※音声・動画解説あり_10月14日(火)モーサテまとめ〜〜
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東京市場は「大幅安スタート」の可能性も
おはようございます。10月14日火曜日、ニュースモーニングサテライトです。
連休前の週末に日本の政治情勢が不透明となったことを受け、週明けの株価動向には注意が必要です。
金曜日の日経平均株価の終値は4万8000円台。
しかし、シカゴ日経平均先物(CME)と比較すると、
本日の東京市場は大幅安でのスタートとなる可能性が指摘されています。
ニューヨーク市場の動き ― トランプ発言で急反発、AI銘柄がけん引
13日のニューヨーク株式市場は、
先週末の急落から一転し主要3指数がそろって反発しました。




ダウ平均:6日ぶり反発 +587ドル → 43,067ドル
ナスダック:3日ぶり反発 +270ポイント → 18,694
S&P500:3日ぶり反発 +91ポイント → 5,864
セクター別では、情報技術(IT)や一般消費財が上昇し、
一方で生活必需品やヘルスケアが下落しました。

(※セクター:業種ごとの株価動きをまとめた分類のこと)
反発の背景 ― トランプ発言とAI関連銘柄の買い戻し
先週末は、トランプ大統領が中国への輸出規制強化に言及したことで株価が急落しました。
しかし、週明け13日にはその発言を**「心配ない」と修正。
この姿勢の軟化**が投資家心理を大きく改善させ、
**貿易摩擦(※国際間の貿易をめぐる対立)**への懸念が後退しました。
その結果、**押し目買い(※一時的な下げを好機とみた買い)**が広がり、
ダウは先週末の下げ幅の大半を取り戻しました。



特にAI関連銘柄が相場をけん引。
Broadcom(ブロードコム)がOpenAIとの半導体共同開発を発表したことで一時10%高となり、
このニュースをきっかけにナスダックは2%上昇しました。
AIセクター全体で資金流入が強まり、上昇基調を形成しました。
アマゾンの大型採用計画 ― 消費関連株に追い風
一方で、**アマゾン(Amazon)**は年末商戦に向けて、
15万人規模の新規採用を実施すると発表しました。
この動きが「雇用拡大による消費底堅さ」を連想させ、
消費関連銘柄に追い風となったとみられます。
為替と債券市場 ― ドル円152円台、債券は休場

為替市場では、ドル円は152円30銭台で推移。
トランプ発言後のリスク回避後退を受け、円買い圧力が弱まりました。
一方、13日はアメリカが**祝日(コロンブス・デー)**のため、
債券市場は休場でしたが、株式市場は通常通り取引が行われました。
中東ガザ情勢 ― ハマスが人質を全員解放、停戦交渉が大きな節目に

13日、パレスチナ自治区ガザをめぐる停戦交渉が大きな転換点を迎えた。
イスラム組織ハマスは、拘束していた人質20人全員を解放。
これにより、2023年10月のイスラエル奇襲時に連れ去られた生存者全員が解放されたことになる。
約2年間にわたり続いた戦闘は、ようやく終結への道筋を見せ始めた。

イスラエル軍は同日、ハマスによる人質解放を確認。
これを受けて、アメリカのトランプ大統領は「中東の夜明けだ」と演説し、
停戦仲介の成果を強調した。トランプ大統領はイスラエル国会での演説において、
「ガザの復興と経済発展にアメリカとして貢献する」と述べ、
戦後の経済支援への関与姿勢を明確にした。




その後、トランプ大統領はエジプト東部で開かれたガザ和平首脳会合に出席し、
20カ国以上の首脳を前にアメリカ主導の和平計画への支持を呼びかけた。
この動きにより、中東情勢は「戦闘から再建フェーズ」への転換点を迎えたとみられる。
米中関係 ― APEC首脳会談へ「予定通り」開催の見通し

アメリカのベッセント財務長官は13日、国内メディアのインタビューで、
米中首脳会談が予定通り開催される見通しを示した。
両国の首脳は今月下旬、韓国で開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)に合わせて
会談を行う方向で調整している。
一時は、中国によるレアアース(希土類)輸出規制の強化を背景に、
首脳会談が中止される可能性が報じられていた。

しかし、トランプ大統領が12日、自身のSNSで
「中国については心配いらない。すべてうまくいく」と発言。
これにより、市場では米中関係悪化への懸念が後退している。

この発言は前日の株式市場にも好影響を与え、
特に半導体やAI関連銘柄に買いが戻る一因となった。
トランプ政権が貿易対立よりも協調路線へ舵を切る可能性を示唆したことで、
リスクオン(※投資家がリスク資産に積極的に資金を向ける姿勢)ムードが広がった。
背景解説
今回の中東情勢の進展と米中関係の安定化は、
ともに**地政学リスク(※国際情勢が経済や市場に与える不確実性)**の後退を意味する。
特にエネルギー価格の安定化や、世界貿易への悪影響緩和につながる可能性がある。
株式市場では、政治リスクよりも企業業績やAI関連需要といった
「経済ファンダメンタルズ」へ再び焦点が移りつつある。
オープンAIとBroadcomがAI半導体を共同開発へ


