【建築のタネ】積読のススメ
積読のススメ
─心のログを積もう─
No.044
机や本棚に高く積まれた本の山。それは「読めていない失敗作」ではなく、あなたがその瞬間に抱いた関心や問題意識を静かに記録する“心のログ”です。読書計画に追われるより、まずは直感のままに本を迎え入れ、後日の自分へメッセージを残してみませんか?

「買わないよりは買って、積んじゃいましょう!」
…っていうお話です。
■積読は思考の模型
建築模型が思考を可視化するように、積読はあなたの思考の変遷を立体で示しているとも言えます。背表紙の列を眺めれば、過去の関心テーマや設計課題の迷いまで…。
「あそこで躓いたからこの本を買ったんだった…!」
…と、その本の存在と共に記憶が立ち現れたりもします。

■「読めない本」が読める日
難解で放置した専門書が、経験を重ねた数年後に突然、すっ…と頭に入る瞬間があります。積読は成長のメモリチェック。よくわからないけど、突然読めるようになった時のあの感動には代替品がありません!

「読める…!読めるぞっ…!」
■すぐそこにある ぼんやりした記憶
毎朝5分でも本を開くと、積読は静かに動き出します。5分でいいです。設計スケッチの余白を読むように、少しずつページをめくる習慣が創造力の燃料になります。
また、短時間でもパラパラとめくるのも重要です。買ってから全く読まないのではなく、1度は何が書いてるのかを頭に入れるのはすごく大事です。
「読んでないけど、あの本に書いてあった気がする…」と思い立って、すぐに手に取れる準備をしておくことは積読の、とりあえず買っておく、という行為を最大限に生かしてくれます。

■まとめ
積読は“未完”ゆえに余白がある、あなただけのコレクションです。その余白に現在の自分を差し込み、時には過去の自分と対話する──それこそ読書が人生設計へ寄与する醍醐味ともいえるのではないでしょうか。
でも、最終的には読みましょうね!
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