【大学院中退】私なりの既卒就活について
既卒就活について
皆さま、お久しぶりです。
理系大学院で発症した不安障害・過呼吸発作により1年間休学し、復学後も体調が回復しきらず、2025年5月に大学院を中退。その後、就職活動を経て無事に内定をいただくことができた、たぴおかです。
先月投稿したnoteを多くの方に読んでいただけたようで、とても嬉しく思っています。
中でも、いいねやフォローしてくださる方の多くが、「大学院の中退を検討している方」または「すでに中退された方」だと感じました。
そこで今回は、私なりの視点で「中退後の就活の動き方や感じたこと」についてまとめてみました。
これからの進路に悩んでいる誰かの参考になれば、そして少しでも希望になれば幸いです。
はじめに
中退後は、まず自分の気持ちとじっくり向き合う時間が増えると思います。
決断をしたばかりのタイミングでは、すぐに次のことを考えられない方も多いでしょうし、精神的に不安定な状態が続くこともあると思います。
そんなときは、無理せず、ゆっくりと自分自身をいたわってあげてください。
生きているだけで、体力も気力もたくさん使う。そんな中で何も手につかない瞬間があるのは、普通のことです。
「まあ、人生長いし。」それくらいの気持ちで大丈夫です。
もし、少しでも「次に進もうかな」と思えるようになったら、またこの記事を読みに戻ってきてもらえると、私は嬉しいです。
私の場合:中退後の心と動き
もちろん中退後すぐに、「次どうしよう」と考える方もいると思います。
私自身もそちらのタイプで、不安障害や過呼吸発作は全く治っていない状態でしたが、大学院というしがらみから解放されたことで、気持ちだけはなぜか“無敵状態”でした。
「フリーランスになりたい」「もう一度大学院に挑戦したい」「別の学問を学びたい」…などの明確なビジョンは正直ありませんでした。
ただ、「ニートになった。とりあえず就活するか。」そんな気持ちで、就活を始めました。
私が大学院を中退したのは2025年5月で、「2026年4月入社(新卒と同時期スタート)」を目指していたので、タイミング的には少し出遅れていました。
それでも、真夏に差し掛かる前には内定を得ることができたので、「少しでも気持ちが前向きになったら、まずは動いてみる」のは、とても良いことだと感じました。
① 就活エージェントを使う
これは声を大にして言いたいのですが、中退した方こそエージェントを頼るべきだと思います。
まだまだ日本の企業は「新卒至上主義」の傾向が強く、既卒を対象にした求人を自力で探すのは、かなり骨が折れます。
さらに私は関西在住なのですが、諸事情で東京での就職を希望していたため、土地勘のない地域の企業探しにも苦戦しました。
そんな中、私は「アカリク」のエージェントサービスを活用しました。
(リクナビやマイナビで既卒応募可の企業を探し、自分でも応募しつつ、これらと併用しながらアカリクエージェントを使っていました。)
アカリクは理系学生向けで、研究内容などを登録しておくと企業からスカウトが届く仕組みです。
私は大学院生時代から登録だけはしており、当時はスカウトに軽く返す程度の利用でしたが、中退直前から本格的にエージェントサービスを使い始めました。
Zoomや電話で体調や希望を丁寧にヒアリングしてもらい、その上で私に合った企業を紹介してくれたのが本当にありがたかったです。
中退後もずっとフォローしていただき、心強かったです。
(オススメしまくっていますが、決して回し者ではなく、自身の経験から記事を書いています!)
アカリクに限らず、他の就活サービスでも無料のエージェント機能はあるので、まずはどこか一つでも試してみるのを強くオススメします。
② 業界を絞らない
これも本当に大事なポイントです。
既卒という立場になると、業界を絞りすぎると選択肢が一気に狭まってしまうのが現実。
また、院中退となると「学部卒扱い」になることも多く、専門職に絞るとかなり厳しくなってしまいます。
私自身、大学院在学中は製薬会社や食品メーカーの研究職を目指していましたが、中退後は事務職やIT、コンサルなども視野に入れるようにしました。
研究職を諦めたというよりは、「新しい挑戦をしてみよう」という前向きな気持ちでした。
とにかく手広く調べてみることが、既卒就活では大切なスタンスだと思います。
③ 面接で「中退」をマイナスに捉えない
就活を進めていくと、何度も面接の機会があります。
そしてほぼ100%、中退の理由は聞かれます。
私は正直に、体調のことも含めて伝えていました。
具体的には:
「研究や学会活動、後輩の指導などによるオーバーワークで体調を崩し、M2の1年間を休学しました。復学後も、自分のペースと教授の指導方針が合わず、最終的に“研究活動は自分の輝く場所ではない”と判断し、中退を決断しました。」
そして続けて、
「ですが、大学院での経験は、自分のキャパシティや、人前で物怖じしない強みなどにも気づくことができ、有意義な時間だったと感じています。」
と、中退の理由+その経験から得たことをしっかり伝えるようにしました。
面接官も、完璧な人生を歩んできた人ばかりではないと思います。
大切なのは、躓いた経験をどう受け止め、今後どう活かそうとしているか。
そこに誠実さが伝われば、十分に評価してもらえると感じました。
そして何より、自分自身が中退をマイナスと捉えないこと。
これは、就活のためだけでなく、これからの人生のためにも大切なことだと思います。
最後に
ここまで、私なりの既卒就活についてお話ししてきました。
今まさに中退を悩んでいる方、中退したばかりの方の参考に、少しでもなれば嬉しいです。
そして何より伝えたいのは、「中退」はただの選択肢の一つであって、失敗でも恥でもありません。
「続けられなかった自分はダメなんだ」と悲観する必要は一切ないのです。
むしろ、悩んで考え抜いた末に、自分の人生を選び取ったということ。それだけでも立派な一歩だ、と今になって思います。
「これでいいのかな」と、心配な時間ももちろんあります。
でも、これからの人生も、自分のペースで生きていくしかないんです。
私も今後も、そうやって生きていきます。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
