【我が家の事件簿】家に入れない事件。息子との心理戦と救ってくれたイケメンヒーロー
それは昨日の出来事だった。
自粛後、久々の仕事。
「久々のせいかやはりちょっと疲れたな」
と思いつつ、娘のお迎えに。
自宅に到着。
時刻は17:30。
「ん?」
ドアの下に何やら木の破片やプラスチックのかけらが。
「なんだ?
ま、いいか。」
とりあえず鍵を開けて…
??
開かない。
鍵を回す・・・
いや、鍵が回らない。
何度やっても開かない。
「ん???」
いや、そもそも鍵が奥までささらない。
つまり
「家に入れない」
・
・
・
裏口に回ったり、窓が開いていないか見て回る。
全部閉まってる・・・。
保育園の荷物を抱え、家の前に呆然と立ち尽くす。
家に入れない。
家はあるのに入れない。
「何が起きたのか?」
考える。

ドアの前に破片が散らばっている。
誰かが来たのは確かだ。
まさか、泥棒?
いや、泥棒ならいちいち鍵を閉めていくはずがない。
さっさと出ていくはず。
あえてカギを壊すとは考えられない。
壊すとしても、証拠になるようなものは残さないはず。
・
・
・
ひとり容疑者の顔が浮かんだ。
すると
「おかえり」と隣のばあちゃんの家からある人物が現れた。
【容疑者 S】
小学3年生男児。
過去に、珍事件を起こした経歴あり。
過去の事件はこちら↓
カーペットにう○○!あなたは冷静でいられる?ひな祭りに起きた母の叫び
しかし、やみくも疑ってはいけない。
あくまで冷静に自白をうながす。
それが母としての努め。
「木が落ちているんだけど知らない?」
「知らない」
あくまで知らぬ存ぜぬ。
だんまりを決め込む彼。
しかし、ここは冷静に冷静に。
「本当に何か知らない?」
「知らない。何もしていない。」
ううむ。
しかし、詰問をしては彼の自尊心を傷つけることにもなる。
とりあえず、原状復帰を最優先事項とすることに決める。

最優先項目「鍵を開ける」
さて、壊れた鍵穴。
スマホで調べる。
「鍵レスキュー」なんていう文字が出てくる。
しかし、人生初体験なので
いきなりここに電話をしていいのか迷う。
「よくわからないから
住宅メーカーさんに聞いてから決めよう。」
主人に連絡を取り、
カスタマーセンターの担当者に連絡を入れてもらう。
時刻17:50
「市内にいるので30分後くらいには自宅に来てくれる」とのこと。
とりあえず待つことに。
幸い我が家は田舎にありがちな「敷地内別居」
隣のばあちゃんの家に居座らせてもらう。
ばあちゃんが気を使って
子どもたちの分のそうめんをゆでてくれた。
子どものごはんはとりあえず大丈夫そうだ。
待つ間、容疑者Sにちらちらと自白を促す。
しかし、頑なに容疑を認めない彼。
イケメン担当者登場
18:35を回った頃、
カスタマーセンターの担当者が現れた。
三浦翔平に似ている「イケメン」だ。
爽やかで根はいい人。
ただちょっぴり(けっこう)おっちょこちょい。
そんな彼が颯爽と現れ
「見てみますので少し時間をください」とのこと。
「よし任せた!」と心の中で応援しつつ、
ただひたすら待つ。
薄暗くなってきた玄関前で、
ライトで鍵穴を照らしながらカチャカチャ。
なかなか苦戦を強いられているようだ。
それでもずっと頑張ってくれていた。
そして待つこと40分。
「開きました」
おぉ!ついに三浦翔平(仮)がやってくれた!
「これが挟まっていました」
手には細い小枝。
いよいよ容疑者Sの疑惑が高まる・・・
「本当にありがとうございます。
で、お代は?」
「いえ、道具も何も使っていないので今回はいりません」
「いや、そういうわけには・・・」
「それより、
今回木が挟まっていたのですが、
強く押してしまうと取れなくなりますので
それだけは気を付けてください」
と言い残し颯爽と帰っていった三浦翔平(仮)。

「今までちょっとおっちょこちょいって言っててごめんなさい。
我が家にとってはヒーローです。」
ありがとう三浦翔平(仮)。
「開いてよかったねぇ。
木が挟まっていたんだって。
誰がやったんだろうね。」
それでも容疑者Sは自供はしなかった。
少し複雑な気持ちのまま夜が明け
翌朝。
自白しました。
おしまい
綺麗道(きれいどう)
私目指していること↓
【食医】私がやりたいことが少しずつ見えてきた
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