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英語喋れないけど、アメリカ一人で横断してみた



W杯始まりましたね。サッカー経験がある自分としては、観られる試合はすべて観たいぐらい楽しみです。
今大会は北中米のカナダ、アメリカ、メキシコが共同開催ということですが、普段はあまりサッカーへの関心が高くない印象のあるアメリカも自国開催ということで、力を入れていますね。ちょうどこの記事を書いている日にアメリカがパラグアイに4-1で勝利していましたが、確か過去に日本もオリンピックでアメリカと対戦し、負けてしまった記憶があるのですが、実はアメリカってそこそこ強い印象があるんですよね。

そんなアメリカですが、2年前のGWに一人で車と飛行機を駆使して横断したことがありまして、少し記憶が曖昧なところもありますが、ちょうど良い機会なので、まとめていこうと思います。

アメリカ横断ルート

体力的な衰えを感じはじめた事がきっかけだったような気がするが、衝動的にサンノゼ行きのチケットを購入していた。芸人だったか、同僚だったか忘れたけど、将来、リタイアしたら旅行を行こうと決めていても、体力低下と意欲の低下が重なって、何もしなくなるという話を聞いたことがあった。多分それがきっかけで、動けるうちにどこか英語圏の国に行ってみたいと思ったのだろう。
「その中でも行くならメジャーな国が良いよね。行くなら横断してみたい。」
そんな感じだと思う。過去に海外旅行なんて、アジア圏しか行った事がなかったので、とにかく“ど真ん中”なところに行ってみたかった。

『思い立ったが吉日』という便利なことわざを使って、無計画に衝動的に動く事ばかりしてきたタイプなので、個性のレーダーチャートで言うと行動力だけ尖って伸びている。計画性は芽が出ていない。

  • 4月24日 成田発 → サンノゼ行き

  • 5月5日 ニューアーク発 → 成田行き

往復チケットだけ先に買った。
アメリカ大陸の西側のサンノゼから東のニューヨークまで何かしらの手段で横断して日本に帰るというざっくりと予定は立てた。

あとはニューヨークまでどうやって移動するかだ。
ギリギリまで車で横断は考えたが、やはり初っ端からひとりで全行程を運転はハードルが高く、部分的に車を使うことに決めた。
色々模索しながら最終的に決めたルートは下記に決まった。

4月24日〜4月25日 サンノゼ
サンノゼ空港でレンタカーを借りて、市内の宿に向かう。

4月25日〜4月27日 サンフランシスコ
サンノゼの宿からサンフランシスコ国際空港まで、レンタカーで移動。
道中でApple、Googleの本社を見に行く。
サンフランシスコ国際空港からはBARTという鉄道で、ダウンタウンの宿に向かう。
滞在は3日間。

4月27日〜4月28日 サンフランシスコ
サンフランシスコ空港近くの宿に泊まる。

4月28日〜4月30日 ロサンゼルス
飛行機でロサンゼルスに向かう。
ロサンゼルス空港でレンタカーを借りて、ダウンタウンの宿に向かう。
滞在は3日間。

4月30日〜5月1日 ロサンゼルス
ロサンゼルス空港近くの宿に泊まる。

5月1日〜5月4日 ニューヨーク
飛行機でニューヨークに向かう。
ニューアーク空港からバスで、ニュージャージー州の宿に向かう。
滞在は4日間。

5月4日〜5月5日 ニューヨーク
ニューアーク空港近くの宿に泊まる。

5月5日 帰国

地図で見ると移動ルートはこんな感じ。

移動

画像小さくて、申し訳ないが、こう見てみると横断は横断だが、
移動はほぼ飛行機なので、これを「横断した」と胸を張って言えるかというと、言えます。

これは確実に横断旅。

次回縦断する機会があれば、車で移動も検討はしてみたい。

まぁでも約2週間の外国ひとり旅なんてはじめてなので、それでも体力的にも心労面でも結構大変だった。

英語の練習

別にアメリカ旅行のためではなかったが、普段からゆるーく英語の勉強はしていた。ゆるーくなので、直前に2月に受けたTOEICは495点だった。
やはりゆるーくではだめみたいだ。