13日、**オープンAI(OpenAI)**は、**半導体大手Broadcom(ブロードコム)**と提携し、
独自のAI半導体チップを開発すると発表した。
この新型半導体はオープンAIの設計を基にBroadcomが開発を担当し、
2026年末までに1ギガワット分の生産を見込むとしている。
アメリカメディアによれば、この取引によるBroadcomの受注額は数十億ドル規模に上る見通し。
発表を受けてBroadcom株は10%近い上昇を記録した。

背景には、生成AIの普及拡大に伴うAI計算インフラの自社化需要の高まりがある。
特にOpenAIは、NVIDIAなどの外部依存を減らし、
自社開発によるコスト削減と供給安定化を狙っているとみられる。
ブルックフィールド、AIデータセンター向けに燃料電池へ巨額投資



同じく13日、カナダの大手資産運用会社ブルックフィールド・アセット・マネジメントは、
AIデータセンター向け電源として、アメリカ企業**ブルームエナジー(Bloom Energy)**が開発する燃料電池を導入するため、
最大50億ドル(約7,600億円)を投じる計画を発表した。
ブルームエナジーは、データセンターへの安定電力供給を手がける企業で、
すでに大手電力会社やIT企業オラクルとも提携している。
この発表を受け、ブルームエナジー株は20%以上の急騰となった。
AIインフラ分野では、電力不足への懸念が高まる中、
**代替エネルギー技術(燃料電池や再エネ供給網)**への注目が一段と強まっている。
JPモルガン、国家安全保障・AI分野に230兆円規模の投資計画
米銀最大手のJPモルガン・チェースは13日、
今後10年間で総額1兆5,000億ドル(約230兆円)を投資する包括的計画を発表した。



投資対象はAI・重要鉱物・次世代防衛技術など多岐にわたり、
そのうち最大100億ドルを戦略的出資として実施する方針。
発表では、「国家安全保障とサプライチェーン強化」が主要テーマとして掲げられており、
トランプ政権の国内製造業回帰政策を後押しする動きとみられる。
市場コメント:米国株は「押し目買い」優勢、ハイテク株が主導
番組後半では、米国みずほ証券の兵頭より氏が登場。
13日の米株式相場について、次のように分析した。
「本日の米国株はハイテク株が牽引する形で反発しました。
先週金曜日に大幅安となったものの、米中貿易摩擦に対する懸念が和らいだことで、
押し目買いとみられる買いが入ったと考えています。」
また、兵頭氏は米政府閉鎖の長期化が続く中で、
主要な経済指標の発表が見送られている現状にも言及した。
「実体経済の見極めが難しくなっており、
民間団体が発表する指標や消費関連企業の決算から
景気の方向性を探る動きが強まっています。」
米国の消費動向 ― 民間指標は底堅さを示唆

先週金曜日に発表されたミシガン大学消費者信頼感指数は、
9月からやや低下したものの、5月のボトムを上回る水準を維持した。

この指数は、月末に発表されるコンファレンスボード消費者信頼感指数と連動性が高いことでも知られており、
民間データからは「消費回復基調」との見方が広がりつつある。
年末商戦の焦点 ― 高所得層が支える個人消費
兵頭氏は、今後の焦点について次のようにコメントした。
「年末商戦を控える中で、消費の回復は続くと見ています。
特に企業決算からは、高価格帯商品や法人需要の回復が見られます。」

例として、デルタ航空が7〜9月期決算で市場予想を上回る業績を発表。
高価格帯座席の拡充や、法人出張需要の回復が寄与したと分析された。

さらに、米国の消費支出のおよそ半分を所得上位10%が占めるという構造的特徴を踏まえ、
年末商戦では高所得者層による旺盛な需要が経済を牽引する可能性があると指摘した。
商品市場 ― 金・銀が最高値更新、安全資産に資金流入

13日のニューヨーク商品市場では、原油・金・銀がいずれも上昇した。
ニューヨーク原油先物(WTI)は3日ぶりに反発。
また、金先物は大幅に続伸し、史上最高値を更新した。
背景には、レアアース(希土類)をめぐる米中貿易摩擦再燃への懸念がある。
地政学リスクが意識され、安全資産としての金への需要が高まった。
さらに、銀先物もおよそ45年ぶりに最高値を更新し、
貴金属全体で投資資金の流入が顕著となった。
欧州市場 ― 貴金属高を背景に資源株が上昇
13日のヨーロッパ市場は、主要3カ国でいずれも反発した。

イギリス:3日ぶりに反発、貴金属価格の上昇を背景に資源関連株が買われた。
ドイツ:反発。
フランス:3日ぶりに反発。
金属・エネルギー関連の上昇が市場全体を押し上げた格好となった。

シカゴ日経平均先物 ― 47,015円
シカゴ日経平均先物は47,015円。
金曜日の東京市場終値(4万8000円台)と比較すると、
大幅安での寄り付きが想定される水準となっている。
政治情勢の不透明感や円相場の変動が、
連休明けの東京市場に一段のボラティリティをもたらす可能性がある。
ゲスト対談 ― 政局不透明感と為替の行方


