【建築のタネ】水たまりのデザイン
No.001 #日常の視点_bn
水たまりのデザイン
─水たまりだってデザインできます!!
歩きながら水たまりをよけたときにふと思ったのですが、水は低いところに集まるからみずたまりができますよね?
つまり、高低差(深さ)とオーバーフローのコントロールでみずたまりはデザインできるのではないでしょうか?

■ 水たまりの原理
水たまりは、単に低い場所に水が溜まる現象ですが、その形や広がり方は周囲の地形や地面の素材によって変化します。
つまり手を加えるのは必ずしも水の方ではないのです。いじるのは地面の方です!ここにはきっと建築の介入余地がありますよね!
水の流れを制御することで、水たまりの形や大きさをデザインできるのではないか?
そんな視点から生まれる新たな空間の可能性について考えてみましょう。
■ 身近な現象から生まれるデザイン
デザインは、ときに身近な現象から着想を得ることがあります。
例えば、都市の舗装や公園の小さなくぼ地に水が溜まり、思わぬ場所で水景が生まれることがあります。これを意図的にデザインすれば、新しい景観や環境が作れるかもしれません。
■水の美術館

大変に美しい水景をもつ建物の1つが
石上純也設計事務所による「水の美術館」でしょう。幻想的です…
中国・山東省の湖を横断するように建てられたこの美術館は…
できるかぎり環境と建築を近付け、できるかぎりその境界のあり方を曖昧にし、できるかぎり僕たち人間にとって自然を優しい存在にしていけるのか。
…という課題を掲げて設計された施設です。
すなわち、建築と自然の対等な関係を体現した内部空間。その様子は、巨大な水たまりにをよけながら歩く空間体験のようですらありますね。
■ 建築・都市設計への応用
実際に、建築やランドスケープデザインの分野では、水を意図的にためるデザインが活用されています。
例えば、公園の「レインガーデン」では、雨水を一時的に溜め、自然に浸透させる仕組みが取り入れられています。
また、都市設計では、道路の縁石を工夫して雨水の流れをデザインすることで、排水や景観のコントロールを行うこともあります。

鹿島建設 - グリーンインフラのページより
■まとめ
今回は、水たまりという日常の小さな現象から、新たなデザインの可能性を考えてみました!
次に雨の日に外を歩くときは、足元の水たまりにちょっと目を向けてみてはいかがでしょうか?
できれば…怪しまれない程度にお願いします。
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