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コンビニの存在に救われる夜がある

みなさんはどういう時にコンビニに立ち寄りますか?

社会で働いている皆さんは、仕事前や昼休憩、仕事後に利用してるんでしょうか。思い返してみると、私も前職の時代はそんなタイミングによく利用していたように思います。

それから、急に必要な物が生じた時も利用しますね。コンビニで買うと割高ですが、緊急で必要な物が24時間補給できるというのはありがたいものです。

さて、長々とコンビニについて話してきましたが、今の私がもっともコンビニを利用するのは深夜帯です。2時とか3時とか、そういう時間にふらふらと外出してコンビニに行きます。昨夜もそんな感じで、牛乳を買うためにコンビニに出かけました。

夏の間は不快感ばかりが目立っていましたが、最近は涼しくなり、夜の風情を全身で感じられるようになってきました。肺に入る空気も心なしか新鮮なもののように思えますし、歩いていて感じる風がとにかく心地よいです。

しかし、いつでも感じるのが風景の寂しさです。深夜ですから当然、人が通るようなことはありません。たまにすれ違う人もいますが、それも何回かの外出で1回あるかないか程度の頻度でしょう。

私は在宅ワークゆえにほぼ人と関わらないのですが、そのせいか深夜の誰もいない道を歩いていると少し寂しくなります。街灯はありますし、明かりの点いている家もあります。人の気配がまったくないわけじゃないのですが、それらの家と私が接点を持つことはありません。そういう、手の届かない光を見ていると少しだけ寂しくなるのです。まぁ、感傷的な時だけですが。

そんな夜道をダラダラと歩いていると、やがてコンビニが見えてきます。その光景を見ると、毎回新鮮な気持ちになるのです。たぶん、コンビニが放つ強い光のせいなのでしょう。

歩いてきた道も、特段暗くて危険なわけではありません。街灯はちゃんと設置されていますし、別に不便を感じる暗さではないわけです。しかし、コンビニの光の鮮烈さとは比べ物にならないでしょう。

私は最近、深夜にコンビニにたどり着くと救われた気持ちになります。砂漠でオアシスを見つけたような気持ちといえばいいでしょうか。いえ、遭難している時に、明かりの点いた民家を見つけたような気持ちと表現した方が近いかもしれません。とにかく、そういう類の安心感を抱くのでした。

考えてみると不思議なものです。いくら深夜でも、繁華街などでコンビニを見ても何の感慨も湧かないのに、どうして暗い住宅街でコンビニを発見すると安心するんでしょうね。特に冬などは安心感に加えて暖を取りたくなり、肉まんをつい買ってしまいます。

コンビニに入ると、どんな季節でも最適に調整された空調が出迎えてくれます。それから、食品と日用品などが入り混じったそこはかとない匂いも私を歓迎してくれます。夜にポツンとあるコンビニを見つけた時と同じくらい、私はなんだか感慨深くなるのです。

さて、目当ては牛乳なわけですが、真っ先に向かうのは雑誌のコーナーです。最近は立ち読み防止用のテープを貼ってる店も多いですが、うちの近所のコンビニはフルオープン状態です。

漫画雑誌の気になる漫画をチェックするのは、コンビニに行った時のルーティンになっています。目当ての漫画が休載だとすぐに済みますが、読む作品がいくつかあると、ここだけで20分弱も使ってしまいます。立ち読みに寛大なあのコンビニに感謝を…。

雑誌を読んでる時も思いましたが、その時の客は私ひとりでした。まぁ、好き好んで2時だの3時だのにコンビニに入る人もいない地域なのでしょう。

さっさと目的の牛乳を手に取って帰ろうと思いましたが、なんだかレジの横にあるみたらし団子が気になってしまい、そうなると今度は冷凍庫にアイスがないことを思い出してしまいます。

結局、かごにそれなりの商品が入ってしまいました。こういう買い物の機会が少ない生活をしているので、どうしてもあれこれ買ってしまうんですよね。とはいえ、コンビニは割高なので比較的安い商品を選びますが…。

深夜のコンビニというのは店員さんも少ないもので、私のような立ち読み客がボケっとしているだけだと、奥に引っ込んで作業をしていたり、品物の入れ替え?のようなことをしていたりします。レジに客が来た時にだけ、対応をするっていう感じですね。

そのためなのか、レジにはベルが置いてあります。用がある時は呼んで欲しいということなのでしょうが、私はこれを鳴らすのがどうも苦手なのです。自転車のベルを鳴らすのも苦手でした。どうにも、人を急かすように音を立てる行為に抵抗を感じてしまうようですね。

さて今回の買い物ですが、私がレジに向かうのを察して店員さんが走って来てくれました。苦手なベルを回避できてとにかく安心です。

会計時は袋の有無以外、特に何を話すわけでもありません。私はせっせと商品をスキャンする店員さんの名札とか年齢層を観察していました。下世話な趣味かと思いますが、深夜の店員さんを見て背景を脳内で創作するのが好きなんですよね。

今日の店員さんは、50代で早期退職をしたが何かしらの仕事をしたくて深夜のコンビニで働いているおじさん、ということにしました。他にも漫画家になる夢を追っている30代男性だとか、深夜は割がいいからと働いている向こう見ずな若者とか、そういうしょうもないことを思っています。性格が悪いですね。

用も済んだのでコンビニを出るわけですが、途端に寂しい気持ちになります。店内のBGMが遠ざかっていき、周囲には変わらず誰もいません。明るい場所にいたせいか、家への帰り道がやけに暗く見えます。その闇の中を歩いていくと思うと、いつも、ほんの少しだけ気が重くなります。

こんな生活をするより、昼にスーパー行った方が何かと良いよな…。

いつも、コンビニからの帰り道ではそんなことを考えます。スーパーの方が何を買うにしても割安ですし、自炊するための食材も買えます。しっかり食材を買って料理して食べれば、それだけ健康になれるわけです。しかし、気づけば何かが足りなくなるとコンビニに行ってしまうんですよね。で、活動時間が夜なので、自然と買い出しも深夜になってしまうと…。

つまり、深夜にコンビニに行くこと自体がやらかしなんですよね。まぁ、やらかしと自称するレベルで自分を責めているわけではありません。またやっちまったな、くらいの温度感で反省しながら、今日も家路につきました。

家に帰って思い出しましたが、ポイントカードを出すのを忘れていました。毎回そんな調子だから、行く頻度の割にポイントは全然貯まりません。反省ばかりの毎日ですね。




今日もなんとか生き延びた記録です。
もし気が向いたら、帰り際にコーヒー代でもサポートしてもらえると喜びます。


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