番組後半では、桜美林大学・山田周平氏、
およびソニーフィナンシャルグループ・石川久美子氏が登場し、
日本の政治・為替情勢について議論が交わされた。
山田氏は次のように述べた。




「米中首脳会談が予定通り行われることは市場にとって安心材料です。
ただ一方で、日本の政治は不透明な状況にあります。
誰が総理になるにしても、まず早く決めてほしい。
そして、選挙を経ずに政権の枠組みが変わることには、有権者として疑問を感じます。
新しい政権が発足したら、外交を一段落させた上で、
できるだけ早く民意を問うてほしいと思います。」
山田氏は、政治空白を作らない迅速な政権移行を求めつつ、
選挙による正統性の確保の重要性を指摘した。
為替見通し ― 高市政権不透明なら円高リスクも
続いて、石川久美子氏は為替市場の視点から次のように述べた。
「連立政権の行方は、為替市場でも大きな注目材料です。
高市さんでない場合は、円高方向に揺れる可能性があると見ています。
政局不透明感は短期的な乱高下の要因になり得ます。」
石川氏はまた、米中摩擦の緩和による一時的な安心感を認めつつ、
その裏で各国が対中輸出を拡大し“漁夫の利”を狙う動きに言及。
「イギリスやブラジルなどが対中輸出を伸ばしています。
中国の内需は依然強く、鉄鉱石や大豆などの需要は高い。
もしディール(取引)が成立しても、
中国はすでにアメリカへの依存を減らす体制を整えており、
以前の関係には戻らないでしょう。」
さらに石川氏は、この構図がBRICS諸国にも波及していると分析。
西側諸国とグローバルサウス(新興国陣営)の対立激化が、
今後の貿易構造や通貨動向に長期的影響を及ぼす可能性を指摘した。
為替概況 ― 円安の裏で新興国・資源国通貨が堅調




連休明けの外為市場を展望するにあたり、まず主要通貨の現状を確認する。
ドル円は152円30銭台、ユーロ円は176円20銭台。
人民元は1ドル7.13元台、豪ドルは99円10〜20銭。
英ポンドは203円前後での推移となっている。
また、ブラジルレアルは27円80銭台、トルコリラは4円43銭台で取引されている。
本日の焦点は、米中交渉関連の報道およびパウエルFRB議長の発言機会。
市場ではこれらが波乱要因となる可能性が指摘されている。
円安の背景 ― 高市トレードとキャリートレードの再燃
ソニーフィナンシャルグループの石川久美子氏は、
先週の円安の主因について次のように分析した。


「高市自民党新総裁が積極財政を志向し、
利上げに慎重な姿勢を示していると受け止められたことで、
円安が進んだと考えられます。金融市場全体のムードは落ち着いており、
その中で進んだ円安が新興国・資源国通貨の買いを誘発しました。」

石川氏は、為替市場の構造的な動きとして円キャリートレード(低金利の円を借りて他国通貨で運用する取引)を指摘。
番組内で示された図では、「VIX指数(市場の不安心理を示す指標)」と「円の実効為替レート」を重ね合わせ、
VIXが低水準にある間はリスクオンの円売りが継続しやすい構図を示した。

現状と市場の評価 ― 「円安は一服も買い戻し弱く」
石川氏は足元の相場環境についても次のように述べている。
「初動の円急落は一服感がありますが、
高市総裁が円安を抑制するような発言を行ったにもかかわらず、
市場は半信半疑で見ています。
円を買い戻す動きは限定的で、方向感を欠く展開です。」

さらに、国内の連立交渉が難航している状況についても触れ、
「もし連立が成立すれば、再び同様の円キャリートレードが発生する可能性があります」
とし、政治要因が短期的な為替トレンドを左右する局面にあると分析した。
アメリカ要因 ― 政府機関閉鎖の影響と雇用リスク
石川氏は続いて、アメリカの政府閉鎖が市場に与える影響を次のように解説した。

「閉鎖が長期化すると、クリスマス商戦に向けた消費に逆風となる恐れがあります。
さらにトランプ大統領は一部公務員の解雇を示唆しており、
雇用情勢の悪化が加速するリスクもあります。」
この発言は、今後の米景気減速懸念やドルの強弱を見極める上で重要なポイントといえる。
新興国通貨の行方 ― 分岐点は月末APEC首脳会議
石川氏は、今後の為替動向の焦点として新興国・資源国通貨を挙げた。

「月末のAPEC首脳会議が分岐点です。
南アフリカやブラジルなどでは、ドル高が進めば自国通貨が下落する可能性があります。
しかし、市場が安定している局面では、
ブラジルレアル、南アランド、そして中国と貿易関係が深いオセアニア通貨に
追い風が吹く展開もあり得ます。」
この分析は、ドル相場の動向次第で資源国通貨の優位性が変動する可能性を示唆している。
投資家にとっては、APEC会議の結果とともに、
米中貿易協議・連立政権交渉・FRB発言の三要素が短期トレンドの鍵となる。
今日の天気




