キャッシュレス文豪
嗚呼。
現代は猫も杓子もキャッシュレス決済、自己管理が感覚型の僕は行き場を失っている(軽く自己紹介しよう、どこまでいってもマイペースであり、体感で判断するタイプだ)。
Pay◯ayが出始めの頃に使用してみて、「これはいけない」と思い、すぐにやめた。
何故ならば、確かに便利ではあるが「お金が減る感覚が薄い」「タッチやバーコードのみで決済できる」「履歴はあれど痛みがない」等が挙げられる。
つまり(※あくまで自己管理において)感覚型の僕はブレーキが壊れやすく、「怖い」ではなく単に「自分には合わない」と結論づけた。
もちろん、キャッシュレス決済自体を否定はしない。が、
終いには物書きの端くれとして友人に
「文豪がキャッシュレス使うか? 使わないだろ」
などと(謎理屈)、外食の会計時にふざけたところ真顔で
「多分、普通に使うよ」
と返される。
友人いわく、
「だってさ。もし太宰治が現代にいたらPay◯ay残高なくて絶望してそうだし」「芥川龍之介ならポイント還元率めっちゃ計算してんじゃん?」「三島由紀夫はブラックカード持っててもおかしくない」(どんな理論だよ)
彼らに失礼だが、想像してみるとなかなか面白く、大いに盛り上がった。
さて、この私小説はたまたエッセイをお読みになった皆様はどうお考えだろうか。何も正直、定義の難しい「文豪」に限らない。
毎年、天国で開催されるロック・フェスティバルに出演しているあのミュージシャン。人生の幕を閉じた、あなたのお好きな著名人。
