単発で終わらせない地域支援~現場から見えたひとつの答え
こんにちは。衣服制服の環境活動家さくらやカナコです。
今回は、特に一過性のイベントや、やったつもりの活動に違和感がある人へお話したいと思います。
派手なイベントで盛り上がったあと、日常に戻ると何も残っていない。
そんな一瞬の花火のような活動に、寂しさを感じたことはありませんか?
私たちが大切にしているのは、小さくても消えない種火を灯し続けること。 地味かもしれません。でも、そこには確かな未来への循環があります。
さくらやの地域支援活動が、なぜ続いているのか。
さくらやは、全国に広がる学生服リユースのお店です。
スモールビジネスだからこそ、子育てと家庭と仕事のバランスを取りながら続けられる。
そして、ビジネスの中に「無理のない非営利活動」を取り入れることで、その想いがまたビジネスへと循環して戻ってくる。
そんな仕組みを、私はこれまでずっとパートナーたちに伝えてきました。
「支援活動をしよう」と一言で言っても、やり方はひとつではありません。
無理をすれば、きっと続きません。
だから私は、必ず一人ひとりのパートナーにヒアリングをします。
その人の性格、家族構成、子育て状況、暮らしのリズム。
今できること、できないこと。
すべてを聞いたうえで、「この人にとって、無理なく続く形」を一緒に決めていきます。
その結果、生まれてきたのが、
徳島北店の「ほっこりサンデー」
花巻店の「フードパントリー」
八千代店の「生理の貧困支援」
八戸店・加古川店・太子店の「月に一度の継続支援活動」

それぞれ形は違っても、どのお店もちゃんと地域につながり、必要とされ、支援が日常として続いています。
仙台店の「雑巾大作戦」もそのひとつです。
養護学校、老人ホーム、地域の学校と連携しながら、地域全体をゆるやかにつなげています。
これはもう、立派な地域活性であり、地方創生だと私は思っています。
川崎店は、イベント出店や学校での環境授業を通して、子どもたちに「服と環境」の話をしたり、学生服のハギレを使ったワークショップをしたり。
藤沢店に至っては、藤沢市と行政と連携しながら、リユースランドセル無料譲渡会を継続し、環境フェスのようなイベントの発起人としても動いています。


どのパートナーにも共通しているのは、地域の支援機関、行政、学校、企業との連携が自然と生まれていること。
こうして、さくらやのうねりは、少しずつ確実に広がっています。
なぜ、これができるのか?
それは、みんなの変わらない想いがあるからです。
子育て家庭のこと。
困窮家庭のこと。
女性の生き方のこと。
環境のこと。
誰かのために、何かをしたいという気持ちが、さくらやで起業したときから、今も変わらず、みんなの中にあるから。
無理をせず、等身大のまま、だからこそ継続できているのだと思っています。
大きな花火より、続く火を。
地方では、ときどき大きなイベントがあります。
大きなイベントも各地で開催されています。
スタッフさんたちの努力は相当なものだと思います。
でも、私はいつも思います。
「このあと、どう循環するのか?」
イベントが終わったあと、お客さんは買って終わり、見て終わり。
スタッフはまた忙しい日常に戻る。
ニュースにはイベントがありましたという事実だけが残る。
それだけでは、持続可能な社会にはつながりません。
いま、コミュニティはどんどん希薄になっています。
だからこそ、人と人がつながり、新しい発見があり、次の一歩につながるしくみが必要なのです。
さくらやの支援活動がツキイチである理由も、そこにあります。
無理しない。でも、必ず続く。
今回は仕事で参加できなかった人も、来月は行こうと思える。
参加する側も予定を立てやすい。
そして何より、たとえ一人でも実施すること。
これが、さくらやの支援の形です。
さくらやの始まりは、たった一人の「うれしい声」から。
さくらやの原点は、チラシを一枚一枚、ポスティングしていた頃にあります。
ある日、一人のママさんが言ってくれました。
「こんなお店、ずっと欲しかった!」
その一言が、すべての始まりでした。
私は、その人のために、有意義な時間をつくろうと思いました。
この人の困りごとに応えたい…
ただ、それだけでした。
いま全国に広がったさくらやのパートナーたちは、それぞれの場所で、それぞれの形で、それぞれの誰かのために動いています。
私は、そんなみんなの姿を見て、本当にすごいスーパーマンたちだなと誇りに思っています。
そして、もしこの文章を読んでいるあなたの中に、誰かのために何かしたいという小さな火種があるのなら。
その火を、無理に大きくする必要はありません。 特別な武器も、大きな犠牲もいりません。 まずは、あなたの手の届く範囲で、あなたらしいやり方で。 その小さな一歩が、やがて誰かの「うれしい」につながり、地域を温める確かな光になります。
あなただからできること、今日から探してみませんか?
講演のお申し込みについて
講演のご依頼・ご相談は、
さくらや公式HPのお問い合わせフォームから
メールにてお願いいたします。
講演希望日(候補日)
開催場所(オンライン可)
想定参加者(例:保護者、学生、企業社員、行政職員など)
ご希望のテーマ
ご予算
などをお書きいただけると、やりとりがスムーズです。
地域の中で、
「これ、どうにかならないかな?」と思うことがある人に、
私は講演を通して、そっと背中を押したい。
あなたのまちで、あなたの仕事の現場で、
一緒に地域共感コミュニティビジネスの芽を育てていけたら嬉しいです。