債券市場 ― 日本の長期金利は1.690%

前週末の日本国債市場では、**10年債利回りが1.690%**と小幅に上昇した。
連休中の海外市場でリスク回避ムードがやや和らいだ一方、
日本の政局不透明感が引き続き上値を抑える要因となっている。
世界株式の動き ― 米中摩擦懸念で中国は続落、欧米は反発
13日の世界株式市場では、地域ごとに明暗が分かれた。

中国・上海総合指数:続落。米中貿易摩擦激化への懸念が売りを誘った。
インド・SENSEX:反落。
ロンドンFTSE、ドイツDAX、フランスCAC:いずれも反発。
ブラジル・ボベスパ指数:反発。
ニューヨーク市場:主要3指数がそろって反発。
世界的には、米中懸念後退によるリスク回復基調が見られる一方、
アジア市場では中国経済への不透明感が依然として重しとなった。
シカゴ・大阪先物 ― 東京市場は下値模索も押し目買いの動き

13日の大阪取引所・夜間取引では、日経平均先物が46,980円。
CME先物や為替動向を踏まえると、連休明けの東京市場は軟調スタートが予想される。
JPモルガン証券の高田氏によると、
本日の予想レンジは46,800円〜47,200円。
「連休中に浮上した複数のリスク要因が相場の上値を抑える」との見方を示した。
「日本の政局や新型コロナに加えて、米中対立再燃の懸念もあります。
ただ、米中問題への過度な警戒感は和らいでおり、
東京市場も下値を固めながら49,000円台への戻りを試す展開を想定しています。」
日本株の主役は「政治」か「AI」か

番組では、「日本株の主役は政治かAIか」というテーマについても議論が交わされた。
高田氏は、短期的には政局が主導する一方、中期的にはAI関連銘柄が相場を支えると分析する。

「先週前半は高市新総裁への期待感から海外勢が日本株を買い進めました。
しかし、週末以降は政局不透明感を背景にポジション調整が入り、
市場はスピード調整の局面にあります。
首班指名の行方次第では、日経平均が再び1,000円以上の急落に見舞われる可能性もあります。」
ただし、高田氏は「政治要因は一過性」であり、
市場の根底を支えるのはAI関連銘柄の動向だと強調した。
「AI関連のトレード」とは何か ― 実利を伴う新たなテーマへ

高田氏によれば、JPモルガンでは企業決算や事業説明会のテキストを解析し、
**AI関与率(AI技術を収益源として活用している度合い)**を算出。
このスコアが高い企業群(いわゆる「AI銘柄」)の株価パフォーマンスは、
夏以降も上昇基調を維持しているという。
特に日本市場ではAI関連の中核に半導体関連株が多く、
米国のハイテク株高との強い相関が確認されている。

「AI関連株はもはやテーマ株ではありません。
利益率のコンセンサス予想が改善に転じており、
企業の実態としてAI投資が収益化フェーズに入っています。」
つまり、**“ストーリー先行”から“実益主導”**へと段階が移行しているという見立てだ。
過熱感と持続性 ― 「AIバブル」ではなく成長再加速局面
一方で、「AIバブルではないか」との指摘も根強い。
高田氏はこれについても冷静に分析を加える。


「確かに短期的な上昇スピードには過熱感がありますが、
投機筋による買いはあくまで失地回復の段階です。
夏以降、約8,000億円規模の買い越しが確認されましたが、
依然として昨年(2024年)のピーク水準を下回っています。」

さらに、短期筋が利益確定に動いたとしても、
中長期のファンダメンタル投資家が押し目を拾う展開が想定されるという。
海外のアクティブ投資家は依然として日本のテクノロジー株を
ベンチマーク比でアンダーウェイト(保有比率が低い)にしており、
この修正が進めば、AI関連銘柄の需給面での支援材料となる可能性が高い。
米企業決算 ― 7〜9月期は「良好な内容」見通し
番組では、米国みずほ証券の兵頭氏が登場し、
7〜9月期の米企業決算シーズンの見通しを語った。
「市場では、今回の決算はおおむね市場予想を上回る良好な内容になるとの見方が広がっています。
特に、金融機関の決算が今後の方向感を占うカギになると考えています。」
兵頭氏によると、決算発表の先陣を切る金融セクターの内容が、
市場全体のセンチメントを左右するとの見解だ。
FOMC見通し ― 年内「2回の利下げ」が市場のコンセンサス

9月の**FOMC(米連邦公開市場委員会)**で示された参加者の金利見通しでは、
「年内あと2回の利下げを予想する」メンバーが多数を占めた。
市場でも、10月FOMCでの利下げを織り込む動きが広がっている。
兵頭氏はこう解説する。
「一般に金利低下は、銀行の利ざや(純金利収入)の縮小を通じて、
金融機関にとっては逆風になります。
一方で、投資銀行部門を持つ金融機関にとっては、
市場のボラティリティ上昇による取引増加や、IPO市場の活況が追い風になる可能性があります。」
このように、金利低下は商業銀行にとってはマイナス要因である一方、
投資銀行にとってはプラスの影響をもたらす「二面性」がある。
投資銀行部門に追い風 ― ジェフリーズの決算が先行指標に
兵頭氏は、先行して発表されたジェフリーズ・ファイナンシャル・グループの決算に注目した。