しかもTOEICってスピーキング力向上のためのテストではないので、流石にこの状態だと何かアクシデントがあったらやばいよなと思ってオンライン英会話を受講した。

確か受講内容は文法を習ったり、フリーで会話したりと様々だった。フリーの会話ではなんとなく英会話の先生が言っている事はわかるけど、自分が発言する事なんて、いつも一緒で、何か質問されたら短文で答えて、趣味を聞かれたら「I like to eat ramen」からラーメンの話をするという鉄板ができてしまい、外国の方向けのラーメン雑談が少しできるようになって、オンライン英会話は終了とした。
何の手応えもなく、不安だけが残った。

入国審査怖い

英語が喋れないとほんとにまずいなと思ったのは、YouTubeの誰だか覚えていないが、入国審査の時にうまく英語で回答ができなくて、別室送りになり、尋問が終わった後、最終的に日本へ強制送還されるエピソードを聞いてから、本当の恐怖を覚えた。
せっかく何時間もかけてアメリカに到着しても拙い英語のせいで、全てが台無しになってしまう。
それが頭から離れなくなって、とりあえずよく聞かれる質問だけは答えられるようにして、不安なところは紙にまとめて用意することにした。

「なぜアメリカに来た?」
「滞在期間はどれぐらい?」
「どこに泊まるの?」
「どれぐらいお金持ってきてる?」
「職業は?」

この辺りは最低限答えられるようにして、宿泊先と帰りのチケット含め、国内移動の飛行機のチケットはすべて紙に印刷し、何かあったときはすぐに出せる状態にしようと決めた。

いつしか楽しみだったアメリカ旅行が、入国審査で弾かれてしまうのではないかという不安が勝り、勢いでアメリカ旅行を決めたことを後悔するようにまでなっていた。

旅費はどれぐらいかかったのか

他にもESTA(ビザ免除プログラム)の申請、国際免許証の発行、宿泊先やレンタカーの予約、各地への移動ルートの下調べ、荷物の準備などやることは多かった。

今と変わらず円安の影響で、世の中のすべてのものが高額なので、このアメリカ旅も自分で調べて予約する事にした。

航空会社は当時、ZIPAIRが出来たばかりで割とお手頃という情報を耳にし、調べてみると成田発、サンノゼ行きのチケット代が46,150円でそこに指定席のオプションやらをつけて77,187円だった。
これが一番安く、購入したのが1月だったので、まだ座席に余裕があり、一番後ろの座席を予約した。
エコノミーだが、後ろに人がいないのと、左側にスペースがあり、足を横に伸ばすこともできるから、長時間のフライトでも耐えられるだろうという判断。
帰りのニューアーク空港から成田行きのチケットはアメリカン航空139,090円だった。

下記全てのチケット代

  • 成田 → サンノゼ(ZIPAIR) 77,187円

  • サンフランシスコ → ロサンゼルス(アメリカン航空) 12,530円

  • ロサンゼルス → ニューヨーク(spirit航空) 35,665円

  • ニューヨーク → 成田(アメリカン航空) 139,090円

航空券合計 264,472円

宿泊に関しては、空港近くの格安ホテルはBooking.comで予約し、それ以外に関してはAirbnbで予約した。
まともにホテルの宿泊なんてしてしまうと一気に値段が跳ね上がってしまうので、費用面を考えるとAirbnbが一番良かった。ホストが居て部屋の一部をお借りすることになるので、気をつかうだろうし、コミュニケーションも増えそうだが、まぁなんとかなるだろうと思っていた。

