ける。

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砂糖たっぷり

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味噌もドーン

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1週間経過。少し混ぜるとこんな感じに。

あと1週間くらい常温保存したらできあがり。

梅のエキスが出てドロドロしてきたら梅を取り出す。

完成が楽しみ。何に使おうかな?

5、梅シロップ

余った小梅でシロップ作り。
同量の氷砂糖と漬けるだけ。

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ときおり混ぜながら出来上がりを待ちます。

2,3週間くらいたてば飲めるかな?



こうやってみると、
失敗もしながらもたくさん手を出したものです。

いつかは梅干しを・・・

来年は手が出せるかしら。


綺麗道(きれいどう)


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