「ジェフリーズは、投資銀行部門と資本市場部門の業績がともに市場予想を上回りました。
特にアドバイザリー(助言)事業では過去最高の業績を記録しています。」
この好調な内容が、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなど
大手金融機関の決算に対しても先行指標的な意味を持つと指摘した。
M&A市場 ― 世界で1兆ドル超、アメリカが主導

また、M&A(企業の合併・買収)市場の動向にも触れた。
「4〜6月期の世界のM&A取引額は1兆ドルを超え、
アメリカが取引件数・金額ともに牽引しました。
大手金融の経営陣らは、年末にかけてもこの勢いが続くとみています。」
M&A活動の活発化は、投資銀行の手数料収入増加につながるため、
金融セクターにとって明るい材料となる。
今週の焦点 ― JPモルガン、シティ、ウェルズ・ファーゴ、GSが決算発表へ
兵頭氏は、14日以降に予定される金融機関の決算スケジュールを次のように整理した。
JPモルガン・チェース
シティグループ
ウェルズ・ファーゴ
ゴールドマン・サックス
「これらの決算では、投資銀行部門の収益動向が注目点です。
市場ボラティリティの上昇が続いているため、
トレーディング部門の業績にもポジティブな影響が期待されます。」
為替と商品市場 ― 安全資産買い続く
為替市場では、ドル円が149円30銭台で推移。
一方、商品市場ではリスク回避の流れを背景に、貴金属価格が急上昇した。
原油先物(WTI):3日ぶりに反発
金先物:大幅続伸し、過去最高値を更新
銀先物:約45年ぶりに最高値を更新
投資家心理の改善が進む一方、安全資産への分散投資も続いている。

四中全会とは何か ― 中国政治の重要意思決定機関

中国共産党は、10月20日から23日にかけて「四中全会(第14期第4回中央委員会全体会議)」を開催する。
この会議は、約200名の中央委員が出席し、5年に一度の党大会と党大会の間に開かれる最重要会議である。
党大会の機能を一部代行し、政治・経済・外交の中期方針を定める場として位置づけられている。

桜美林大学の山田周平氏は、今回の会議の焦点をこう整理する。
「今回は第14次五カ年計画の基本方針を決めることが主なテーマです。
習近平総書記を含む党最高首脳も中央委員から選ばれます。
この全会議の決定が、来年3月の全国人民代表大会(全人代)で正式に国策化されます。」
第14次五カ年計画の意義 ― 成長から「質」への転換
中国では1953年に第1次五カ年計画が策定されて以来、
経済運営の中期指針として現在も重要な役割を担う。
今回は、景気減速下での政策転換期にあたる重要な会議となる。
山田氏は次のように説明する。
「中国経済はいま供給過剰と需要不足のミスマッチに直面しています。
習近平政権は“新質生産力”を掲げ、EVや太陽光パネルといったハイテク製造業を強力に支援してきました。
しかし、供給拡大が行き過ぎ、価格競争が激化しているのが現状です。」
中国景気の現状 ― 需要不足と「逆資産効果」
中国の国家統計局は、20日に7〜9月期GDPを発表予定だが、
民間調査(日本経済新聞まとめ)では前年同期比4.6%と、
前期(5.3%)から成長の鈍化が予想されている。

需要不足の背景には以下の要因がある。
供給過剰:ハイテク製造業中心の過剰投資
消費停滞:白物家電やスマートフォンなどの買い替え需要が一巡
不動産不況の長期化:住宅価格が上昇せず、家計が支出を控える“逆資産効果”が発生
山田氏はこう指摘する。
「不動産価格が上がらないために消費者が財布の紐を締めてしまう。
この問題の解決方向が、今回の五カ年計画で問われる最大の焦点です。」
注目点①:成長率目標の設定はあるか
過去の五カ年計画では経済成長率目標が明記されていたが、
前回はコロナ禍の影響で数値目標が見送られた。
今回は成長率目標を再び提示するかどうかが注目される。

「成長率目標を出すかどうかは、中国当局の景況感を示す“バロメーター”です。
数字が明示されれば、経済運営の自信を示すシグナルとなります。」
注目点②:産業政策の焦点 ― 「国産化」から「強靭性」へ
長引く米中貿易摩擦を受け、中国は半導体など戦略分野の国産化を推進してきた。
これまで掲げていた「2030年までに自給率70%」という目標は、現実的に困難との見方が強い。