下記すべての宿泊費

  • サンノゼの宿 10,123円

  • サンフランシスコの宿 42,769円

  • サンフランシスコ空港近くの宿(Booking.com) 11,446円

  • ロサンゼルスの宿 20,326円

  • ロサンゼルス空港近くの宿(Booking.com) 15,500円

  • ニューヨークの近くの宿 44,931円

  • ニューアーク空港近くの宿 10,444円

宿泊費合計 129,308円

宿泊費 + 航空券 393,780円

宿泊費と航空券だけでなんとか40万円以内には抑えた。
あとは現地での食事とそのほかのレンタカー代を含めた移動費などでどれぐらいかかるか。
結果的にこの旅のために購入したリュックや雑費、国際免許、ESTA、保険などの申請費用、先述した宿泊費、移動費、現地での食事、移動費、全て含めて60万円以内には抑えたと思う。正確に試算はしていないが。

余談だが、宿泊先を予約する際、
アメリカと日本には時差があるが、
日本で宿泊先を予約するときって、アメリカ時間で予約すれば良いんだよな?日本にいるから日本の時間で予約すれば、自動的にアメリカの時間に変換されるのかな?

と普通に考えてみたらアメリカの時間帯で予約すれば良いが、初めての事なので、この当たり前すら自分の中に持ち合わせていなく、不安で仕方なかったので、yahoo知恵袋で丁寧に質問させていただきました。

いざアメリカへ出発

年齢だからなのか、出発当日まで腰が痛かったり、コロナで体調を崩したりと安定しない体調が続き、なんとなく旅行そのものが億劫になってきたので、このままいっそ体調崩して、全てキャンセルの方が良いかもと思い始めてきたが、当日は最高のコンディションが仕上がっていたので、観念して行くことになった。いったい誰がこんな無茶な旅行を計画したのだろう。

成田エクスプレスの中でなんとなく腰に違和感があったが、自分には「気のせいにする」という選択肢しか持っていなかったので、そのまま空港に到着。
現地で調達できるかどうかも不安なので、2週間の旅に備えた衣服の量とMacBook Air、充電器など重量を一気に底上げするものなども入っているため、荷物はそこそこ重かった。

旅を共にしたリュック

飛行機のチェックインの待ち時間の最中に、自宅から成田空港までの数時間で腰痛が起きてしまった現実と、再度向き合うことになったが、コルセットを持ってきていたので、それでなんとかする事にした。

搭乗まで2時間ぐらいはマクドナルドで昼食を済ませ、ゆっくりしていた。
毎度、成田空港に着く前は数ある飲食店のどの店に入ろうかと期待値は高いのだが、結局どれもしっくりこなくて、てりやきマックバーガーセットを頼んでいた。
毎度見るお茶漬けの店は外国の方向けなのだろうか。2週間日本食が食べられないのなら日本食の選択肢としては良いのかもしれないが、空港に着くと決まってファストフードや麺類を食べることになる。

搭乗時間になり、予定通り機内へ移動する。
席は事前に確認していた通り、左側にちょっとしたスペースがあるおかげでだいぶマシだったと思う。これから約10時間のフライトが始まる。
なぜかオプションを課金していたので、ブランケットや、使い道に迷うアメニティグッズの詰め合わせを序盤に渡された。
当然必要なかった。誰か冷え性な人を見つけて譲ればよかった。

子供の頃からどこでも寝れるタイプではないので、飛行機では中々眠れなかったが、適当にYouTubeとかみて、睡魔が現れるタイミングを見計らって少しだけ寝た。
窓から見える景色が海から大陸に変わり、もうすぐ着くだろうと少しワクワクしてきたと同時に、この旅が始まるまでずっと懸念だった入国審査が近づいてきている事で、一気に不安になる。

10時間かけて飛んだところで、入り口で拒否されたら全てが終わりだ。強制送還されたくない。。

そんな不安をよそに飛行機は着陸体制に入り、無事アメリカへ着陸した。
着陸後、今までアナウンスが日本語だったのに陽気な英語の案内に変わっていた。


ここまで読んで頂きありがとうございます。
結構長いので、何章かに分けます。
続きはまた次回に書きます。



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