スケッチでひとり旅|2|トルコ・サフランボル、世界遺産の町
1998年の旅のお話し。
半年滞在していたトルコでは、
多くの時間をベルガマという小さな町で過ごしていたんですが、
もちろん一ヵ所にずっととどまるわけでなく、
見たい風景を求めて、トルコをぐるっと巡っていました。
今日は、町全体が「手工芸」のような素朴さと愛らしさに満ちた
サフランボルという町で描いたスケッチを紹介しますね。
ベルガマしかり、この町も、とにかく建物が滋味深い。


美術館などでもそうなんですが、
とにかく、寄る。寄って見る癖が、はなはだしい。
近くで見たときの「闇」みたいなもの、それが好き。

鍛冶屋の店先。
物の並べ方が秀逸で、見惚れて、描かせていただいた一枚。


スケッチの余白には、そこで描いてた時の
思いとか感想とか、日記に近いものも書かれていて
いま読み返しても「あー、そうだったわー」と、おぼえてる。

チャイ屋から見えるモスクの風景。
日が傾きはじめた頃の色合いが美しくて、
それを描こうとしてたのを、なんとなくおぼえている。

杖づくり工房。
町のあちこちに「手工芸」があふれてる。

ふだんは、人を描くことはないんだけど、
ここでは「描きたいなあ」って気持ちに。

ていねいなペン入れは出来ず、鉛筆のままで仕上げ。

4月にトルコに入国して、サフランボルに滞在していたのは7月。
だいぶ慣れてきてたんだろうなあっていうのを、
スケッチを見て感じるんです。
この頃になると、人に囲まれれることもだいぶ少なくなり、
自分のペースで描けてたように思うんです。
おまけ
イスタンブールでのスケッチを一枚。
この町は、本当に旅人が多くて、彼らと過ごす時間が愉しくて。
そういえば、スケッチ描いてなかったなあって記憶が。
そんななかでも、この一枚は特別。
色を付けなかったのも、なんか特別な想いもあったような、
なかったような。どっちやねんて。

10月に帰国したので、これは旅も終わる頃に描いたんだろうなあ。
色が無いのも、そこに想いが重なるのかなあ、と。
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