山田氏は、今回の方針転換を次のように読み解く。
「“中国製造2025”以降の路線は維持されるものの、
今回は“強靭性(resilience)”がキーワードになるでしょう。
他国に依存せず、必要なものを自国で生産できる体制を築くということです。」
具体的には、
最先端半導体の自国内製造能力の強化
製造装置・素材の国産化比率向上
といった方向性が想定される。
注目点③:政治・外交の人事動向と対米メッセージ
四中全会は経済のみならず、人事・外交方針も決定される政治イベントである。
山田氏は以下の点に注目すべきと述べた。
「外交責任者の王毅氏や、外務大臣の後任者を含む人事が焦点となります。
軍や外交の一部人事が不透明なままですが、その去就が明らかになる可能性があります。」
また、五カ年計画の文書には、アメリカへの対抗姿勢を示す文言が含まれる可能性がある。
例えば「保護主義への反対」や「国際協調の重視」など、
対米メッセージを暗示する文言が盛り込まれる見通しだ。
日中関係への影響 ― 「安定志向」だが日本企業には明暗
日本への直接的な言及は想定されないが、山田氏は次のように展望した。


「中国はアメリカとの関係で手一杯のため、日本とは対立を避けたいと考えています。
よって、日中関係は当面“安定志向”の方向とみられます。」
ただし、経済面では影響も出得る。
半導体製造装置など日本の輸出分野は減少リスク
一方で、消費重視・コスパ志向の高まりが進めば、
日本の外食・日用品など“価格競争力のある分野”には商機が広がる可能性もある。
AUSA見本市が開幕 ― 世界が注目する軍事テクノロジーの現在地
アメリカ・ワシントンでは13日から、世界最大級の防衛装備品見本市「AUSA(Association of the United States Army)」が開かれている。
ロシア・ウクライナ情勢をはじめ、世界各地で地政学的リスクが高まる中、
各国の防衛産業・軍需企業に注目が集まっている。
現地からは、テレビ東京ワシントン支局の布井記者がレポートを伝えた。
トマホーク巡航ミサイル ― ウクライナ供与をめぐる注目

会場で最も注目を集めているのは、レイセオン・テクノロジーズ社製の巡航ミサイル「トマホーク」。
全長約6メートルの模型が展示され、隣には輸送・発射兼用の車両も並んでいる。
トマホークは軍艦や潜水艦から発射可能な長射程ミサイルで、
射程距離は約1,600キロ。
現在ウクライナが保有する射程約300キロのATACMSよりも5倍以上の射程を持ち、
ロシアの首都モスクワも射程圏内に収める。
布井記者は次のように伝えた。


「ウクライナへのトマホーク供与をめぐり、ゼレンスキー大統領が17日に訪米し、
トランプ大統領と会談する予定です。トランプ氏も供与を示唆しており、
停戦協議が進まない中、ロシアへの圧力を強める狙いがあるとみられます。」
展示の主役はドローン・無人機技術

今回のAUSA見本市では、ロシア・ウクライナ戦争を契機に急速に導入が進む
**ドローンおよび無人機(UAV)**関連の展示が大半を占めている。


米ロッキード・マーティン傘下のシコルスキー社は、
陸軍主力ヘリ「ブラックホーク」の無人化改良モデルを発表。
操縦席を廃止することで積載容量を20%以上拡大し、
大型ミサイルなどの運搬が可能になった。
初飛行は来年を目指すという。
このように、遠隔操作型・自律型兵器への関心が高まる中、
**ドローン迎撃技術(カウンター・ドローン)**にも注目が集まった。
ドローン迎撃装置 ― 電波妨害で無力化



オーストラリア企業が展示したライフル型ドローン迎撃装置は、
妨害電波を照射してドローンを強制着陸・無力化することができる。
今年6月にはヨーロッパ企業から約90億円規模の受注を獲得し、
日本市場での展開にも意欲を示した。
これらの技術は、ウクライナ戦争で実戦的価値が確認されており、
今後の安全保障市場での需要拡大が見込まれている。
日本への波及 ― 防衛費拡大で注目高まる




日本政府は、**2023年度からの5年間で防衛費を43兆円(従来比1.6倍)**に増額する方針を示している。
こうした政策転換により、海外防衛企業による日本市場への関心が一段と高まっている。
また、トランプ大統領が今月下旬に訪日予定で、
日本政府に対してさらなる防衛費増額を求める可能性も取り沙汰されている。
そのため、AUSAに出展した米企業の間でも、
「日本との共同開発」「輸出許可拡大」への期待感が広がっている。
米GDP見通し ― 成長鈍化を示唆、年末の利下げ期待も高まる

ウォール・ストリート・ジャーナルがエコノミストに実施した調査によると、
**2024年10〜12月期の米実質GDP(国内総生産)は、
前期比年率で+1.14%**と見込まれている。
これは、7月時点の+1.08%からの下方修正となり、
アメリカ経済が徐々に減速局面へ移行していることを示している。
成長見通し引き下げの背景には、
・AI投資は活発に続いている一方で、
・関税や貿易をめぐる不透明感が一時的に緩和したことで、
企業の先行き慎重姿勢が強まったことが挙げられる。


