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自分が最も苦手な口うるさい男のいいなりになってみる(前編)

神経質で繊細で、こだわりの強い人間が苦手だ。

しかも、口うるさく私のだらしなさを逐一指摘して改善を求めてくるなんてもってのほかである。

私は生粋のだらしない人間である。そんじょそこらのズボラではない。正真正銘である。

ここまで書いてきて、はたと気づく。

私の夫は、まさにこれにあてはまる。

私は、知らないうちに、自分が最も苦手とするタイプの人間を伴侶としておよそ28年、好きよ♡と思って生きてきたことになる。謎である。不可解である。自分が1番わからない。


ただ、苦手は嫌いとイコールではないということだけは確かだ。


ちなみに料理も苦手だ。まず計量が面倒。味付けの順番を覚えられない。お出汁をとったこともない。
ちょこちょこ洗い物をしたり、茹で鍋を吹きこぼさないようにしたり、焼きを入れすぎないように火加減を調整したり、まな板はお肉の後にお野菜切るのに使っちゃダメよとか、あーもー!


考えること多すぎ!!配慮求められすぎ!!


だから、どうしたって、「簡単、美味しい!」とか
「時短で効率」とかにホイホイと吸い寄せられがち。ダイソン並みの吸引力だもんね。

でも、ですよ。私、おおらかズボラのあまのじゃくなんです。

知ってますか、奥さん。おおらかズボラのあまのじゃくになると、

「簡単、美味しい?嘘だろ?時短で効率?なんだ、お前ら、またそんな都合のいいこと言って、
俺を騙す気だな!!」となります。


耳障りの良い優しい言葉をそのまま飲み込めない面倒な私、発動。
言葉が多少乱暴なのは、気質がおおらかでズボラであまのじゃくで、粗野だからです。本当に失礼ですが、どうぞご容赦ください。


そんなわけで、料理が苦手な私がレシピ本を読んで、実際料理を作ってみるということにチャレンジします。かなこさんから声をかけられて、イエス以外の答えなんて、私にはないんです。ラブ。

まず、レシピ本なんて、栗原はるみさんと飯島奈美さんの2冊しか持っていない私。

こちらの企画の概要をしっかり読んで、購入しましたよ、3冊目のレシピ本を。


それがこちら。

表紙から圧がすごい

私は、和牛さんの熱烈なファンでもなく、水田さんにメロメロでもないのですが、テレビで観る水田さんの、自分のこだわりを譲れずに主張する様子や、とにかく清潔感のある料理工程に好感を抱いていました。


せっかく慣れていない、場違いなことをするならば。


徹底的に、私の対極にいる人の言いなりになろう。


そう考えました。そこでこれ。


本当にうるさいの!信じられないくらい細かいの!だけど、このレシピ本を読み込むうちに芽生えるのは信頼でした。


そうだよね、小言って、愛から生まれていたんだよね。そう思えてしまうのです。


この表紙とおんなじパスタを作るのが目標。


このおおらかズボラのあまのじゃく粗野の私が、いちいちうるさい水田さんのいいなりになって、いかに美味しいパスタが作れるか。こうご期待あれ。


#note
#このレシピが好き
#後編は17日に
#かなこさん


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おだんご お気持ちありがたく頂戴するタイプです。簡単に嬉しくなって調子に乗って頑張るタイプです。お金は大切にするタイプです。