1万冊読んでも、まだ飽きない。わが家の“推し絵本”たち
「3歳までに1万冊の絵本を読み聞かせる」ことを目標に取り組んでいた我が家。無事、2歳9か月の時点で1万冊を達成し、その後はゆるやかに、でも変わらず絵本中心の暮らしを続けている。
娘ちゃんは現在、3歳7ヶ月。1万冊を読み聞かせたことで、絵本を読むことがすっかり習慣となった。最近では文章量の多い絵本を好んで選ぶようになり、冊数こそ減ったものの、「寝る前の読み聞かせ時間」はむしろ今のほうが長く感じる。
月に一度、娘ちゃんと一緒に図書館へ。「好きな絵本取っておいで」と声をかけると、あっという間にカゴいっぱいの絵本を抱えて戻ってくる。あれもこれもと夢中で選びながら、途中で「まだ借りてもいい?」と、わたしの顔色をうかがう姿がなんとも可愛らしい(笑)。借りられる冊数に制限があるから「そろそろこのへんで」と声をかけるけれど、もし制限がなかったら彼女は一体何冊借りるつもりなんだろう、と思ってしまう。
いつもだいたい15冊ほど借りて、自宅に持ち帰る。地域の図書館では2週間の貸出に加えて、1度だけ延長も可能。なので、1冊の絵本は最大4週間、我が家に滞在する。借りてきた15冊を1ヶ月かけてじっくり楽しみ、翌月また新たな15冊を借りに行く。そんなルーティーンが定着している。
これまで本当に数えきれないほどの絵本を読み聞かせてきたけれど、その中でも「わたしが一番気に入っている絵本って、どれだろう?」と考えたとき、ぱっと思い浮かぶのがこの1冊。
それが、tupera tuperaさんの『パンダ銭湯』。
テレビで紹介されていたこの絵本を見て、どうにも惹かれてしまって。「娘ちゃんの誕生日プレゼントに」と、勝手に理由をつけて買ったこの絵本。パンダたちが愛らしく、さらに「おぉ!?」となるようなストーリー。ネタバレしたくないから詳細は書かないけれど、みんなぜひ一度は読んで欲しい1冊。サイズが大きくて、全ページにぎっしりと絵が描かれていて、見ているだけでも楽しい。わたしのお気に入り。
ちなみに、わたしと一緒に絵本ライフを伴走してくれている夫が選ぶお気に入りの絵本は、たなかひかるさんの『そそそそ』。
娘ちゃんが幼稚園から借りてきて知ったこの絵本。この絵本を初めて自宅で読んだとき、家族全員が大笑いした。「この絵本は手元に置いておきたい!」となって、すぐに購入したほど。"頭は良くならない絵本シリーズ"の、クセの強さがピカイチ。
そして、読み聞かせの主役・娘ちゃんが特に反応よく楽しんでいたのが、いしかわこうじさんの『おめんです』。
いろんな動物がつけているお面を、ページをめくってはずしていく仕掛け絵本。娘ちゃんはこの絵本のページをめくるのが大好きで、何度も何度も繰り返し楽しんでいた。図書館で何度も借りた、おなじみの1冊。
3歳を過ぎてからは、「ワニのバルボン」シリーズや「おさるのジョージ」、「妖怪横丁」シリーズなど、ちょっと長めのストーリーも楽しめるようになってきた気がする。
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子どもにとって絵本って、世界を広げるきっかけになるんだなと、娘ちゃんを見ていてつくづく思う。
絵本で見た動物に会いに動物園に行ったり、楽器に興味を持って触ってみたり。
親として、できるだけたくさんの経験をさせてあげたいとは思うけれど、どうしても限界はある。でも、絵本の世界は、そんな現実の制限をいとも簡単に飛び越えていく。
親子のコミュニケーションやスキンシップのきっかけにもなるし、今のわたしたちの暮らしにとって、絵本は欠かせない存在だ。
これからも、絵本のある暮らしはまだしばらく続きそう。
でもきっと、あっという間に絵本から児童書へ、そして自分で読む世界へと移っていくのだろう。
だからこそ、こうして一緒に絵本を読む時間を、大切に、大切に過ごしていきたいと思う。
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