また、雇用者数の増加見通しも大きく下方修正され、
従来の「月平均15万人増」から「5万人程度」へと縮小。
年末時点の政策金利についても、
従来の見通しから引き下げられ、4.3%前後が新たな平均予想となった。
市場では、FRB(米連邦準備制度理事会)の追加利下げを見込む声が一段と強まっている。
今月末のFOMC ― 利下げはほぼ確実視
米国株式市場の注目テーマは、今月末のFOMC(連邦公開市場委員会)。
三井住友銀行ニューヨークの坂本篤秀氏によると、
市場では利下げがほぼ100%織り込まれた状況となっている。
米シカゴ・マーカンタイル取引所のフェドウォッチでも、
「今会合での利下げ確率はほぼ100%」とされている。
ただし坂本氏は、

「データを詳細に見ると、本当に利下げをして大丈夫なのかという疑問もある」
と述べ、FOMCの利下げ判断を慎重に検証する必要性を指摘した。
中立金利とは ― 経済を「熱しも冷ましもしない金利」
まず議論の基礎となるのが「中立金利(Neutral Rate)」の考え方だ。
中立金利とは、景気を加速も減速もさせない理論上の金利水準であり、
FOMC参加者がそれぞれの見方を「ドット(点)」で示したドットチャートで推定される。

坂本氏は次のように説明した。
「中立金利は正確に観測することができず、推計値に依存します。
現在のアメリカ経済では、この“中立金利がどこにあるのか”を判断することが
一層難しい局面にあります。」
労働参加率の低下 ― 移民減少と高齢化の影響
坂本氏が「中立金利の判断を難しくしている要因」として挙げたのが、
労働参加率の低下である。
2025年以降、アメリカの労働参加率は緩やかに低下する見通し。
その主因は移民流入の減少にある。

「トランプ政権による不法移民対策を受け、
今年に入って移民流入が急減しています。
若い移民が減ることで高齢化が進み、
将来的に労働供給の減少が避けられません。」
労働力不足は中立金利を押し下げ方向に働かせる要因となる。
一方で労働生産性は上昇 ― AIが牽引する「第2のIT革命」
一方、アメリカの労働生産性は上昇傾向を強めている。
1990年代後半〜2000年代初頭、Windows 95発売をきっかけに起きたIT革命と同様に、
現在はAI技術の急速な普及が生産性上昇を支えているという。

「2022年末にChatGPTが登場し、
その後AIブームが広がったことを踏まえると、
現在の生産性上昇はAI普及の影響を受けている可能性が高いです。」
労働力が減少しても、AI導入により**潜在成長率(Potential Growth Rate)**が押し上げられる構図。
このため、中立金利には上昇圧力も加わっている。
上昇・下落の要因が拮抗 ― 中立金利の実像が不明瞭に
坂本氏は、「労働供給の減少」と「生産性の向上」が同時進行する現在、
中立金利が上昇しているのか、低下しているのか、判断が極めて難しくなっていると説明する。

「中立金利を押し下げる要因(労働供給減少)と、
押し上げる要因(生産性上昇)が同時に存在するため、
FOMCメンバーの見方が大きく分かれています。」
もし中立金利が予想より高い水準にある場合、
現在の利下げは“行き過ぎ”となるリスクがある。
利下げしすぎのリスク ― インフレ再燃とバブル懸念
坂本氏は、過度な利下げによるリスクとして次の2点を挙げた。
インフレ再燃リスク
サービス価格が底堅く、モノ以外の物価が高止まりしている。
利下げが早すぎれば、サービスインフレが再び加速する恐れ。
資産価格バブル
金利低下に伴い、株価などの資産価格が実体を超えて上昇。
いわゆる「金融相場」の色合いが強まり、後に急激な調整を招く可能性。
株式市場との関係 ― 金利低下が株高を支える構図
坂本氏は、S&P500と米10年債利回りの推移を比較し、
「7月以降、株高が金利低下を伴って進行している」と指摘。

「金利低下による株価上昇は典型的な金融相場の構図。
もし利下げが誤りであれば、株価は実体を離れて上がり、
その後の反動で大幅調整リスクもあります。」
したがって、今後はインフレ統計の上振れに注意を払う必要があるという。
総括 ― “正しい利下げ”か、“過剰緩和”か
坂本氏は、今回のFOMCを「金融政策の転換点」と位置づけた。

「年内に2回の利下げが織り込まれていますが、
生産性の上昇を過小評価した利下げであれば、
結果的にインフレ再燃や資産バブルを招くリスクがあります。
FRBは“適正な中立金利”を見誤らないことが重要です。」
オープンAI × Broadcom ― 「AI半導体」新時代へ
13日、**オープンAI(OpenAI)**は、
半導体大手Broadcom(ブロードコム)と提携し、
独自のAI向け半導体チップを共同開発すると発表した。
BroadcomがオープンAIの設計を基に開発を担当し、
2026年末までに1ギガワット分の生産を予定。
アメリカメディアは、この取引によりBroadcomが
数十億ドル規模の受注を獲得すると報じた。
発表直後、Broadcom株は約10%上昇している。
山田氏の見解 ― 「NVIDIA一強」から広がるAIエコシステム
桜美林大学の山田周平氏は、このニュースをこう分析した。
「オープンAIとBroadcomの提携は、
もはやNVIDIAだけではAI需要をまかないきれないことを意味しています。
Broadcomの株価上昇は単に個別材料というより、
AI需要全体が依然として強いという市場評価の表れです。」
さらに山田氏は、Broadcomの**ファブレス(工場を持たない)**モデルにも注目。
「Broadcomは自社工場を持たないため、
実際の製造は台湾TSMCの米国工場などに委託される可能性が高い。
これは、AIサプライチェーンがアメリカ本土へ回帰しつつある動きを示しています。」
つまり、この提携は**米国内製造回帰(リショアリング)**の流れを加速させ、
AI関連投資が経済全体に波及する契機になる可能性がある。
新興国通貨のリスク ― 「強さ」の裏に潜む不安要素
続いて、ソニーフィナンシャルグループの石川久美子氏は、
最近堅調な新興国通貨の持続性について警鐘を鳴らした。
「米中交渉の進展期待などで一時的に追い風が吹いていますが、
為替市場は基本的に米ドルや先進国通貨主導です。
各国固有のリスクは置き去りにされやすく、
例えばブラジルでは財政赤字や高金利が依然として経済の重荷になっています。」
石川氏はさらに、
「新興国通貨は短期的に買われても、
財政不安や外貨流出で急落リスクが常に存在します。
投資家は各国の“個別事情”に目を向ける必要があります。」
と強調した。
市場のまとめ ― 材料が錯綜する中で高まるボラティリティ
番組の最後には、日経平均先物についての言及もあった。
「46,000円台での推移」という水準から見て、
東京市場は1,000円以上の下落で始まる可能性がある。
山田氏は次のようにまとめた。
「週末に材料が多数出そろいましたが、内容は強弱入り混じっています。
どの要素を市場が重視するかによって、
相場は上にも下にも大きく振れる可能性があり、
しばらくボラティリティ(価格変動性)の高い局面が続きそうです。」
野党3党、首相指名選挙での「候補一本化」を協議へ

立憲民主党と日本維新の会、国民民主党の3党が、
総理大臣指名選挙への対応をめぐって幹事長会談を行う方向で調整していることが分かった。


立憲民主党は、臨時国会で実施される首相指名選挙に向け、
**「野党統一候補の擁立」**を他党に呼びかけており、
3党間で候補者の一本化を模索している。
国民民主党の玉木雄一郎代表は、立憲民主党の野田佳彦代表との党首会談に応じる意向を示しており、
今後の野党協議の焦点は、政策調整と候補者選定の優先順位に移りつつある。
政策の隔たり ― 安全保障・エネルギー政策が争点に
ただし、3党間では政策面での隔たりが大きい。
特に、

安全保障政策(防衛費増額や敵基地攻撃能力)
エネルギー政策(原発再稼働・再エネ比率)
といった分野で立場が分かれている。
このため、党首会談に先立ち、
3党の幹事長レベルで協議内容を整理する方針が固まった。
立憲民主党関係者によれば、
「一致できる政策分野をまず確認し、実務的な協力体制を構築したい」
との意向がある。
「3党協力」で政権交代の可能性も
もし3党が候補者一本化に成功すれば、
与党(自民党・公明党)に対抗する野党連携の枠組みが形成されることになる。
政権交代の可能性も取り沙汰されており、
今後の協議結果次第では、政治地図の再編が進む可能性がある。
特に、国民民主党が連携にどの程度踏み込むかがカギとなる。
政策協定レベルにとどまるのか、あるいは**「政権交代を視野に入れた本格連立」**を目指すのか、
注目が集まっている。
与党側の動き ― 自民党は連立離脱への説明へ

一方、自民党では、連立を組んでいた公明党の離脱を受け、
党内の結束を図る動きが進んでいる。
高市早苗総裁はきょう、所属国会議員に対して
連立解消の経緯や今後の対応方針を説明する見通し。
高市総裁はすでに、国民民主党や日本維新の会との政策協議に含みを持たせており、
**「再編を前提とした新たな政権構想」**が水面下で検討されているとの見方も出ている。
総括 ― 首相指名選挙が「政局の分水嶺」に
野党側では「候補一本化」、
与党側では「連立再構築」。
双方の思惑が交錯する中、
首相指名選挙は事実上の“政権選択”の場となりつつある。
今後数日の党間交渉の行方次第で、
日本の政治地図は大きく塗り替わる可能性がある。

今日の注目ポイント
米GDP見通し+1.8%→+1.4%へ下方修正
FRB年末金利見通し4.3%、利下げ期待が再燃
オープンAI×Broadcom提携でAI半導体競争が新局面へ
AIサプライチェーンの米国回帰が進む可能性
新興国通貨の堅調は一時的、財政・金利リスクに要警戒
東京市場は不透明材料交錯で荒い値動きの展開も
本日も最後まで読んで下さり。ありがとう互財益した。
来週もモーサテまとめ頑張ります💪
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